ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
ホスト名(又はユニット識別子)で指定したサーバマシンにあるユニットの,指定した統計情報の出力を停止します。pdstendコマンドを実行しないと,HiRDBが停止するまで統計情報を出力し続けます。
HiRDB管理者が実行できます。
pdstend 〔-k 統計情報種別 〔,統計情報種別〕…〕 〔-a|-s サーバ名 〔サーバ名〕…〕 〔-w〕 |
pdstend 〔-k 統計情報種別 〔,統計情報種別〕…〕 〔{-x ホスト名|-u ユニット識別子}〕 〔-a|-s サーバ名 〔サーバ名〕…〕 〔-w〕 |
出力を停止する統計情報の種別を指定します。このオプションを省略すると,すべての統計情報の出力を終了します。ただし,-wオプションを指定している場合は,スレッド間ロック待ち時間の統計情報だけ取得を停止します。
統計情報を出力するホストのホスト名,又はユニットのユニット識別子を指定します。省略した場合,HiRDBシステム全体の統計情報の出力を停止します。
統計情報の出力を停止するサーバを指定します。省略した場合,-aが仮定されます。
スレッド間ロック待ち時間の統計情報取得を停止します。-kオプションを省略し,-wオプションを指定した場合,スレッド間ロック待ち時間の統計情報の取得は停止しますが,システムの稼働に関する統計情報は取得され続けます。また,-kオプションにsys,若しくはallを指定するか,又は-kオプションを省略した場合,-wオプションの指定有無に関係なく,システムの稼働に関する統計情報の取得を停止し,スレッド間ロック待ち時間の統計情報の取得も停止します。
スレッド間ロック待ち時間の統計情報の取得状況は,pdls -d stjコマンドを実行して確認してください。システムの稼働に関する統計情報とスレッド間ロック待ち時間の統計情報を取得できる区間は,「pdstbegin(統計情報の出力開始) (4)オプション」を参照してください。
より正確な情報を取得するために,このコマンドを実行する直前又は直後に,pdstjsyncコマンドを実行してください。詳細は,「pdstjsync(統計ログファイルへの統計ログバッファの反映)」を参照してください。
| サーバの種別 | サーバの状態 | 実行対象 |
|---|---|---|
| ホストBES | 実行中 | ○ |
| 待機中 | × | |
| ゲストBES | 実行中 | ○ |
| 受け入れ可能状態 | × |
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