Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


8.1.1 Arrayインタフェースのメソッド一覧

〈この項の構成〉

(1) Arrayインタフェースの主な機能

Arrayインタフェースでは,配列型の列へのアクセス手段として主に次の機能が提供されています。

(2) HADBでサポートしているArrayインタフェースのメソッド

HADBでサポートしているArrayインタフェースのメソッドの一覧を次の表に示します。

表8‒1 Arrayインタフェースのメソッドの一覧

項番

Arrayインタフェースのメソッド

機能

1

getArray()

配列型の列の全配列要素をObject配列として取得します。

2

getArray(long index, int count)

配列型の列の一部の配列要素をObject配列として取得します。

3

getBaseType()

Arrayオブジェクトの配列要素の要素データ型をJDBCのSQLデータ型で取得します。

4

getBaseTypeName()

Arrayオブジェクトの配列要素の要素データ型をHADBのデータ型名で取得します。

5

getResultSet()

配列型の列の全配列要素を格納した結果セットを取得します。

6

getResultSet(long index, int count)

配列型の列の一部の配列要素を格納した結果セットを取得します。

重要

この表に記載されていないメソッドは,HADBではサポートしていません。サポートしていないメソッドを実行すると,SQLExceptionが投入されます。

(3) 必要なパッケージ名称とクラス名称

Arrayインタフェースを使用する場合に必要なパッケージ名称とクラス名称を次に示します。