ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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25.13 IPアドレスによる接続制限の運用例

<この節の構成>
(1) 特定のIPアドレスだけ接続許可したい場合
(2) 一定範囲内のIPアドレスからの接続を許可するが,一部のIPアドレスは例外的に拒否したい場合
(3) 特定のIPアドレスだけ接続を拒否したい場合
(4) 登録を変更したいとき

(1) 特定のIPアドレスだけ接続許可したい場合

接続を許可するIPアドレスを登録します。

  1. IPアドレス192.168.0.1からの接続を許可します(接続制約名を'CLIENT01'とします)。
     
    CREATE CONNECTION SECURITY FOR CONSTRAINT "CLIENT01" FOR '192.168.0.1'
     
  2. 10.0.0.*を満たすIPアドレスからの接続を許可します(接続制約名を'AREA01'とします)。
     
    CREATE CONNECTION SECURITY FOR CONSTRAINT "AREA01" FOR '10.0.0.*'
     
  3. 11.22.33.0〜11.22.33.255の範囲を満たすIPアドレスからの接続を許可します(接続制約名を'AREA02'とします)。
     
    CREATE CONNECTION SECURITY FOR CONSTRAINT "AREA02" FOR '11.22.33.0/24'
     

(2) 一定範囲内のIPアドレスからの接続を許可するが,一部のIPアドレスは例外的に拒否したい場合

例 10.0.0.*を満たすIPアドレスからの接続は許可するが,IPアドレス10.0.0.5からの接続は拒否したい。

この場合,次の2つを登録します。

  1. 10.0.0.*を満たすIPアドレスからの接続を許可します(接続制約名を'AREA01'とします)。
     
    CREATE CONNECTION SECURITY FOR CONSTRAINT "AREA01" FOR '10.0.0.*'
     
  2. IPアドレス10.0.0.5からの接続を拒否します(接続制約名を'DENY01'とします)。
     
    CREATE CONNECTION SECURITY FOR CONSTRAINT "DENY01" FOR EXCEPT '10.0.0.5'
     

(3) 特定のIPアドレスだけ接続を拒否したい場合

例 IPアドレス10.0.0.5からの接続は拒否したい。

この場合,接続拒否の登録と,そのほかのIPアドレスから接続許可するための登録の2つが必要となります。必ず許可登録から先にしてください。

  1. 全IPアドレス*.*.*.*からの接続を許可します(接続制約名を'ALLAREA'とします)。
     
    CREATE CONNECTION SECURITY FOR CONSTRAINT "ALLAREA" FOR '*.*.*.*'
     
  2. IPアドレス10.0.0.5からの接続を拒否します(接続制約名を'DENY01'とします)。
     
    CREATE CONNECTION SECURITY FOR CONSTRAINT "DENY01" FOR EXCEPT '10.0.0.5'
     

(4) 登録を変更したいとき

登録内容誤り,又は登録済みの内容に対する接続許可もしくは拒否の変更を行う場合は,一度登録を削除し,新しく登録し直します。

例 誤ってIPアドレス192.168.0.1について(接続制約名を'CLIENT01'とします)の登録をしたが192.168.0.5にしたい。

このときの手順を次に示します。

  1. 接続制約名'CLIENT01'の登録情報を削除します。
     
    DROP CONNECTION SECURITY FOR CONSTRAINT "CLIENT01"
     
  2. IPアドレス192.168.0.5からの接続を許可登録します(接続制約名を再度' 'CLIENT01'とします)。
     
    CREATE CONNECTION SECURITY FOR CONSTRAINT "CLIENT01" FOR '192.168.0.5'