Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 9 構造型データベース機能


10.7.3 RDエリア単位の状態解析(論理的解析)

RDエリア内のSDBデータベースに対する,全セグメントおよび全ページの格納状態を解析します。ただし,複数のRDエリアに分割格納されたSDBデータベースについては,指定したRDエリアに格納された部分だけを解析します。

なお,ここではレコードが格納されているRDエリアに対して論理的解析を実行したときに出力される情報について説明します。

RDエリアにインデクスが格納されているときに出力される情報については,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」の「RDエリア単位の状態解析(論理的解析)」を参照してください。その際,インデクスに関する情報のRowID Countに表示される「インデクス管理行数」については,次の留意事項があります。

〈この項の構成〉

(1) 使用目的

RDエリア内のレコードおよびインデクスの乱れの検知,容量の状態を確認できます。

(2) 解析結果

RDエリア単位の状態解析(論理的解析)の出力例を次の図に示します。

図10‒2 RDエリア単位の状態解析(論理的解析)の出力例(サブページ分割機能を適用していない場合)

[図データ]

[図データ]

図10‒3 RDエリア単位の状態解析(論理的解析)の出力例(サブページ分割機能を適用している場合)

[図データ]

[図データ]

[図データ]

各出力項目の説明を次に示します。

なお,単位が%の項目については,小数点以下切り上げとなります。

(a) 基本情報

出力項目のヘッダ名

出力項目

説明

RD Area Name

RDエリア名

解析対象のRDエリア名です。

Server

サーバ識別子

RDエリアを管理するBESのサーバ識別子です。

Total Segment

RDエリアの総セグメント数

解析対象のRDエリアの総セグメント数です(使用中セグメント数+未使用セグメント数)。

Segment Size

RDエリアのセグメント内ページ数

解析対象のRDエリアのセグメントサイズです。1セグメントのサイズをセグメント内のページ数で表示します。

Unused Segment

未割り当てセグメント数

RDエリア内でルートレコード型に割り当てられていないセグメントの数です。

Page Size

ページサイズ

RDエリアのページサイズです。

Original RD Area Name

オリジナルRDエリア名

RDエリアのオリジナルRDエリア名です。

Generation Number

世代番号

RDエリアの世代番号です。

Replica RD Area Count

レプリカRDエリア数

レプリカRDエリアの数です。

History1

Hold Status

閉塞種別

RDエリアの閉塞履歴1の閉塞種別です。

Hold Code

閉塞要因コード

RDエリアの閉塞履歴1の閉塞要因コードです。閉塞要因コードについては,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」の「データベース状態解析ユティリティ(pddbst)」の「RDエリア単位の状態解析(論理的解析)」を参照してください。

Hold Time

閉塞時刻

RDエリアの閉塞履歴1の閉塞時刻です。

History2

Hold Status

閉塞種別

RDエリアの閉塞履歴2の閉塞種別です。

Hold Code

閉塞要因コード

RDエリアの閉塞履歴2の閉塞要因コードです。閉塞要因コードについては,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」の「データベース状態解析ユティリティ(pddbst)」の「RDエリア単位の状態解析(論理的解析)」を参照してください。

Hold Time

閉塞時刻

RDエリアの閉塞履歴2の閉塞時刻です。

SDB database kind

SDBデータベース種別

SDBデータベースの種別です。FMB,DAM,MAM,TAM,またはSAMが表示されます。

4V FMBまたはSD FMBのSDBデータベースの場合は,FMBが出力されます。

Root Record Name

ルートレコードのレコード型名

ルートレコードのレコード型名です。

Auth Id

認可識別子

ルートレコード型の所有者の認可識別子です。

SubPage Number

サブページ分割数

サブページの分割数です。

サブページ分割を適用していない場合は,サブページ分割数に1が表示されます。

SubPage Size

サブページサイズ

サブページのサイズです。

ルートレコード型にサブページ分割が適用されている場合に表示されます。

注※

この項目(インナレプリカ情報)は,HiRDB Staticizer Optionを使用している場合に表示されます。また,指定した世代にレプリカRDエリアが存在しない場合も,解析結果は出力されません。このとき,その旨のメッセージが出力されます。

(b) Common information

各ルートレコード型のセグメントに関する情報(未割り当てセグメントを含まない),および各ルートレコード型のページに関する情報が表示されます。

出力項目のヘッダ名

出力項目

説明

Segment

Used(%)

使用セグメント率

↑使用セグメント数÷セグメント数の合計↑の値が表示されます。

Full(%)

