ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
クラスタソフトウェアにLifeKeeperを使用している場合にこの項をお読みください。
なお,これらのリソースは,下記の順序で作成する必要があります。また,HiRDBが停止した状態で作成してください。
LifeKeeperの環境設定方法の詳細については,LifeKeeperのマニュアルを参照してください。
IPリソースを作成して,LifeKeeperに仮想IPアドレス(HiRDBのエイリアスIPアドレス)を設定します。IPリソースは,系切り替え後,IPアドレスを引き継ぐ場合だけ作成する必要があります。
システム共通定義のpdunitオペランドの-xオプションで指定したホスト名を仮想IPアドレスとして設定します。
仮想IPアドレスの設定は,LifeKeeperのGUI画面から[Edit]−[Server]−[Create Resource Hierarchy]−[IP]を選択して表示される画面で,次の表に示す項目を選択,又は指定します。
| 項目 | 選択値,又は指定値 |
|---|---|
| Switchback Type | 「intelligent」を選択します。 |
| Server | 現用系のホスト名を指定します。 |
| IP Resource | pdunitオペランドの-xオプションで指定したホスト名,又はIPアドレスを指定します。 |
| Netmask | pdunitオペランドの-xオプションで指定したホスト名,又はIPアドレスのネットマスクを指定します。 |
| Network Interface | 仮想IPアドレスを割り当てるインタフェースを指定します。 |
| IP Resource Tag | LifeKeeper管理上の任意のIPリソース名を指定します。 |
現用系での設定が完了した後は,予備系でも設定を行います。上記の表の項目について予備系としての設定をしてください。
ファイルシステムリソースを作成して,LifeKeeperに共有ディスクを設定します。ファイルシステムリソースは,HiRDBファイルシステム領域を通常ファイル上に作成する場合に作成する必要があります。
なお,この設定は,共有ディスクが現用系に割り当てられていることを確認してから行ってください。
共有ディスクの設定は,LifeKeeperのGUI画面から[Edit]−[Server]−[Create Resource Hierarchy]−[File System]を選択して表示される画面で,次の表に示す項目を選択,又は指定します。
| 項目 | 選択値,又は指定値 |
|---|---|
| Switchback Type | 「intelligent」を選択します。 |
| Server | 現用系のホスト名を指定します。 |
| Mount Point | 共有ディスクのマウントポイントを選択します。 |
| Root Tag | LifeKeeper管理上の任意の名称を指定します。 |
現用系での設定が完了した後は,予備系でも設定を行います。上記の表の項目について予備系としての設定をしてください。
Rawデバイスリソースを作成して,LifeKeeperに共有ディスクを設定します。Rawデバイスリソースは,HiRDBファイルシステム領域をキャラクタ型スペシャルファイル上に作成する場合に作成する必要があります。
共有ディスクの設定は,LifeKeeperのGUI画面から[Edit]−[Server]−[Create Resource Hierarchy]−[Raw Device]を選択して表示される画面で,次の表に示す項目を選択,又は指定します。
| 項目 | 選択値,又は指定値 |
|---|---|
| Switchback Type | 「intelligent」を選択します。 |
| Server | 現用系のホスト名を指定します。 |
| Raw Partition | 共有ディスクのパーティションを選択します。 |
| Root Tag | LifeKeeper管理上の任意の名称を指定します。 |
現用系での設定が完了した後は,予備系でも設定を行います。上記の表の項目について予備系としての設定をしてください。
Generic ARKリソースを作成して,HiRDBをLifeKeeperに設定し,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)のリソースを作成します。
次に示すスクリプトを準備します。HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)のシェルスクリプトを作成した後,LifeKeeperから提供されているスクリプトにHiRDB(ユニット)のシェルスクリプトのパスを指定してください。
シェルスクリプトの実行権限は,HiRDB管理者,又はルートユーザに与えてください。なお,これらのスクリプトは現用系,予備系の両方に格納する必要があります。
次にそれぞれのスクリプトの例を示します。この例ではHiRDB管理者のユーザIDをhirdb,スクリプトタイムアウトを600(秒)として作成しています。
:
#######################################
# 保護対象パラメータ設定 (ユーザ定義) #
#######################################
:
APP_START="su - hirdb -c /HiRDB_S/conf/pdstart.sh"
# 起動コマンド.............1
APP_START_ARGS="" # 起動コマンドの引数
