ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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25.12 IPアドレスによる接続制限の設定方法

<この節の構成>
(1) 接続制限対象の登録
(2) 接続制限対象の削除
(3) 登録時の注意事項
(4) 接続可否の決定方法

(1) 接続制限対象の登録

接続制限対象の登録は,DBA権限保持者がします。

接続制限対象の登録は,CREATE CONNECTION SECURITY FOR CONSTRAINT文を実行します。登録時に指定する項目を次の表に示します。

表25-5 登録情報

情報 内容
接続制約名 接続制限の条件を一意に示す名称を設定します。
接続可否 接続の許可,又は拒否の判定種別を設定します。
IPアドレス 接続制限の対象となるIPアドレスを設定します。
個別のIPアドレス指定のほか,アドレスプレフィックス指定,及びアスタリスク文字("*")を使用したワイルドカード指定ができます。

最大登録数は10,000です。

構文規則についてはマニュアル「HiRDB Version 9 SQLリファレンス」のCREATE CONNECTION SECURITYを参照してください。

登録情報は,ディクショナリ表(SQL_ACCESS_SECURITY)に格納し,DBA権限保持者,又は監査人が参照できます。ディクショナリ表の詳細については「HiRDB Version 9 UAP開発ガイド」のSQL_ACCESS_ SECURITY表の内容を参照してください。

(2) 接続制限対象の削除

DBA権限保持者がDROP CONNECTION SECURITY FOR CONSTRAINT文を実行して削除します。構文規則についてはマニュアル「HiRDB Version 9 SQLリファレンス」のDROP CONNECTION SECURITY文 を参照してください。

(3) 登録時の注意事項

(4) 接続可否の決定方法

接続不可となるIPアドレスについては,CREATE CONNECTION SECURITY FOR CONSTRAINTでの登録後,CONNECT時に接続不可(KFPA19632-Eメッセージ出力)となります。すでに接続中のものは,DISCONNECTするまではその接続が保持され,次回CONNECT時に接続不可となります。

すでに接続されているものを排除したい場合は,「pdls -d prc」で接続中のUAPのIPアドレスを確認後,pdcancelコマンドでプロセスを終了してください。

pdcancelコマンドについてはマニュアル「HiRDB Version 9 SQLリファレンス」の運用コマンドpdcancel(UAP,ユティリティ処理の強制終了)を参照してください。

登録内容による接続可否を次の表に示します。

表25-6 接続可否の決定方法

登録数 SDS又はFESサーバのあるユニットからのローカル接続である 拒否登録との比較 許可登録との比較 pd_security_host_groupの設定値との比較 接続可否
登録の有無 接続してきたIPアドレスとの一致/不一致 接続してきたIPアドレスとの一致/不一致
0
1以上 NO あり 一致 ×
不一致 一致
不一致又は登録なし 一致
不一致又はオペランド指定なし ×
なし 一致
不一致 一致
不一致又はオペランド指定なし ×
YES

(凡例)
−:該当しない
○:接続可
×:接続不可