スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド

[目次][索引][前へ][次へ]

16.1.7 システムログファイルの空き容量監視機能

<この項の構成>
(1) ログ適用サイトでの運用時の使用
(2) サイト切り替え時に業務サイトの状態を引き継いだ運用の継続

(1) ログ適用サイトでの運用時の使用

ログ適用サイトでは,システムログの空き容量を監視しません。システムログの空き容量は,業務サイトで監視します。

(2) サイト切り替え時に業務サイトの状態を引き継いだ運用の継続

サイト切り替え後,HiRDBの再開始中にHiRDBが異常終了した場合,再びHiRDBの再開始処理を行います。このとき,スワップ先にできる状態となるシステムログファイルの数がさらに増えるため,システムログファイルの容量不足によってHiRDBが異常終了することがあります。これについては,システムログファイルの空き容量監視機能を使用しても防げないため,このような異常事態も想定してシステムログファイルを設計してください。