スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド

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8.7 共用表を使用する場合の注意事項(ハイブリッド方式限定)

リアルタイムSANレプリケーションの処理方式がハイブリッド方式の場合,共用表に対して次の表に示すSQLを実行すると,リモートサイトへのデータベースの同期待ち合わせを行います。1SQL当たり2秒以上のオーバヘッドが掛かることがあります。

表8-6 リモートサイトへの同期待ち合わせが発生するSQL

対象SQL 条件
LOCK TABLE EXCLUSIVEモード
COMMIT 条件なし
ROLLBACK
DISCONNECT
CREATE TABLE
CREATE INDEX
DROP TABLE
DROP INDEX
ALTER TABLE 再利用セグメント数の変更

なお,リモートサイトへのデータベースの同期待ち合わせに失敗した場合の,リモートサイトのデータベース回復方法については,「6. 障害発生時の運用」を参照してください。