19.22.5 データ用DBエリアの追加
ここでは,AWS環境でのデータ用DBエリアの追加手順を説明します。クラウドストレージ機能を使用しているかどうかによって手順が異なります。
(1) クラウドストレージ機能を使用している場合
実行系のHADBサーバでadbmodareaコマンドを実行してデータ用DBエリアを追加してください。DBエリア追加・変更オプションの指定例を次に示します。
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ADBUTBL02を追加する場合
adbaddarea -n ADBUTBL02 -p 32 -s32
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ADBUIDX02を追加する場合
adbaddarea -n ADBUIDX02 -p 32 -s32
(2) クラウドストレージ機能を使用していない場合
- <ここの操作説明の前提条件>
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「図19‒7 AWS環境でのコールドスタンバイ構成例(クラウドストレージ機能を使用しない場合)」で示すとおり,hadb01が実行系で,hadb02が待機系であるとします。
手順
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同期対象のリソースを追加する
新しくディスクを追加して,データ用DBエリアを拡張するときと同様に同期対象のリソースを追加してください。手順については,「19.22.7 DBエリアの拡張」の「(2) クラウドストレージ機能を使用していない場合」の「(a) 新しいディスクを追加してDBエリアを拡張する場合」の「■同期対象リソースの追加」を参照してください。
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データ用DBエリアを追加する
実行系のHADBサーバでadbmodareaコマンドを実行してデータ用DBエリアを追加してください。
DBエリア追加・変更オプションの指定例を次に示します。
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ADBUTBL02を追加する場合
adbaddarea -n ADBUTBL02 -i 2G -v /dev/drbd9
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ADBUIDX02を追加する場合
adbaddarea -n ADBUIDX02 -i 2G -v /dev/drbd10
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