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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


2.15.2 チャンクアーカイブ機能を適用するケース

チャンクアーカイブ機能は,次に示す条件をすべて満たす場合に適用することを推奨します。

チャンクアーカイブ機能の適用例を次の図に示します。

図2‒53 チャンクアーカイブ機能の適用例

[図データ]

[説明]

この例では,直近6か月のデータは参照頻度が多いため,データをアーカイブしていません。6か月より前のデータは参照頻度が非常に少ないため,データをアーカイブしてデータ容量を削減しています。

アーカイブされているデータを検索する場合,アーカイブされていないデータを検索するときに比べて検索時間が長くなります。

重要
  • データ中に日時を示すデータがあることが,チャンクアーカイブ機能を使用する際の前提条件です。

  • アーカイブされているデータは,更新または削除できません。更新または削除するには,データをいったん伸長してDBエリアに戻す必要があります。そのため,アーカイブされているデータを更新または削除するような機会がある場合は,チャンクアーカイブ機能を使用しないことを推奨します。