満杯セグメント比率

↑満杯セグメント数÷総セグメント数↑の値が表示されます。

Used

使用セグメント数

使用ページが含まれているセグメントの数です。

Full

満杯セグメント数

セグメント内ページがすべて満杯ページであるセグメントの数です。

Sum

セグメント数の合計

割り当てられているセグメント数の合計です。

Page

Used(%)

使用ページ率

↑使用ページ数÷総ページ数↑の値が表示されます。

Full(%)

満杯ページ率

↑満杯ページ数÷総ページ数↑の値が表示されます。

Used

使用ページ数

次のどれかのページの合計数が表示されます。

  • データが格納されているページ

  • 事前割り当てページ

  • 事前割り当てサブページを含むページ

Full

満杯ページ数

■サブページ分割が適用されていない場合

次のどちらかのページ数が表示されます。

  • 割り当てられているセグメント内で,これ以上データを格納できない使用ページ数

  • 割り当てられているセグメント内で,占有状態の使用ページ数

■サブページ分割が適用されている場合

割り当てられているセグメント内で,すべてのサブページが使用サブページである使用ページ数です。

Sum

総ページ数

全セグメントの総ページ数です。

注※

通常の(サブ)ページと事前割り当て(サブ)ページの区別をしません。

(c) Normal Page information

通常のページに関する情報が表示されます。Normal Page informationは,次に示す条件をすべて満たす場合に表示されます。

  • 解析対象のルートレコード型にサブページ分割が適用されていない場合

  • pddbstコマンドの-dオプションを指定した場合

    出力項目のヘッダ名

    出力項目

    説明

    Page

    Used(%)

    通常のページの使用ページ率

    ↑通常のページの使用ページ数÷通常のページ数の合計↑の値が表示されます。

    Full(%)

    通常のページの満杯ページ率

    ↑通常のページの満杯ページ数÷通常のページ数の合計↑の値が表示されます。

    Occupied(%)

    通常のページの占有ページ率

    ↑通常のページの占有ページ数÷通常のページの満杯ページ数↑の値が表示されます。

    Used

    通常のページの使用ページ数

    データが入っている通常のページ数です。

    Full

    通常のページの満杯ページ数

    次のどちらかの通常のページの合計数が表示されます。

    • これ以上レコードを格納できない通常のページ

    • 占有状態の通常のページ

    Occupied

    通常のページの占有ページ数

    ページ切り替えオプションにOを指定したレコードが格納されているページの数です。

    Sum

    通常のページ数の合計

    全セグメントの通常のページ数の合計です。割り当てられているセグメント中の通常のページ数の合計です。未使用ページは,通常のページと見なされます。

    Collect Prearranged Page

    再編成による解放可能なページ数

    データが格納されていない通常のページの,使用ページ数です。

    SDBデータベースの再編成によって,解放可能な通常のページ数が表示されます。データ格納済みの通常のページで,使用ページ数にカウントされているが,実際にはページ内の全レコードが削除されていて,使用率が0%になっている通常のページ数が表示されます。

    事前割り当てページは,データが格納されていない状態であっても,そのあとの運用で指定ファミリに割り当てられることが前提のため,解放可能なページ数にカウントされません。

