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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


20.4.2 HiRDBが再開始できないときの対処方法

実行者 HiRDB管理者

HiRDBの再開始に失敗した場合,再開始処理時に出力されるメッセージを参照してください。再開始できないのは,次の表に示す原因が考えられます。

表20‒10 HiRDBが再開始できないときに考えられる原因とその対処方法

考えられる原因

対処方法

現用のシステムログファイルの両系に障害が発生したため,HiRDBを再開始できません。

現用ファイルの両系に障害が発生したためHiRDB(ユニット)を再開始できないときの対処方法」を参照してください。

スワップ先にできる状態のシステムログファイルがないため,HiRDBを再開始できません。

システムログファイルの不足によってHiRDB(ユニット)が異常終了したときの対処方法」を参照してください。

シンクポイントダンプファイルに対応するシステムログファイルが上書きされているため,HiRDBを再開始できません。

シンクポイントダンプファイルに対応するシステムログファイルが上書きされているためHiRDBを再開始できないときの対処方法」を参照してください。

シンクポイントダンプファイルの数が不足しているため,HiRDBを再開始できません。

シンクポイントダンプファイルの数が不足しているためHiRDBを再開始できないときの対処方法」を参照してください。

現用のステータスファイルの両系に障害が発生したため,HiRDBを再開始できません。

現用ファイルの両系に障害が発生したためHiRDB(ユニット)を再開始できないときの対処方法」を参照してください。

特定のユニットに障害が発生しています(HiRDB/パラレルサーバ限定)。

障害などで起動できないユニットがある場合,縮退起動をすると,残りの正常なユニットだけでHiRDBを開始できます。縮退起動の方法については,「縮退起動をするときの運用方法(HiRDB/パラレルサーバ限定)」を参照してください。

マスタディレクトリ用RDエリアに障害が発生したため,HiRDBを再開始できません。

マスタディレクトリ用RDエリアに障害が発生したときの対処方法」を参照してください。

上記以外の障害が発生したため,HiRDBを再開始できません。

そのほかの障害が発生したときの対処方法」を参照してください。