Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


8.7.67 getSchemas()

〈この項の構成〉

(1) 機能

スキーマ名を取得します。

このメソッドを実行したHADBユーザが持っている権限によって,取得できるスキーマの情報が変わります。権限と取得できるスキーマの情報については,マニュアルHADB システム構築・運用ガイドHADBユーザが参照できるディクショナリ表とシステム表の範囲を参照してください。

(2) 形式

public synchronized ResultSet getSchemas() throws SQLException

(3) 引数

なし。

(4) 戻り値

ResultSetオブジェクトが返却されます。返却されるResultSetオブジェクトの形式を次の表に示します。

表8‒65 返却されるResultSetオブジェクトの形式(getSchemasメソッドの場合)

列番号

列名

列の意味

1

String

TABLE_SCHEM

スキーマ名

2

String

TABLE_CATALOG

常に空の文字列を返します。

(5) 発生する例外

このメソッドを実行する前に,Connectionオブジェクトがクローズされている場合,SQLExceptionが投入されます。