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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


3.6 DBエリアを作成する(データベースの初期設定をする)

データベースの初期設定をして,DBエリアを作成します。

DBエリアとは,表やインデクスなどを格納する論理的な領域のことです。DBエリアは,「3.4 DBディレクトリを作成する」で作成したDBディレクトリに格納されます。

また,DBエリアを作成する場合,どのようなDBエリアを作成するかを指定した初期設定オプションファイルが必要です。初期設定オプションファイルの編集方法,およびDBエリアの作成方法について説明します。

DBエリアの作成はHADB管理者(adbmanager)で行います。

メモ

ここでは,データベースの初期設定を行って,DBエリアを作成する方法を説明します。データベースの初期設定を行う場合,DBエリアの作成コマンド(adbinitコマンド)を使用します。DBエリアの作成コマンド(adbinitコマンド)は,HADBサーバのインストール後,最初にDBエリアを作成する場合に使用します。

なお,データベースの初期設定後に,DBエリアの追加・変更を行いたい場合,DBエリアの作成コマンド(adbinitコマンド)は使用しません。その場合は,DBエリアの追加・変更コマンド(adbmodareaコマンド)を使用します。DBエリアの追加・変更コマンド(adbmodareaコマンド)については,マニュアルHADB コマンドリファレンスadbmodarea(DBエリアの追加・変更)で説明しています。

〈この節の構成〉