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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


6.12.13 adbreorgsystemdataコマンド実行時に出力されるユーザログ容量(変数max_user_log)の求め方

adbreorgsystemdataコマンド実行時に出力されるユーザログ容量は,次に示す場合に出力されるユーザログ容量と同じです。

adbimportコマンド実行時に出力されるユーザログ容量の求め方については,「6.12.4 adbimportコマンド実行時に出力されるユーザログ容量(変数max_user_log)の求め方」を参照してください。ユーザログ容量(変数max_user_log)を求める際,各変数には次の値を代入してください。

IMPSTBLLOG

0を代入してください。

IMPRNGIDXLOG

0を代入してください。

IMPTIXLOG

0を代入してください。

dbarea_file_num

1を代入してください。

dbarea_file_num(i)

1を代入してください。

SGTBL

再編成対象のシステム表(実表)に対して,adbdbstatusコマンドを実行し,「表のサマリ情報」を出力してください。そして,出力項目の「Used_segments」の値を代入してください。

STATUS_CHUNKS表を再編成対象にした場合の,adbdbstatusコマンドの実行例を次に示します。

(例)

adbdbstatus -d summary -c table -n HADB.STATUS_CHUNKS
SEGBF

56を代入してください。

SEGBF(i)

56を代入してください。

page_size

4,096を代入してください。

page_size(i)

4,096を代入してください。

pctfree

0を代入してください。

変数pctfreeは,「6.12.4 adbimportコマンド実行時に出力されるユーザログ容量(変数max_user_log)の求め方」の計算式を求める場合に,次の変数を求めるときに使用します。

usrlog_file_num

次の値を代入してください。

adbreorgsystemdataコマンド実行時のユーザログファイル数−1

adbreorgsystemdataコマンド実行時のユーザログファイル数については,「6.12.15 ユーザログファイル数の求め方」の「(2) ユーザログファイル数を見積もる必要があるコマンド」を参照してください。

idx_num

再編成対象のシステム表(実表)に定義されているインデクス数を代入してください。

再編成対象のシステム表(実表)に定義されているインデクス数については,「付録C.8 システム表(実表)のB-treeインデクス」を参照してください。

SGIDX(i)

再編成対象のシステム表(実表)に定義されているインデクスに対して,adbdbstatusコマンドを実行し,「インデクスのサマリ情報」を出力してください。そして,出力項目の「Used_segments」の値を代入してください。

adbdbstatusコマンドは定義されているインデクスごとに実行してください。

再編成対象のシステム表(実表)に定義されているインデクスについては,「付録C.8 システム表(実表)のB-treeインデクス」を参照してください。

STATUS_CHUNKS表のインデクス(STATUSINDEXM05)を再編成対象にした場合の,adbdbstatusコマンドの実行例を次に示します。

(例)

adbdbstatus -d summary -c index -n HADB.STATUSINDEXM05
SEGDATA

SGTBLの値を代入してください。

imp_load_rthd

1を代入してください。

imp_dividx_rthd

1を代入してください。