    Used Page Ratio

    Page

    通常のページの使用比率別ページ数

    使用ページの使用比率ごと(10%単位)の,通常のページ数です。

    Ratio

    通常のページ数の合計に対する比率

    通常のページ数の合計に対する比率です。

    小数点以下切り上げで比率を求めるため,すべての比率を合計したときに100%を超えることがあります。

    格納対象レコードが空き領域に収まらない場合,そのページは満杯ページとして設定されるため,満杯ページであっても,使用率が91−100%にならないことがあります。

    Occupied Page

    使用ページの比率ごとの,占有ページ数

    使用ページの比率ごとの,占有ページ数です。

    Total

    合計値

    次の値が表示されます。

    • 通常のページ数の合計値

    • 占有ページ数の合計値

    Stored Family

    通常のページに格納されているルートレコードの数

    事前ページ割り当て機能が適用されていないファミリの数です。

    Stored Children

    通常のページに格納されている非ルートレコードの数

    通常のページに格納されている非ルートレコードの数です。

    Page Change

    通常のページの,ページのまたがり回数

    PRIORポインタが別ページのレコードを指す,通常のページの非ルートレコードの数です。

    Collection Degree

    Page

    通常のページの,ページ内レコード集約度

    ↑PRIORポインタが同一ページのレコードを指す,通常のページの非ルートレコードの数÷通常のページの非ルートレコード数↑の値が表示されます。

    PRIORポインタが同一ページのレコードを指すレコードの比率を表示します。

    なお,次の条件をすべて満たす場合は,100%と見なされます。

    • 通常のページの使用ページ数が1以上の場合

    • 通常のページの非ルートレコード数が0の場合

    Segment

    通常のページの,セグメント内レコード集約度

    ↑PRIORポインタが同一セグメントのレコードを指す,通常のページの非ルートレコードの数÷通常のページの非ルートレコード数↑の値が表示されます。

    PRIORポインタが同一セグメントのレコードを指す,レコードの比率を表示します。

    なお,次の条件をすべて満たす場合は,100%と見なされます。

    • 通常のページの使用ページ数が1以上の場合

    • 通常のページの非ルートレコード数が0の場合

    Virtual Root Record(disuse)

    通常のページの,子レコードを1件も管理していない仮想ルートレコードの数

    通常のページに格納されている仮想ルートレコードのうち,子レコードを1件も管理していない仮想ルートレコードの数です。

    Logical Cleared Record

    通常のページの,論理的に削除状態になっている非ルートレコードの数

    通常のページに格納されている非ルートレコードのうち,一括削除機能によって論理的に削除状態になっている非ルートレコードの数です。

    Del RowID

    通常のページの,削除状態の管理行数

    通常のページのレコード管理情報のうち,レコードの削除(ERASE)によって削除状態になっているレコード管理情報数です。

    注※

    pddbstコマンドの-dオプションおよび-zオプションを指定した場合に表示される情報です。

(d) Reserved Page information

事前割り当てページに関する情報が表示されます。Reserved Page informationは,次に示す条件をすべて満たす場合に表示されます。

  • 解析対象のルートレコード型にサブページ分割が適用されていない場合

  • pddbstコマンドの-dオプションを指定した場合

    出力項目のヘッダ名

    出力項目

    説明

    Page

    Used(%)

    事前割り当てページの使用ページ率

    ↑事前割り当てページの使用ページ数÷事前割り当てページ数の合計↑の値が表示されます。

    Full(%)

