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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


12.4.2 現用の監査証跡ファイルの切り替え

現用の監査証跡ファイルの切り替えについて説明します。

現用の監査証跡ファイル中の監査証跡は,参照できません。そのため,現用の監査証跡ファイル中の監査証跡を参照したい場合は,監査証跡ファイルの切り替えを実施する必要があります。監査証跡ファイルの切り替えは,adbaudittrailコマンドで実施できます。

監査管理権限を持っているHADBユーザが,--swapオプションを指定したadbaudittrailコマンドを実行してください。

メモ

adbaudittrailコマンドについては,マニュアルHADB コマンドリファレンスadbaudittrail(監査証跡機能の管理)を参照してください。

--swapオプションを指定してadbaudittrailコマンドを実行すると,監査証跡ファイルの切り替えが行われて,現用の監査証跡ファイルがリネームされます。リネームされた監査証跡ファイルに出力された監査証跡は,次に示す方法で参照してください。