APP_STOP="su - hirdb -c /HiRDB_S/conf/pdstop.sh"
# 停止コマンド.............2
APP_STOP_ARGS="" # 停止コマンドの引数
APP_FORCE_STOP="" # 強制停止コマンド
APP_FORCE_STOP_ARGS="" # 強制停止コマンドの引数
APP_CHECK[0]="/HiRDB_S/conf/pdls.sh" # 動作確認コマンド1........3
APP_CHECK_ARGS[0]="" # 上記コマンドの引数
# APP_CHECK[1]="" # 動作確認コマンド2
# APP_CHECK_ARGS[1]="" # 上記コマンドの引数
####################
# パラメータ初期化 #
####################
:
DEFAULT_TIMEOUT=600 # スクリプトタイムアウト値
START_SUCCESS_CODE=0 # 動作確認コマンドの起動状態の戻り値
STOP_SUCCESS_CODE=12 # 動作確認コマンドの停止状態の戻り値
CHECK_RETRY_CODE=4 # 動作確認コマンドのリトライが必要な戻り値
:
|
#!/bin/sh -x
PDDIR=/HiRDB_S
PDCONFPATH=${PDDIR}/conf
LD_LIBRARY_PATH=${PDDIR}/lib:${LD_LIBRARY_PATH}
PATH=${PATH}:${PDDIR}/bin
export PDDIR PDCONFPATH PATH LD_LIBRARY_PATH
$PDDIR/bin/pdstart
|
#!/bin/sh -x
PDDIR=/HiRDB_S
PDCONFPATH=${PDDIR}/conf
LD_LIBRARY_PATH=${PDDIR}/lib:${LD_LIBRARY_PATH}
PATH=${PATH}:${PDDIR}/bin
export PDDIR PDCONFPATH PATH LD_LIBRARY_PATH
$PDDIR/bin/pdstop -f -q...................................1
|
#!/bin/sh -x
PDDIR=/HiRDB_S
PDCONFPATH=${PDDIR}/conf
LD_LIBRARY_PATH=${PDDIR}/lib:${LD_LIBRARY_PATH}
PATH=${PATH}:${PDDIR}/bin
export PDDIR PDCONFPATH PATH LD_LIBRARY_PATH
$PDDIR/bin/pdls -d ust
|
:
#######################################
# 保護対象パラメータ設定 (ユーザ定義) #
#######################################
:
APP_START="su - hirdb -c /HiRDB_P/conf/pdstart.sh"
# 起動コマンド.............1
APP_START_ARGS="" # 起動コマンドの引数
APP_STOP="su - hirdb -c /HiRDB_P/conf/pdstop.sh"
# 停止コマンド.............2
APP_STOP_ARGS="" # 停止コマンドの引数
APP_FORCE_STOP="" # 強制停止コマンド
APP_FORCE_STOP_ARGS="" # 強制停止コマンドの引数
APP_CHECK[0]="" # 動作確認コマンド1........3
APP_CHECK_ARGS[0]="" # 上記コマンドの引数
# APP_CHECK[1]="" # 動作確認コマンド2
# APP_CHECK_ARGS[1]="" # 上記コマンドの引数
####################
# パラメータ初期化 #
####################
:
DEFAULT_TIMEOUT=600 # スクリプトタイムアウト値
START_SUCCESS_CODE=0 # 動作確認コマンドの起動状態の戻り値
STOP_SUCCESS_CODE=12 # 動作確認コマンドの停止状態の戻り値
CHECK_RETRY_CODE=4 # 動作確認コマンドのリトライが必要な戻り値
:
############
# Function #
############
# 起動処理.............................................................4
APP_start()
{
echo "$(date +'[%Y/%m/%d %H:%M:%S]') : $TAG starting on $HOSTNAME" >> $lklog
$APP_START $APP_START_ARGS >> $lklog 2>&1 &
}
:
##################
# Main (restore) #
##################
:
# 起動.................................................................5
APP_start
exit 0
|
:
#######################################
# 保護対象パラメータ設定 (ユーザ定義) #
#######################################
:
