18.35.6　Azureの環境に起因するトラブル

Azureの環境に起因するトラブルが発生したときの対処方法を説明します。

■仮想マシンが異常終了したときの対処方法

ワーカーノードの仮想マシンが異常終了した場合

仮想マシンが異常終了した原因を対処したあとに仮想マシンを起動してください。

そのあとに，仮想マシンが異常終了したワーカーノードをマルチノード構成に追加してください。追加手順については，「18.18.3　マルチノード構成から削除されたワーカーノードを再度追加する手順」を参照してください。
プライマリノードまたはセカンダリノードの仮想マシンが異常終了した場合（HAモニタありのマルチノード構成の場合）

仮想マシンが異常終了した原因を対処したあとに仮想マシンを起動してください。

そのあとに，仮想マシンが異常終了したノードをマルチノード構成に復帰させてください。復帰手順については，「18.16.3　マルチノード構成へのノードの復帰」を参照してください。

■マネージドディスクで障害が発生したときの対処方法

マネージドディスクで障害が発生した場合は，バックアップを使用してデータを回復してください。回復手順については，「18.35.4　データベースのバックアップ（Azure環境の場合）」の「(2)　バックアップからの回復」を参照してください。

■マネージドディスクが満杯になったときの対処方法

DBエリアファイルが原因の場合

DBエリアファイルの容量増加によってマネージドディスクが満杯になった場合は，「16.3.1　DBエリアファイルの容量増加が原因の場合」を参照して対処してください。
DBエリアファイル以外が原因の場合

DBエリアファイル以外のファイルの容量増加によってマネージドディスクが満杯になった場合は，「16.3.3　DBエリアファイル以外のファイルの容量増加が原因の場合」を参照して対処してください。