ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
クラスタソフトウェアにClusterPerfectを使用している場合にこの項をお読みください。
なお,ClusterPerfectの環境設定方法の詳細については,ClusterPerfectのマニュアルを参照してください。
ClusterPerfectを使用した系切り替え機能には次に示す前提条件があります。
系切り替えができるシステム構成を次の図に示します。
図26-41 系切り替えができるシステム構成
系切り替えができないシステム構成を次の図に示します。
図26-42 系切り替えができないシステム構成(その1)
図26-43 系切り替えができないシステム構成(その2)
IPアドレスを引き継ぐ場合は,論理IPアドレスと論理IPアドレスに対応するホスト名(IPタイプリソースに設定するIPアドレスのホスト名)を設定します。また,この論理IPアドレスは系切り替え機能によって複数のサーバマシン上で再配置できるように設定してください。IPアドレスを引き継ぐ場合のネットワーク構成例を次の図に示します。
図26-44 IPアドレスを引き継ぐ場合のネットワーク構成例(ClusterPerfect使用時)
IPアドレスを引き継がない場合は,現用系と予備系とで異なるIPアドレス及びホスト名を設定します。したがって,HiRDBのシステム共通定義のpdunit -cオペランドに予備系のホスト名を指定する必要があります。IPアドレスを引き継がない場合のネットワーク構成例を次の図に示します。
図26-45 IPアドレスを引き継がない場合のネットワーク構成例(ClusterPerfect使用時)
ClusterPerfectのDNCWARE設計支援システムで,異常停止,開始,停止,及びテイクオーバのシナリオを作成して登録します。シナリオの作成及び登録方法については,ClusterPerfectのマニュアルを参照してください。ここでは,シナリオの内容概略について説明します。
異常停止のシナリオの内容概略を次に示します。
| 1:プロセス4(enddb)非同期呼び出し 2:ディスク1(CR80)切り離し 3:サービスIP1(serviceIP)切り離し |
開始のシナリオの内容概略を次に示します。
| 1:サービスIP1(serviceIP)組み込み 2:ディスク1(CR80) 組み込み 3:プロセス3(startdb)非同期呼び出し |
停止のシナリオの内容概略を次に示します。
| 1:プロセス4(enddb)非同期呼び出し 2:ディスク1(CR80)切り離し 3:サービスIP1(serviceIP)切り離し |
テイクオーバのシナリオの内容概略を次に示します。
| 1:サービスIP1(serviceIP)組み込み 2:プロセス10(mount1)非同期呼び出し 3:プロセス3(startdb)非同期呼び出し |
HiRDB用のシナリオ設定で使用するシェルの例について説明します。
HiRDB/シングルサーバ用のシナリオ設定で使用するシェルの例を次に示します。
●開始
#!/bin/sh PDDIR=/hirdb_x PATH=/bin:/usr/bin:/usr/ucb:$PDDIR/bin PDCONFPATH=$PDDIR/conf SHLIB_PATH=$PDDIR/lib LD_LIBRARY_PATH=$PDDIR/lib export PATH PDDIR PDCONFPATH SHLIB_PATH LD_LIBRARY_PATH # single $PDDIR/bin/pdstart exit 0 |
●終了
#!/bin/sh PDDIR=/hirdb_x PATH=/bin:/usr/bin:/usr/ucb:$PDDIR/bin PDCONFPATH=$PDDIR/conf SHLIB_PATH=$PDDIR/lib LD_LIBRARY_PATH=$PDDIR/lib export PATH PDDIR PDCONFPATH SHLIB_PATH LD_LIBRARY_PATH # single $PDDIR/bin/pdstop -f exit 0 |
●共有ディスクのマウント
#!/bin/sh /usr/local/DNCWARE/bin/genresv /dev/sdb sleep 10 /usr/local/DNCWARE/bin/hadkresv /dev/sdb mount /mirror1 |
HiRDB/パラレルサーバ用のシナリオ設定で使用するシェルの例を次に示します。
●開始
#!/bin/sh PDDIR=/hirdb_x PATH=/bin:/usr/bin:/usr/ucb:$PDDIR/bin PDCONFPATH=$PDDIR/conf SHLIB_PATH=$PDDIR/lib LD_LIBRARY_PATH=$PDDIR/lib export PATH PDDIR PDCONFPATH SHLIB_PATH LD_LIBRARY_PATH # parallel $PDDIR/bin/pdstart -q exit 0 |
●終了
#!/bin/sh PDDIR=/hirdb_x PATH=/bin:/usr/bin:/usr/ucb:$PDDIR/bin PDCONFPATH=$PDDIR/conf SHLIB_PATH=$PDDIR/lib LD_LIBRARY_PATH=$PDDIR/lib export PATH PDDIR PDCONFPATH SHLIB_PATH LD_LIBRARY_PATH # parallel $PDDIR/bin/pdstop -z exit 0 |
●共有ディスクのマウント
#!/bin/sh /usr/local/DNCWARE/bin/genresv /dev/sdb sleep 10 /usr/local/DNCWARE/bin/hadkresv /dev/sdb mount /mirror1 |
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