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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


16.11.5 マルチチャンク表の運用(マルチノード機能の使用時)

ここでは,マルチノード機能を使用している場合の,マルチチャンク表の運用について説明します。

マルチノード機能を使用している場合,マルチチャンク表の運用のうち,次の運用項目ではマルチノード機能特有の運用が必要となります。

また,マルチノード機能を使用している場合の,実表の運用については,「16.11.2 実表の運用(マルチノード機能の使用時)」を参照してください。

上記以外については,マルチノード機能を使用しない場合と同じです。「11.4 マルチチャンク表の運用」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) チャンクをマージする方法(マルチノード機能の使用時)

複数のチャンクを1つのチャンクにマージする場合,adbmergechunkコマンドを実行します。詳細については,「11.4.9 チャンクをマージする方法(チャンク数を減らす方法)」を参照してください。

なお,マルチノード機能を使用している場合,adbmergechunkコマンドが実行できるノードは,プライマリノードだけです。セカンダリノードおよびワーカーノードでは,adbmergechunkコマンドを実行できません。

(2) チャンクのコメントを変更する方法(マルチノード機能の使用時)

チャンクのコメントを設定,変更および削除する場合,adbchgchunkcommentコマンドを実行します。詳細については,「11.4.11 チャンクのコメントを変更する方法」を参照してください。

なお,マルチノード機能を使用している場合,adbchgchunkcommentコマンドが実行できるノードは,プライマリノードだけです。セカンダリノードおよびワーカーノードでは,adbchgchunkcommentコマンドを実行できません。

(3) チャンクの状態を変更する方法(マルチノード機能の使用時)

チャンクの状態を変更する場合,adbchgchunkstatusコマンドを実行します。詳細については,「11.4.12 チャンクの状態を変更する方法」を参照してください。

なお,マルチノード機能を使用している場合,adbchgchunkstatusコマンドが実行できるノードは,プライマリノードだけです。セカンダリノードおよびワーカーノードでは,adbchgchunkstatusコマンドを実行できません。