Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


6.16 統一フォーマット用監査証跡の出力先ディレクトリの容量見積もり

ここでは,統一フォーマット用監査証跡の出力先ディレクトリの容量の求め方について説明します。統一フォーマット用監査証跡の出力先ディレクトリには,統一フォーマット用監査証跡ファイルが出力されます。

メモ

統一フォーマット用監査証跡の出力先ディレクトリとは,adbconvertaudittrailfileコマンドの-dオプションに指定するディレクトリのことです。

統一フォーマット用監査証跡の出力先ディレクトリの総容量(CMNAUDFILE)については,次に示す計算式から求めてください。

計算式(単位:メガバイト)

CMNAUDFILE = 512 × 4 × 2

注※

HADBサーバが作成する統一フォーマット用監査証跡ファイルの容量は,1ファイル当たり512メガバイトです。そして,最大4ファイルが作成されます。なお,古いファイルを削除して上書きする際に,一時的にディスク上にデータが残ることがあります。統一フォーマット用監査証跡の出力先ディレクトリの総容量を求める際には,一時的にデータが残ることを考慮するため,2を乗算する必要があります。