Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 9 構造型データベース機能


17.3.1 キーの条件の指定

〈この項の構成〉

(1) 機能

DML中に記述したキーの条件に従って論理演算が実行され,その結果が真のものだけが検索対象になります。キーの条件は次の個所に指定できます。

(2) 形式

キーの条件::={(ルートレコードのデータベースキー{=|>}条件値)
        |(ルートレコードのデータベースキー>=条件値
         AND ルートレコードのデータベースキー<=条件値)}
 
  条件値::={:埋込み変数
        |ルートレコードのデータベースキーに対応する値
        |(構成要素に対応する値〔,構成要素に対応する値〕…)}

(3) 説明

●:埋込み変数

ルートレコードのデータベースキーの構成要素全体に対して指定する値です。

●ルートレコードのデータベースキーに対応する値

ルートレコードのデータベースキーの構成要素全体に対して指定する値です。1つの定数を指定できます。

●構成要素に対応する値

ルートレコードのデータベースキーの1つの構成要素に対して指定する値です。1つの定数を指定できます。

指定規則を次に示します。

  • ( )内に指定できる「構成要素に対応する値」の数は1〜7です。

  • 指定個数と指定順序は,ルートレコードのデータベースキーの構成要素と一致させてください。

(4) 留意事項