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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 構造型データベース機能


付録M 複数レコードの検索時の,データ格納エリアに対するレコードの格納形式【4V FMB】

複数レコードの検索時の,データ格納エリアに対するレコードの格納形式を次の図に示します。

図M‒1 複数レコードの検索時の,データ格納エリアに対するレコードの格納形式

[図データ]

複数レコードの検索時にデータ格納エリアに設定される値を次の表に示します。

表M‒1 複数レコードの検索時にデータ格納エリアに設定される値

項番

説明

長さ

内容

1

レコード数

4

データ格納エリアに格納したレコード数

2

予備

28

予備(0x00が設定されます)

3

レコード全体長

4

項番3〜項番14の全体の長さ

4

レコード型名の長さ

2

レコード名称の長さ

5

レコード型名

30

レコード名称を左詰めで格納(余りは空白となります)

6

予備

16

予備(0x00が設定されます)

7

レコード実現値長

4

項番14のレコード実現値の長さ

8

ユーザデータのオフセット

4

ユーザデータの開始位置(項番14のレコード実現値の先頭からのバイト数)

9

ファイル通番の長さ

4

データ種別がTYPE U,Fのユーザデータがある場合に長さを設定します。TYPE U,Fのユーザデータがない場合は0となります。

10

予備

3

予備(0x00が設定されます)

11

フラグ

1

'U':親レコードのUSERポインタで示されるレコードの場合に設定されます。

'△':上記以外の場合に設定されます(ルートレコードの場合も含まれます)。

12

ユーザデータの長さ

4

項番14のレコード実現値のうち,ユーザデータ部分の長さ

13

一連番号

4

一連番号の値

  • ルートレコードの場合は0となります

  • データ種別がTYPE N,Nの構成要素がある子レコードの場合は1となります。

  • データ種別がTYPE K,Nの構成要素がある子レコードの場合は1以上の値となります。

14

レコード実現値

レコード実現値の長さ

レコード実現値(データベースキー,ユーザデータ)