ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
クラスタソフトウェアにHAモニタを使用している場合にこの項をお読みください。ここでは,次に示すHAモニタの定義ファイルのうち,HiRDBに関連するオペランドの指定値の目安について説明します。
これらの定義文の各オペランド,これらの定義文を格納するファイルのパス名,及びHAモニタの環境設定については,マニュアル「高信頼化システム監視機能 HAモニタ」を参照してください。
このオペランドはHAモニタのバージョンが01-08以降の場合に指定できます。
HAモニタの系切り替え対象のサーバで,一つのサーバマシン上で同時に実行又は待機状態として起動できるサーバの最大数を16又は64で指定します。
一つのサーバマシン上で系の切り替え単位であるサーバ数が16を超える場合は64を指定してください。
HAモニタの系切り替え対象のサーバ数は,HiRDB以外の系切り替え対象製品を含めた値です。HiRDBでは系切り替え対象のサーバ数を次の計算で求めます。
このオペランドはHAモニタのバージョンが01-08以降の場合に指定できます。
一つの実行系に対して複数の待機系を定義できる,マルチスタンバイ機能を使用するかどうかを指定します。
multistandbyオペランドの指定値の目安を次の表に示します。
表26-13 multistandbyオペランドの指定値の目安
| 系切り替え機能の環境 | multistandbyオペランドの指定値 |
|---|---|
| IPアドレスを引き継がない場合 | IPアドレスを引き継がない場合はマルチスタンバイ構成を適用できません。 |
| IPアドレスを引き継ぐ場合 | マルチスタンバイ構成を適用する場合はuseを指定します。 |
モニタモードの場合はこのオペランドにmonitorを指定してください。
HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)を開始するコマンド(シェル)を絶対パス名で指定します。HAモニタから引き継がれる環境変数がHiRDB開始コマンドの環境変数として適切でないと正しく動作しません。そのため,ユーザコマンド(シェル)で実行環境を変更した後に次に示すコマンドを発行してください。
HiRDB/シングルサーバの場合のユーザコマンド(シェル)の作成例を次に示します。
PDDIR=/HiRDB_S PATH=/bin:/usr/bin:/usr/ucb:$PDDIR/bin PDCONFPATH=$PDDIR/conf SHLIB_PATH=$PDDIR/lib export PATH PDDIR PDCONFPATH SHLIB_PATH $PDDIR/bin/pdstart
このオペランドには,次に示す場合にHiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)を終了するコマンド(シェル)を絶対パス名で指定します
HAモニタから引き継がれる環境変数がHiRDBの終了コマンドの環境変数として適切でないと正しく動作しません。そのため,ユーザコマンド(シェル)で実行環境を変更した後に次に示すコマンドを発行してください。
HiRDB/シングルサーバの場合のユーザコマンド(シェル)の作成例を次に示します。
PDDIR=/HiRDB_S PATH=/bin:/usr/bin:/usr/ucb:$PDDIR/bin PDCONFPATH=$PDDIR/conf SHLIB_PATH=$PDDIR/lib export PATH PDDIR PDCONFPATH SHLIB_PATH $PDDIR/bin/pdstop
HAモニタを適用したシステムで一意となる識別名を指定します。現用系と予備系とで同じ識別名にする必要があります。
スタンバイ型系切り替え機能の場合は,HiRDBのユニット識別子を推奨します。
HiRDBファイルシステム領域を作成したDISK領域(ボリュームグループ及びパーティション)の名称を指定します。詳細については,マニュアル「高信頼化システム監視機能 HAモニタ」を参照してください。
連動系切り替えをする場合にこのオペランドを指定します。系切り替え対象のサーバがHiRDBだけの場合はこのオペランドを指定する必要はありません。このオペランドにはサーバグループ名称を指定します。指定の目安を次に示します。
現用系にはonlineを予備系にはstandbyを指定します。
このオペランドはHAモニタのバージョンが01-08以降の場合に指定できます。
HAモニタのマルチスタンバイ機能を使用して,マルチスタンバイ構成で運用する場合(sysdef定義ファイルのmultistandbyオペランドにuseを指定する場合),このオペランドで待機系の優先度を指定します。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2010, 2017, Hitachi, Ltd.