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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


20.3.1 運用コマンドを実行できないときの対処方法

実行者 運用コマンド実行者又はHiRDB管理者

運用コマンドを実行できないのは,次の表に示す原因が考えられます。

表20‒8 運用コマンドを実行できないときに考えられる原因とその対処方法

考えられる原因

対処方法

運用コマンドのオプション又は引数の指定に誤りがあります。

オプション又は引数の指定を修正して,再度運用コマンドを実行してください。

運用コマンドの実行権限がありません。

マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」を参照して,自分に運用コマンドの実行権限があるか確認してください。実行権限がない場合は,実行権限のある人にコマンドを実行してもらうか,又は実行権限を与えてもらってください。

HiRDB稼働時にしか実行できないコマンドを,HiRDB停止中に実行しました。

マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」を参照して,実行しようとしたコマンドがHiRDB停止中でも実行できるか確認してください。HiRDBの稼働中にしか実行できないコマンドの場合は,HiRDBを開始して実行してください。

運用コマンドの実行環境が設定されていません。

次に示す環境設定が正しいか確認してください。

  • 環境変数の設定

  • リモートシェル実行環境の設定

上記の環境設定方法については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド」を参照してください。

HiRDBシステム定義に誤りがあります。

マニュアル「HiRDB Version 9 システム定義」を参照して,HiRDBシステム定義を修正してください。