5.6 データ用DBエリアの設計
データ用DBエリアはセグメントおよびページで構成されています。データの格納効率を上げるためには,ページサイズや1セグメントの容量を正しい指針に基づいて設計する必要があります。
また,ページサイズや1セグメントの容量が適切でないと,データへのアクセス効率が悪くなり,性能が低下します。
データ用DBエリアを設計するときの考慮点を次に示します。
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どのデータ用DBエリアにどの表(インデクス)をどれだけ格納するか
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1つのデータ用DBエリアを何個のデータ用DBエリアファイルで構成するか
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データ用DBエリアにマルチチャンク表を格納するかどうか
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カラムストア表とローストア表の両方を同じデータ用DBエリアに格納するかどうか
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1ページのサイズをどうするか
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1セグメントの容量をどうするか
各考慮点の詳細については,次項以降で説明します。
- メモ
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ページサイズや1セグメントの容量を設計してから,データ用DBエリアの容量を見積もってください。データ用DBエリアの容量見積もりについては,「5.8 データ用DBエリアの容量見積もり」を参照してください。