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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


13.12.13 ほかの機能との関連

〈この項の構成〉

(1) 関連リソースの無効化

分割格納条件を変更する表にルーチンが定義されている場合,ルーチンを無効化します。ルーチンにはトリガ定義で作成されたルーチンも含みます(参照制約動作でHiRDBが内部的に作成したトリガのルーチンも含みます)。

無効になったルーチンは,ALTER ROUTINEで再作成する必要があります。

(2) 参照制約及び検査制約

被参照表,参照表,及び検査制約表に対する分割格納条件変更時の運用については,「参照制約及び検査制約を使用している場合の運用」を参照してください。

(3) インナレプリカ機能

インナレプリカ機能を使用した場合,分割格納条件を変更する表及び関連するリソースを格納するRDエリアの世代数をすべて同じにする必要があります。また,参照制約を使用している場合,参照表,被参照表を格納するRDエリアの世代数をすべて同じにする必要があります。なお,分割格納条件の変更によって削除されるデータは全世代のRDエリアが対象となります。

(4) ユティリティとの同時実行

データベース作成ユティリティ,データベース再編成ユティリティなどのデータベースを更新するユティリティを実行中に,分割格納条件を変更することはできません。変更した場合,分割格納条件に合わないデータが,データベースに登録されてしまうことがあります。