Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


8.1.5 getBaseTypeName()

〈この項の構成〉

(1) 機能

Arrayオブジェクトの配列要素の要素データ型をHADBのデータ型名で取得します。

(2) 形式

public synchronized String getBaseTypeName() throws SQLException

(3) 引数

なし。

(4) 戻り値

Arrayオブジェクトの配列要素の要素データ型が,HADBのデータ型名(Stringオブジェクト)で返却されます。

getBaseTypeNameメソッドの戻り値と要素データ型(HADBのデータ型)の対応を次の表に示します。

表8‒4 getBaseTypeNameメソッドの戻り値と要素データ型(HADBのデータ型)の対応

要素データ型(HADBのデータ型)

戻り値(返却される文字列)

INTEGER

"INTEGER"

SMALLINT

"SMALLINT"※1

DECIMALまたはNUMERIC

"DECIMAL"

DOUBLE PRECISIONまたはFLOAT

"DOUBLE PRECISION"

CHAR

"CHAR"

VARCHAR

"VARCHAR"

DATE

"DATE"

TIME

"TIME"

TIMESTAMP

"TIMESTAMP"

BINARY

"BINARY"

VARBINARY

"VARBINARY"

ROW

"ROW"

BOOLEAN

"BOOLEAN"※2

注※1

DatabaseMetaDataから生成したResultSetにだけ存在する列で,データ型がshortで規定されている列の場合はSMALLINTが返却されます。

注※2

DatabaseMetaDataから生成したResultSetにだけ存在する列で,データ型がBOOLEANで規定されている列の場合はBOOLEANが返却されます。

(5) 発生する例外

なし。