APP_START="su - hirdb -c /HiRDB_P/conf/pdstart.sh"
# 起動コマンド...........1
APP_START_ARGS="" # 起動コマンドの引数
APP_STOP="su - hirdb -c /HiRDB_P/conf/pdstop.sh"
# 停止コマンド...........2
APP_STOP_ARGS="" # 停止コマンドの引数
APP_FORCE_STOP="" # 強制停止コマンド
APP_FORCE_STOP_ARGS="" # 強制停止コマンドの引数
APP_CHECK[0]="/HiRDB_P/conf/pdls.sh"
# 動作確認コマンド1......3
APP_CHECK_ARGS[0]="" # 上記コマンドの引数
# APP_CHECK[1]="" # 動作確認コマンド2
# APP_CHECK_ARGS[1]="" # 上記コマンドの引数
####################
# パラメータ初期化 #
####################
:
DEFAULT_TIMEOUT=600 # スクリプトタイムアウト値
START_SUCCESS_CODE=0 # 動作確認コマンドの起動状態の戻り値
STOP_SUCCESS_CODE=12 # 動作確認コマンドの停止状態の戻り値
CHECK_RETRY_CODE=4 # 動作確認コマンドのリトライが必要な戻り値
:
|
#!/bin/sh -x
PDDIR=/HiRDB_P
PDCONFPATH=${PDDIR}/conf
LD_LIBRARY_PATH=${PDDIR}/lib:${LD_LIBRARY_PATH}
PATH=${PATH}:${PDDIR}/bin
export PDDIR PDCONFPATH PATH LD_LIBRARY_PATH
$PDDIR/bin/pdstart -q &....................................1
|
#!/bin/sh -x
PDDIR=/HiRDB_P
PDCONFPATH=${PDDIR}/conf
LD_LIBRARY_PATH=${PDDIR}/lib:${LD_LIBRARY_PATH}
PATH=${PATH}:${PDDIR}/bin
export PDDIR PDCONFPATH PATH LD_LIBRARY_PATH
$PDDIR/bin/pdstop -z -q....................................1
|
#!/bin/sh -x
PDDIR=/HiRDB_P
PDCONFPATH=${PDDIR}/conf
LD_LIBRARY_PATH=${PDDIR}/lib:${LD_LIBRARY_PATH}
PATH=${PATH}:${PDDIR}/bin
export PDDIR PDCONFPATH PATH LD_LIBRARY_PATH
$PDDIR/bin/pdls -d ust
|
スクリプトを登録し,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)のリソースを作成します。
スクリプトの登録は,LifeKeeperのGUI画面から[Edit]−[Server]−[Create Resource Hierarchy]−[Generic Application]を選択して表示される画面で,次の表に示す項目を選択,又は指定します。
| 項目 | 選択値,又は指定値 |
|---|---|
| Switchback Type | 「intelligent」を選択します。 |
| Server | 現用系のホスト名を指定します。 |
| Restore Script | 起動(Restore)スクリプトの格納場所を指定します。 |
| Remove Script | 停止(Remove)スクリプトの格納場所を指定します。 |
| QuickCheck Script | 指定しません。 |
| Application Info | 指定しません。 |
| Bring Resource In Service | 「No」を選択します。 |
| Resource Tag | LifeKeeper管理上の任意のリソース名を指定します。 |
現用系での設定が完了すると,予備系を設定するための[Pre-Extend Wizard]画面に移りますが,[Cancel]を選択して,LifeKeeperのGUI画面で現用系にHiRDBのリソースが作成されていることを確認してください。なお,HiRDB/パラレルサーバで複数のユニットが存在する場合は,ユニット数分の設定を行い,ユニット数分のリソースが作成されていることを確認してください。
その後,HiRDB(ユニット)のリソースのアイコン上で右クリックのメニューから[In Service]を選択し,HiRDB(ユニット)を起動してください。HiRDB(ユニット)の起動完了後,GUI画面上でHiRDB(ユニット)のリソースが有効になったことを確認してから,[Extend Resource Hierarchy]を選択して予備系の設定を行ってください。
作成したリソースの階層を設定します。
リソース階層を設定は,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)のリソースのアイコン上で右クリックのメニューから[Create Dependency]を選択します。親リソース,及び子リソースは,次のように設定します。
親リソース
子リソース
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