Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


3.9.2 環境設定

〈この項の構成〉

(1) どちらのレベルを選択するか

システムログファイルの空き容量不足によるHiRDBの異常終了の可能性を低くするため,レベル2の設定を推奨します。ただし,レベル2の場合,システムログファイルの空き容量が不足したときに,サーバ内の全トランザクションが強制終了されます。このため,システムログファイルの設計をより正確に行う必要があります。システムログファイルの設計については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド」を参照してください。

(2) レベルの設定

どちらのレベルを使用するかをpd_log_remain_space_checkオペランドで指定します。このオペランドにwarn(省略値)を指定するとレベル1が,safeを指定するとレベル2が設定されます。