    事前割り当てページの満杯ページ率

    ↑事前割り当てページの満杯ページ数÷事前割り当てページ数の合計↑の値が表示されます。

    Used

    事前割り当てページの使用ページ数

    事前割り当てページ数です。事前割り当てページは,レコードが格納されていなくても使用ページとして扱われます。

    Full

    事前割り当てページの満杯ページ数

    これ以上レコードを格納できない事前割り当てページ数です。

    Sum

    事前割り当てページ数の合計

    事前割り当てページ数の合計です。

    Ratio

    事前割り当てページの,使用比率別ページ数

    事前割り当てページ内の使用比率ごとに,次の項目が表示されます。

    • ページ数

    • 事前割り当てページ数に対する比率

    NonContinuous Reserved Pages

    非連続に割り当てられている事前割り当てページ数

    該当ファミリに割り当てられている事前割り当てページの間に,ほかのデータページが割り込んでいる回数です。

    Used Page Ratio

    Page

    事前割り当てページの使用比率別ページ数

    使用ページの使用比率ごと(10%単位)の,事前割り当てページ数です。

    Ratio

    事前割り当てページの合計に対する比率

    事前割り当てページ数の合計に対する比率です。

    小数点以下切り上げで比率を求めるため,すべての比率を合計したときに100%を超えることがあります。

    格納対象レコードが空き領域に収まらない場合,そのページは満杯ページとして設定されるため,満杯ページであっても,使用率が91−100%にならないことがあります。

    Total

    合計値

    事前割り当てページ数の合計値です。

    Stored Family

    事前ページ割り当て機能が適用されているファミリの数

    事前ページ割り当て機能が適用されているファミリの数です。事前割り当てページに格納されているルートレコードの数です。

    Stored Children

    事前割り当てページに格納されている非ルートレコードの数

    事前割り当てページに格納されている非ルートレコードの数です。

    Page Change

    事前割り当てページの,ページのまたがり回数

    PRIORポインタが別ページのレコードを指す,事前割り当てページの非ルートレコードの数です。

    Collection Degree

    Page

    事前割り当てページの,ページ内レコード集約度

    ↑PRIORポインタが同一ページのレコードを指す,事前割り当てページの非ルートレコードの数÷事前割り当てページの非ルートレコード数↑の値が表示されます。

    PRIORポインタが同一ページのレコードを指す,レコードの比率を表示します。

    なお,次の条件をすべて満たす場合は,100%と見なされます。

    • 事前割り当てページの使用ページ数が1以上の場合

    • 事前割り当てページの非ルートレコード数が0の場合

    Segment

    事前割り当てページの,セグメント内レコード集約度

    ↑PRIORポインタが同一セグメントのレコードを指す,事前割り当てページの非ルートレコードの数÷事前割り当てページの非ルートレコード数↑の値が表示されます。

    PRIORポインタが同一セグメントのレコードを指す,レコードの比率を表示します。

    なお,次の条件をすべて満たす場合は,100%と見なされます。

    • 事前割り当てページの使用ページ数が1以上の場合

    • 事前割り当てページの非ルートレコード数が0の場合

    Del RowID

    事前割り当てページの,削除状態の管理行数

    事前割り当てページのレコード管理情報のうち,レコードの削除(ERASE)によって削除状態になっているレコード管理情報数です。

    注※

    pddbstコマンドの-dオプションおよび-zオプションを指定した場合に表示される情報です。

(e) Normal SubPage information

通常のサブページに関する情報が表示されます。Normal SubPage informationは,次に示す条件をすべて満たす場合に表示されます。

  • 解析対象のルートレコード型にサブページ分割が適用されている場合

  • pddbstコマンドの-dオプションを指定した場合

    出力項目のヘッダ名

    出力項目

    説明

    SubPage

    Used(%)

    通常のサブページの使用サブページ率

    ↑通常のサブページの使用サブページ数÷通常のサブページ数の合計↑の値が表示されます。

    Full(%)

    通常のサブページの満杯サブページ率

    ↑通常のサブページの満杯サブページ数÷通常のサブページ数の合計↑の値が表示されます。

    Occupied(%)

    通常のサブページの占有サブページ比率

    ↑通常のサブページの占有サブページ数÷通常のサブページの満杯サブページ数↑の値が表示されます。

    Used

    通常のサブページの使用サブページ数

    レコードが格納されている通常のサブページの数です。

    Full

    通常のサブページの満杯サブページ数

    次のどちらかのサブページの数が表示されます。

    • これ以上レコードを格納できない通常のサブページ数

    • 占有状態の通常のサブページ数

    Occupied

    通常のサブページの占有サブページ数

    ページ切り替えオプションにOを指定したレコードが格納されている通常のサブページの数です。

    Sum

    通常のサブページ数の合計

    通常のサブページ数の合計です。

    割り当てられているセグメント中の,通常のサブページ数の合計です。未使用サブページは,通常のサブページと見なされます。

    Collect Prearranged Page

    再編成による解放可能なページ数

    すべてのサブページが未使用サブページである使用ページ数です。

    解放可能な通常のページ数が表示されます。データ格納済みの通常のページで,使用ページ数にカウントされているが,実際にはページ内の全レコードが削除されていて,使用率が0%になっている通常のページ数が表示されます。

    事前割り当てサブページは,データが格納されていない状態であっても,使用サブページとして扱われます。

    Used SubPage Ratio

    SubPage

    通常のサブページの使用比率別サブページ数

    使用サブページの使用比率ごと(10%単位)の,通常のサブページ数です。

    Ratio

    通常のサブページ数の合計に対する比率

    通常のサブページ数の合計に対する比率です。

    小数点以下切り上げで比率を求めるため,すべての比率を合計したときに100%を超えることがあります。

    格納対象レコードが空き領域に収まらない場合,そのサブページは満杯サブページとして設定されるため,満杯サブページであっても,使用率が91−100%にならないことがあります。

