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Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


18.1.3 ?パラメタを使用する際の処理の流れ

APの実行時に,入力値だけが異なる複数の操作系SQLの処理を行う場合,?パラメタを使用すると,SQL文の前処理を何度も行う必要がなくなり,APでSQL文を組み立てるときに比べて,処理効率を高めることができます。

?パラメタを使用する場合は,SQL文のAPから値を渡される個所に「」を指定し,CLI関数のa_rdb_SQLPrepare()でSQL文を前処理します。その後,CLI関数のa_rdb_SQLBindParams()で?パラメタを設定することで,?パラメタを指定したSQL文を実行できます。

?パラメタを使用する際の処理の流れを次の図に示します。

図18‒3 ?パラメタを使用する際の処理の流れ

[図データ]

?パラメタについては,マニュアルHADB SQLリファレンス変数(?パラメタ)を参照してください。