HiRDBのコマンドが出力するファイル一覧を次の表に示します。

なお，「ファイルの出力先」が複数ある場合は，優先順位に従いファイルの出力先が決まります。1の出力先が一番優先順位が高くなります。

表I-1　HiRDBのコマンドが出力するファイル一覧

コマンド名	出力ファイル， 又は出力ディレクトリ	ファイルの出力先	自動削除の対象可否
pdaudput	pdaudput用管理ファイル	-dオプションの指定先 $PDDIR/auditlog下	×
	JP1/NETM/Audit用監査ログ出力ファイル	-dオプションの指定先 $PDDIR/auditlog下	×
pdcancel	coreファイル	$PDDIR/spool/save下	×
	debファイル	$PDDIR/spool/save下	×
pdconstck	処理結果ファイル	-oオプションの指定先 pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	×
pdcopy	バックアップファイル	-bオプションの指定先	×
	処理結果出力ファイル	-pオプションの指定先 pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	×
	ログポイント情報ファイル	-zオプションの指定先	×
	差分バックアップの履歴情報ファイル	-oオプションの指定先	×
pddbst	再編成時期予測機能のCSV出力ファイル	predict文のpredict fileオペランドの指定先	×
	作業用ワークファイル用ディレクトリ	workdir文の指定先 pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	×
pddefrev	定義系SQL出力ファイル	-oオプションの指定先	×
	ディクショナリ搬出用のワークディレクトリ	-wオプションの指定先 pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	○
pddivinfgt	分割情報ファイル	-fオプションの指定先	×
pdexp	搬出ファイル	-e又は-iオプションの指定先	×
	定義系SQL出力ファイル	-oオプションの指定先	×
pdgetcst	出力結果ファイル	-lオプションの指定先	×
	最適化情報パラメタファイル	-eオプションの指定先	×
pdgeter	出力先ディレクトリ	-oオプションの指定先 $PDDIR/erinf/outinf	○
	ワークディレクトリ	-wオプションの指定先 $PDDIR/erinf/work	○
pdinfoget	初期情報ファイル出力先ディレクトリ	-eオプションの指定先	○
	詳細情報ファイル出力先ディレクトリ	-dオプションの指定先	○
	ワークディレクトリ	-wオプション指定先 pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	○
pditvtrc	出力ファイル	コマンドを実行したカレントディレクトリ下	×
	排他用ディレクトリ	コマンドを実行したカレントディレクトリ下	○
pdjarsync	JARファイル	pd_java_archive_directoryオペランドの指定先 $PDDIR/java下	×
pdload	LOB中間ファイル	lobmid文の指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	×
	インデクス情報ファイル	index文の指定先 idxwork文の指定先 pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	○
	ソート用ワークファイル	sort文の指定先 pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	○
	エラー情報ファイル	source文の指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	×
	エラー情報ファイル作成用一時ファイル	pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	○
	エラーデータファイル	source文のerrdataオペランドの指定先	×
	エラーデータファイル作成用一時ファイル	source文のerrdataオペランドの指定先	○
	処理性能情報ファイル	$PDDIR/spool下	×
	ユーザ用トラブルシュート情報ファイル※	/tmp下及び$PDDIR/spool/save下	×
	ワークファイル	pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	×
pdlogunld	アンロードログファイル	-oオプションの指定先 標準出力	×
pdorend	スキップ情報出力ファイル	report文skip_infoオペランドの指定先 pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	×
	SQLトレース情報ファイル	report文sqltrc_dirオペランドの指定先	×
pdparaload	pdload制御文ファイル	pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	○
	pdloadが出力するファイル	pdloadコマンドが出力するファイルと同じです。詳細は，pdloadの項目を参照してください。	−
pdpgbfon	ユーザ用トラブルシュート情報ファイル※	/tmp下及び$PDDIR/spool/save下	×
pdrbal	処理結果ファイル	report文のreportオペランドの指定先 pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	×
	インデクス情報ファイル	index文の指定先 idxwork文の指定先 pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	○
	ソート用ワークファイル	sort文の指定先 pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	○
	ワークファイル	pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	×
pdreclaim	ユーザ用トラブルシュート情報ファイル※	/tmp下及び$PDDIR/spool/save下	×
pdrorg	アンロードファイル	unload文の指定先	×
	LOBデータのアンロードファイル	lobunld文の指定先	×
	処理性能情報ファイル	$PDDIR/spool下	×
	インデクス情報ファイル	index文の指定先 idxwork文の指定先 pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	○
	ソート用ワークファイル	sort文の指定先 pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	○
	ユーザ用トラブルシュート情報ファイル※	/tmp下及び$PDDIR/spool/save下	×
	ワークファイル	pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	×
pdrstr	処理結果出力ファイル	-pオプションの指定先 pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	×
	ソート用ワークディレクトリ	-wオプションの指定先 pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	○
pdstbegin	統計ログファイル	$PDDIR/spool下	×
pdstedit	DAT形式ファイル	-oオプション指定先	×
	ワーク用一時ファイル	-wオプション指定先 pd_tmp_directoryオペランドの指定先 環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	○
	ソート用ワークファイル	環境変数TMPDIRの指定先 /tmp下	○
pdstop	共用メモリダンプファイル	$PDDIR/spool/pdshmdump/shmdump下	×
	接続ユーザ情報ファイル	$PDDIR/spool/cnctusrinf下	×
	接続ユーザ詳細ファイル	$PDDIR/spool/cnctusrdtl下	×
pdtrndec	シェルスクリプトの出力先ディレクトリ	-oオプションの指定先 コマンドを実行したカレントディレクトリ下	×
	実行履歴の出力先ディレクトリ	-oオプションの指定先 コマンドを実行したカレントディレクトリ下	×

（凡例）

○：コマンドの終了時に，自動的にファイルが削除されます。

×：コマンドの終了時に，自動的にファイルが削除されません。ファイルは残ります。

−：該当しません。

注※

pd_utl_exec_timeオペランドに指定したユティリティの実行監視時間を超えてもユティリティが終了しない場合に出力されるファイルのことです。詳細については，マニュアル「HiRDB Version 9 システム定義」のpd_utl_exec_timeオペランドの説明を参照してください。