Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


6.12.5 adbidxrebuildコマンド実行時に出力されるユーザログ容量(変数max_user_log)の求め方

adbidxrebuildコマンド実行時に出力されるユーザログ容量は,次に示す計算式から求めてください。

計算式(単位:バイト)

[図データ]

変数の説明

IDXPRGLOG

インデクス再作成対象表のインデクスデータ削除ログ

(1) 変数IDXPRGLOGの求め方」を参照してください。

TBLPRGLOG

対象表でバックグラウンドインポートを実行した場合の行データ削除ログ

(2) 変数TBLPRGLOGの求め方」を参照してください。

IDXMAKELOG

インデクス再作成対象表のインデクスデータ作成ログ

(3) 変数IDXMAKELOGの求め方」を参照してください。

注※

変数TBLPRGLOGは,-bオプションを指定したadbimportコマンドが中断したあとに,--forceオプションを指定してadbidxrebuildコマンドを実行する場合に求めてください。

〈この項の構成〉

(1) 変数IDXPRGLOGの求め方

変数IDXPRGLOGは次に示す計算式から求めてください。

計算式(単位:バイト)

[図データ]

変数の説明

idx_num

インデクス再作成対象のインデクスの数

dbarea_file_numi

インデクスを格納するデータ用DBエリアのDBエリアファイル数

SGIDXi

インデクスを格納するセグメント数

SEGBFi

インデクスを格納するデータ用DBエリアのセグメントブロック化係数

page_sizei

インデクスを格納するデータ用DBエリアのページサイズ(単位:バイト)

usrlog_file_num

次に示す計算式から求めてください。

[図データ]

データ用DBエリアのセグメント数,およびセグメントブロック化係数については,「5.8.1 データ用DBエリアの総ページ数の求め方」の「(2) 変数の説明」を参照してください。

adbidxrebuildコマンド実行時に必要なユーザログファイル数は,「6.12.15 ユーザログファイル数の求め方」の「(2) ユーザログファイル数を見積もる必要があるコマンド」を参照してください。

(2) 変数TBLPRGLOGの求め方

変数TBLPRGLOGは次に示す計算式から求めてください。

計算式(単位:バイト)

[図データ]

変数の説明

dbarea_file_num

表を格納するデータ用DBエリアのDBエリアファイル数

SGDATA

バックグラウンドインポートで確保する表のセグメント数

バックグラウンドインポートで格納するデータ量を基に,バックグラウンドインポートで確保する表のセグメント数を見積もってください。

SEGBF

表を格納するデータ用DBエリアのセグメントブロック化係数

page_size

表を格納するデータ用DBエリアのページサイズ(単位:バイト)

usrlog_file_num

次に示す計算式から求めてください。

[図データ]

データ用DBエリアのセグメント数,およびセグメントブロック化係数については,「5.8.1 データ用DBエリアの総ページ数の求め方」の「(2) 変数の説明」を参照してください。

adbidxrebuildコマンド実行時に必要なユーザログファイル数は,「6.12.15 ユーザログファイル数の求め方」の「(2) ユーザログファイル数を見積もる必要があるコマンド」を参照してください。

(3) 変数IDXMAKELOGの求め方

変数IDXMAKELOGは次に示す計算式から求めてください。

計算式(単位:バイト)

[図データ]

変数の説明

n

インデクス再作成対象のインデクスの数

IDXMAKEiLOG

インデクス再作成対象となるi番目のインデクスのログサイズ

次に示す計算式から求めてください。

計算式(単位:バイト)

[図データ]

page_sizei

インデクス再作成対象となるi番目のインデクスを格納するデータ用DBエリアのページサイズ(単位:バイト)

rbld_dividx_rthd

次に示す計算式から求めてください。

↓(インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_rthd_numの指定値-1)÷2↓

インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_rthd_numを省略した場合は,インデクス再作成オプションadb_idxrebuild_rthd_numを省略したときに使用されるスレッド数の値を代入してください。詳細については,マニュアルHADB コマンドリファレンスadbidxrebuild(インデクスの再作成)を参照してください。

DIRPGNOi

インデクス再作成対象となるi番目のインデクスの管理部のページ数

次に示す計算式から求めてください。

計算式

[図データ]

dbarea_file_numi

インデクスを格納するデータ用DBエリアのDBエリアファイル数

SGIDXi

インデクス再作成処理でチャンクごとに確保する,インデクスを格納するセグメント数の最大値

次に示す計算式から求めてください。

計算式

[図データ]

  • m

    インデクス再作成対象のインデクスの作成したチャンク数

  • CHUNKSGIDXjLOG

    インデクス再作成対象となるインデクスのチャンクごとに確保するインデクスを格納するセグメント数

SEGBFi

インデクスを格納するデータ用DBエリアのセグメントブロック化係数

データ用DBエリアのセグメント数,およびセグメントブロック化係数については,「5.8.1 データ用DBエリアの総ページ数の求め方」の「(2) 変数の説明」を参照してください。