リスト定義情報を表示します。

HiRDB管理者が実行できます。

(a)　-d ｛1｜2｝

表示するリスト定義情報を指定します。

（凡例）

○：表示されます。

×：表示されません。

注※

pd_max_list_users及びpd_max_list_countオペランドの指定値を示します。

(b)　-u リスト所有者名　〜＜識別子＞((1〜30))

特定のリスト所有者のリスト定義情報だけを表示する場合，そのリスト所有者名を指定します。省略した場合，すべてのリスト所有者が仮定されます。

リスト所有者名は，引用符（"）で囲まないかぎり大文字として扱われます。

(c)　-t リスト基表所有者名.リスト基表名

特定のリスト基表のリスト定義情報だけを表示する場合，そのリスト基表所有者名，リスト基表名を指定します。

リスト基表所有者名は1〜30文字，リスト基表名は1〜30文字の識別子で指定してください。また，リスト基表所有者名，リスト基表名は，引用符（"）で囲まないかぎり大文字として扱われます。また，空白を含む場合も引用符（"）で囲んでください。

(d)　-W 実行監視時間　〜＜符号なし整数＞((0〜3600))

pdlistlsコマンドの実行時間を監視する場合に，その監視時間を分単位で指定します。このオプションに指定する値の目安や動作については，マニュアル「HiRDB Version 9 システム定義」のシステム共通定義pd_cmd_exec_timeオペランドの説明を参照してください。

なお，このオプションに0を指定した場合は，監視を行いません。

また，このオプションを省略した場合は，システム共通定義のpd_cmd_exec_timeオペランドの指定値に従います。

1. pdlistlsコマンドは，HiRDBが稼働中のときだけ実行できます。
2. pdlistlsコマンドは，シングルサーバ又はシステムマネジャがあるサーバマシンで実行してください。

1. pdlistlsコマンド実行時のリターンコードは，0の場合は正常終了，8の場合は異常終了となります。

(a)　-d 1の場合

 
  STATE OD LIST DEFINITION
  #       OWNER NAME    LIST COUNT
 [aa...a  bb...b        cc...c]
            :
 [NOT FOUND dd...d]
 pd_max_list_users : ee...e
 pd_max_list_count : ff...f
 

［説明］

aa...a：

表示上の通番

bb...b：

リストの所有者名

cc...c：

リストが使用しているセグメント数

dd...d：

見付からなかった情報

-tオプションを指定した場合：TABLE

-uオプションを指定した場合：USER

ee...e：

システム定義のpd_max_list_usersオペランドの値（シングルサーバ又はディクショナリサーバでの値）

ff...f：

システム定義のpd_max_list_countオペランドの値（シングルサーバ又はディクショナリサーバでの値）

(b)　-d 2の場合

 
  STATE OD LIST DEFINITION
  #       OWNER NAME  LIST NAME  BASE TABLE OWNER  BASE TABLE NAME
 [aa...a  bb...b      cc...c     dd...d            ee...e]
            :
 [NOT FOUND ff...f]
 pd_max_list_users : gg...g
 pd_max_list_count : hh...h
 

［説明］

aa...a：

表示上の通番

bb...b：

リストの所有者名

cc...c：

リスト名

dd...d：

リストの基表の所有者名

ee...e：

リストの基表名

ff...f：

見付からなかった情報

-tオプションを指定した場合：TABLE

-uオプションを指定した場合：USER

gg...g：

システム定義のpd_max_list_usersオペランドの値（シングルサーバ又はディクショナリサーバでの値）

hh...h：

システム定義のpd_max_list_countオペランドの値（シングルサーバ又はディクショナリサーバでの値）