スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド
メインサイトのHiRDBをpdstopコマンドで正常終了します。
すべてのペア論理ボリュームグループのステータスを,次に示すどちらかの方法で確認します。
サンプルシェルプログラムについては,「付録B サンプルシェルプログラム」を参照してください。
すべてのペア論理ボリュームグループを,horctakeoverコマンドでテイクオーバします。テイクオーバに失敗した場合は,RAID Managerのエラーログを参照し,テイクオーバの失敗要因を対策してください。対策後,再度テイクオーバを実行してください。
すべてのペア論理ボリュームグループでSwap-Takeoverが成功した場合(horctakeoverコマンドの戻り値が1の場合),各ペア論理ボリュームグループに対してpairvolchkコマンドを実行し,ペアステータスを確認してください。すべてのペア論理ボリュームグループでSwap-Takeoverが成功し,かつすべてのペア論理ボリュームグループのペアステータスがPAIRの場合に,計画的サイト切り替えができます。
リアルタイムSANレプリケーションの処理方式にハイブリッド方式を選択している場合に,リモートサイトのpd_rise_disaster_modeオペランドの指定値をnormalに変更します。
リモートサイトのHiRDBをpdstartコマンドで開始します。KFPS05210-Iメッセージが出力されてHiRDBの開始処理が完了したら,計画的サイト切り替えは完了です。
なお,HiRDBが開始できない場合は,HiRDBの開始処理時に出力されたエラーメッセージを参照し,障害を対策したあとに再度HiRDBを開始してください。
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