Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder AP開発ガイド


3.3 JDBCドライバのバージョンアップ(JARファイルの差し替え)

JDBCドライバのバージョンアップ手順を次に示します。

手順
  1. HADBクライアントのインストールCD-ROMに格納されている圧縮ファイルを任意のフォルダにコピーする

    次のファイルをコピーします。

    • 64ビット版のWindowsの場合

      hitachi_advanced_data_binder_client.zip

    • 32ビット版のWindowsの場合

      hitachi_advanced_data_binder_client32.zip

    • Linuxの場合

      hitachi_advanced_data_binder_client-$VER.tar.gz

    $VERは,HADBのバージョンおよびリリース番号になります。

  2. コピーした圧縮ファイルを解凍する

    圧縮ファイル解凍後のJARファイルの格納フォルダについては,「表3‒2 圧縮ファイル解凍後のJARファイルの格納先」を参照してください。

  3. JARファイルを既存のJARファイルと差し替える

  4. HADBサーバへの接続確認をする

  5. 次のフォルダおよびファイルを削除する

    • 手順の1.でコピーした圧縮ファイル

    • 手順の2.で解凍したフォルダおよびファイル

重要

上記の1.~3.の作業を実行するOSユーザを途中で変更しないでください。変更した場合,バージョンアップが正しくできないことがあります。

■バージョンアップ後の確認事項

JDBCドライバをバージョンアップすると,プロパティのデフォルト値が変更されることがあります。各プロパティのデフォルト値が変更されているかどうかを確認してください。デフォルト値が変更されている場合は,必要に応じてプロパティを指定してください。 各プロパティのデフォルト値は,クライアント環境定義の各オペランドのデフォルト値と同じになります。クライアント定義の各オペランドのデフォルト値については,「2.2 クライアント定義のオペランドの内容」を参照してください。

注※

表3‒3 システムプロパティに指定できるプロパティ」のプロパティが該当します。

■JDBCドライバを旧バージョンに戻す場合

手順を次に示します。

手順

  1. JARファイルを以前使用していたJARファイルに戻す

  2. システムプロパティの指定値を戻す

    JDBCドライバをバージョンアップした際,システムプロパティの値を変更している場合は,バージョンダウンするときに,旧バージョンの指定値に戻す必要があります。

  3. HADBサーバへの接続確認をする

重要

上記の1.~2.の作業を実行するOSユーザを途中で変更しないでください。変更した場合,JDBCドライバが正しく動作しないことがあります。