Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


6.3.1 共有メモリの所要量の求め方

ここでは,HADBサーバが使用する共有メモリの所要量の求め方について説明します。

HADBサーバが使用する共有メモリの所要量は次に示す計算式から求めてください。

計算式
共有メモリ共有メモリ管理グローバルバッファページプロセス共通メモリリアルスレッド固有メモリ※1
     ×(サーバ定義adb_sys_max_usersオペランドの指定値サーバ定義adb_sys_rthd_numオペランドの指定値+10)
       +リアルスレッド固有メモリ※2
注※1

(4) リアルスレッド固有メモリの所要量の求め方」の次に示す変数を除いた変数が該当します。

  • RTHD_IMPORTSZ

  • RTHD_IDXRBLDSZ

  • RTHD_GETCOSTSZ

  • RTHD_DBSTATUSSZ

  • RTHD_EXPORTSZ

  • RTHD_MERCHKSZ

  • RTHD_CHGCSTSZ

  • RTHD_ARCCKSZ

  • RTHD_UNARCCKSZ

  • RTHD_REORGSZ

  • RTHD_CLTDEFMNG

  • RTHD_SYNDICTSZ

  • RTHD_AUDTRAILSZ

  • RTHD_CONVERTAUDSZ

  • RTHD_UPDDMKSZ

注※2

(4) リアルスレッド固有メモリの所要量の求め方」の次に示す変数が該当します。

  • RTHD_IMPORTSZ

  • RTHD_IDXRBLDSZ

  • RTHD_GETCOSTSZ

  • RTHD_DBSTATUSSZ

  • RTHD_EXPORTSZ

  • RTHD_MERCHKSZ

  • RTHD_CHGCSTSZ

  • RTHD_ARCCKSZ

  • RTHD_UNARCCKSZ

  • RTHD_REORGSZ

  • RTHD_CLTDEFMNG

  • RTHD_SYNDICTSZ

  • RTHD_AUDTRAILSZ

  • RTHD_CONVERTAUDSZ

  • RTHD_UPDDMKSZ

共有メモリ管理,グローバルバッファページ,プロセス共通メモリ,およびリアルスレッド固有メモリの所要量の求め方を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) 共有メモリ管理の所要量の求め方

共有メモリ管理は,次に示すときに使用されます。そのため,それぞれで使用される共有メモリ管理の所要量を求めてください。

(2) グローバルバッファページの所要量の求め方

グローバルバッファページは,HADBサーバ開始時に使用されます。グローバルバッファページの所要量を求める場合,「6.3.3 HADBサーバ開始時のメモリ所要量の求め方」の「(2) グローバルバッファページの所要量の求め方(HADBサーバ開始時)」を参照してください。

(3) プロセス共通メモリの所要量の求め方

プロセス共通メモリの所要量は次に示す計算式から求めてください。

計算式(単位:メガバイト)

[図データ]

注※

変数PROC_STARTSZの値から,変数PROC_STAINFの値を除いた値を加算してください。

変数の説明

(4) リアルスレッド固有メモリの所要量の求め方

リアルスレッド固有メモリの所要量は次に示す計算式から求めてください。

計算式(単位:メガバイト)

アルスレッド固有メモリ=↑{RTHD_STARTSZ
                            +MAX ( RTHD_EXECSZRTHD_IMPORTSZRTHD_IDXRBLDSZRTHD_GETCOSTSZRTHD_DBSTATUSSZRTHD_EXPORTSZRTHD_MERCHKSZRTHD_CHGCSTSZRTHD_ARCCKSZRTHD_UNARCCKSZRTHD_REORGSZRTHD_CLTDEFMNGRTHD_SYNDICTSZRTHD_AUDTRAILSZRTHD_CONVERTAUDSZRTHD_UPDDMKSZ )
                           }÷1,024 ↑×1.01
変数の説明