ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
HiRDBシステムの一部がOSとともに開始又は終了するように,HiRDB運用ディレクトリ下のHiRDBシステムをOSに登録します。また,インストールされたHiRDBのロードモジュールを,指定したHiRDB運用ディレクトリに複写します。
スーパユーザが実行できます。
/opt/HiRDB_S/bin/pdsetup 〔{ -d 〔-f〕|〔-c 文字コード種別〕〔-v {recom|v0904}〕}〕 HiRDB運用ディレクトリ |
/opt/HiRDB_P/bin/pdsetup 〔{ -d 〔-f〕|〔-c 文字コード種別〕〔-v {recom|v0904}〕}〕 HiRDB運用ディレクトリ |
HiRDB運用ディレクトリ下のHiRDBシステムをOSから削除する場合に指定します。登録する場合は,このオプションを省略してください。
-dオプションを指定した場合,次のメッセージが表示され,HiRDBの実行に必要なファイルを削除するかどうかを問い合わせます。
KFPS00036-Q Specify whether to delete files necessary for execution from specified HiRDB home directory ? [y:Yes , n:No]
yを応答した場合,HiRDBの実行に必要なファイル及びディレクトリを削除します。その場合,次回pdsetupコマンドを実行したときに,実行に必要なファイルをインストールディレクトリからコピーします。
nを応答した場合は,ファイル及びディレクトリは削除しません。
次のような場合にはyを応答してください。
-dオプションを指定したときだけ組み合わせて指定できます。HiRDB稼働中又は異常終了途中でも,強制的にHiRDBをOSから登録,削除します。このオプションを指定した場合,処理中のHiRDBは即時中断されます。また,HiRDBディレクトリ下のロードモジュールは削除しません。
なお,このオプションは,pdstop -fコマンドが受け付けられないときだけ指定してください。通常は,pdstopコマンドでHiRDBを停止した後,pdsetup -dコマンドを実行してください。-fオプションを指定した場合,HiRDBのプロセスの幾つかが残ることがあります。その場合は,OSのpsコマンドで残ったプロセスを調査し,killコマンドで消してください。そうしないと,次回のpdsetup実行時,HiRDBを起動できなくなることがあります。
〜《Linux以外の場合:sjis》
〜《Linuxの場合:ujis》
HiRDBシステムで使用する各国文字データの文字コード種別を指定します。
HiRDBではバージョンごとにシステム定義オペランドの省略値を変更しています。このオプションにオペランド省略時動作を指定します。
HiRDBを組み込むHiRDB運用ディレクトリを指定します。マルチHiRDBシステム作成時には,HiRDBシステムごとにこのコマンドを実行し,そこでHiRDB運用ディレクトリを指定します。
なお,シンボリックリンクしたHiRDB運用ディレクトリは指定しないでください。
| プラットフォーム | 注意事項 |
|---|---|
| HP-UX,AIX |
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| Linux(Linux 6) |
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| Linux(Linux 7以降) |
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