ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
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15.10.1 HiRDBファイルシステム領域を移動する前に
(1) 移動できるHiRDBファイルシステム領域
格納しているRDエリアの種類によって,HiRDBファイルシステム領域を移動できるかどうか異なります。移動できるHiRDBファイルシステム領域を次の表に示します。
表15-7 移動できるHiRDBファイルシステム領域
| 格納しているRDエリアの種類 |
HiRDBの稼働状態 |
| 稼働中 |
停止中 |
| マスタディレクトリ用RDエリア |
× |
○ |
| データディクショナリ用RDエリア |
× |
○ |
| データディレクトリ用RDエリア |
× |
○ |
| データディクショナリLOB用RDエリア |
× |
○ |
| ユーザ用RDエリア |
○ |
○ |
| ユーザLOB用RDエリア |
○ |
○ |
| レジストリ用RDエリア |
○ |
○ |
| レジストリLOB用RDエリア |
○ |
○ |
| リスト用RDエリア |
○ |
○ |
- (凡例)
- ○:HiRDBファイルシステム領域を移動できます。
- ×:HiRDBファイルシステム領域を移動できません。
HiRDBが稼働中の場合の移動手順を次に示します。HiRDBが停止中の場合,手順1,手順2,及び手順6の操作は不要です。
- 〈手順〉
- 移動するHiRDBファイルシステム領域に格納しているRDエリアをすべて閉塞,クローズ状態にします。
- 移動するHiRDBファイルシステム領域をHiRDBの常駐プロセスから切り離すため,ユーザサーバプロセスをリフレッシュします。
- 移動元のRDエリアを構成するHiRDBファイルシステム領域を移動先のディスクにコピーします。コピーしたHiRDBファイルシステム領域名の長さ(フルパス名)は,HiRDBファイルシステム領域名としての最大長を超えないようにしてください(詳細は,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」の「pdfmkfs(HiRDBファイルシステム領域の初期設定)」を参照してください)。超えた場合,手順4で行う移動先の実体パス名を指定したpdfstatfsコマンドはKFPI21574-Eを出力しエラー終了します。
- 移動元のRDエリアを構成するHiRDBファイルシステム領域を削除します。
- コピー先のHiRDBファイルシステム領域に対して,移動元のHiRDBファイルシステム領域と同一の名前でシンボリックリンクを作成します。
- 閉塞,クローズ状態にしたRDエリアを閉塞解除し,オープン状態にします。
- シンボリックリンクの作成,削除,及び管理(リンク先の実体存在の確認や,アクセス確認等)は,適切に行ってください。HiRDBがリンク先のHiRDBファイルシステム領域へのアクセスに失敗すると,RDエリアは閉塞します。
- シンボリックリンク先の実体(HiRDBファイルシステム領域)を削除する場合は,実体のパス名を指定してください。シンボリックリンクを指定した場合は,実体ではなくシンボリックリンクが削除されます。
- RDエリアの移動によってシンボリックリンクを作成したRDエリアを,再度別ディスクに配置する場合,「(2) 移動手順」の手順3でコピー時に指定する移動元には実体のパス名を指定してください。シンボリックリンクを指定した場合は,実体ではなくシンボリックリンクをコピーします。
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