スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド
ペア論理ボリュームの移動手順(新規のペア論理ボリュームグループに移動する場合)を次に示します。
- 〈手順〉
注 処理ボックスの左にある数字は,このあとで説明している番号に対応しています。
- pdstopコマンドでHiRDBを正常終了します。
- pdcopyコマンド(-M xオプション指定)でシステム単位のバックアップを取得します。
- 2.で取得したバックアップファイルをリモートサイトにコピーします。
- pairsplitコマンド(-Sオプション指定)を実行し,移動元のペア論理ボリュームグループを分割します。
- horcmshutdownコマンドでRAID Managerを停止します。
- RAID Managerの構成定義を変更します。
- 追加するペア論理ボリュームグループの定義情報を指定します。
- 移動するペア論理ボリュームのペア論理ボリュームグループ名を新規追加したペア論理ボリュームグループ名に変更します。
- horcmstartコマンドでRAID Managerを起動します。
- 次に示すペア論理ボリュームグループにpaircreateコマンドを実行します。
- 移動元のペア論理ボリュームグループ
- 移動先のペア論理ボリュームグループ
- pairevtwaitコマンド(-s pairオプションを指定)で,ペア論理ボリュームグループの生成結果を確認します。移動元および移動先のペア論理ボリュームグループのペアステータスがPAIRになるのを確認してください。
- pdstartコマンドでHiRDBを開始します。
- pdlogsyncコマンド(-wオプション指定)でシンクポイントダンプを取得します。コマンドが正常終了するのを確認してください。HiRDB/パラレルサーバの場合は全サーバに対してpdlogsyncコマンドを実行してください。
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