    Occupied SubPage

    使用サブページの比率ごとの,占有ページ数

    使用サブページの比率ごとの,占有ページ数です。

    Total

    合計値

    次の値が表示されます。

    • 通常のサブページ数の合計値

    • 占有ページ数の合計値

    Used SubPage Count per Page

    Page Count

    使用サブページ数ごとのページ数

    各ページの使用サブページ数ごとに,使用ページ数が表示されます。

    事前割り当てサブページがあるページについては,次の条件を満たすページを解析対象にします。

    • 同一ページ内に,事前割り当てサブページと通常のサブページの,使用サブページが混在しているページ

    解析対象のルートレコード型に定義されているサブページ分割数まで表示されます。

    Total

    合計値

    上記の項目の合計値です。

    Stored Family

    通常のサブページに格納されているルートレコードの数

    事前ページ割り当て機能が適用されていないファミリの数です。

    Stored Children

    通常のサブページに格納されている非ルートレコードの数

    通常のサブページに格納されている非ルートレコードの数です。

    Page Change

    通常のサブページの,ページのまたがり回数

    PRIORポインタが別ページのレコードを指す,通常のサブページの非ルートレコードの数です。

    サブページに格納されている場合でも,ページ単位に解析を行います。

    Collection Degree

    Page

    通常のサブページの,ページ内レコード集約度

    ↑PRIORポインタが同一ページのレコードを指す,通常のサブページの非ルートレコードの数÷通常のサブページの非ルートレコード数↑の値が表示されます。

    PRIORポインタが同一ページのレコードを指す,レコードの比率を表示します。

    サブページに格納されている場合でも,ページ単位に解析を行います。

    なお,次の条件をすべて満たす場合は,100%と見なされます。

    • 通常のサブページの使用サブページ数が1以上の場合

    • 通常のサブページの非ルートレコード数が0の場合

    Segment

    通常のサブページの,セグメント内レコード集約度

    ↑PRIORポインタが同一セグメントのレコードを指す,通常のサブページの非ルートレコードの数÷通常のサブページの非ルートレコード数↑の値が表示されます。

    PRIORポインタが同一セグメントのレコードを指す,レコードの比率を表示します。

    なお,次の条件をすべて満たす場合は,100%と見なされます。

    • 通常のサブページの使用サブページ数が1以上の場合

    • 通常のサブページの非ルートレコード数が0の場合

    Virtual Root Record(disuse)

    通常のサブページの,子レコードを1件も管理していない仮想ルートレコードの数

    通常のサブページに格納されている仮想ルートレコードのうち,子レコードを1件も管理していない仮想ルートレコードの数です。

    Logical Cleared Record

    通常のサブページの,論理的に削除状態になっている非ルートレコードの数

    通常のサブページに格納されている非ルートレコードのうち,一括削除機能によって論理的に削除状態になっている非ルートレコードの数です。

    Del RowID

    通常のサブページの,削除状態の管理行数

    通常のサブページのレコード管理情報のうち,レコードの削除(ERASE)によって削除状態になっているレコード管理情報数です。

    注※

    pddbstコマンドの-dオプションおよび-zオプションを指定した場合に表示される情報です。

(f) Reserved SubPage information

事前割り当てサブページに関する情報が表示されます。Reserved SubPage informationは,次に示す条件をすべて満たす場合に表示されます。

  • 解析対象のルートレコード型にサブページ分割が適用されている場合

  • pddbstコマンドの-dオプションを指定した場合

    出力項目のヘッダ名

    出力項目

    説明

    SubPage

    Used(%)

    事前割り当てサブページの使用サブページ率

    ↑事前割り当てサブページの使用サブページ数÷事前割り当てサブページ数の合計↑の値が表示されます。

    Full(%)

    事前割り当てサブページの満杯サブページ率

    ↑事前割り当てサブページの満杯サブページ数÷事前割り当てサブページ数の合計↑の値が表示されます。

    Used

    事前割り当てサブページの使用サブページ数

    割り当てサブページ数です。事前割り当てサブページは,レコードが格納されていなくても使用サブページとして扱われます。

    Full

    事前割り当てサブページの満杯サブページ数

    これ以上レコードを格納できない事前割り当てサブページ数です。

    Sum

    事前割り当てサブページ数の合計

    事前割り当てサブページ数の合計です。割り当てられているセグメント中の,事前割り当てサブページの合計です。

    NonContinuous Reserved SubPages

    非連続に割り当てられている事前割り当てサブページ数

    該当ファミリに割り当てられている事前割り当てサブページの間に,ほかのデータページが割り込んでいる回数です。

    Used SubPage Ratio

    SubPage

    事前割り当てサブページの使用比率別サブページ数

    使用サブページの使用比率ごと(10%単位)の事前割り当てサブページ数です。

    Ratio

    事前割り当てサブページの合計に対する比率

    事前割り当てサブページ数の合計に対する比率です。

    小数点以下切り上げで比率を求めるため,すべての比率を合計したときに100%を超えることがあります。

    格納対象レコードが空き領域に収まらない場合,そのサブページは満杯サブページとして設定されるため,満杯サブページであっても,使用率が91−100%にならないことがあります。

    Total

    合計値

    事前割り当てサブページ数の合計値です。

    Stored Family

    事前ページ割り当て機能が適用されているファミリの数

    事前ページ割り当て機能が適用されているファミリの数です。事前割り当てサブページに格納されているルートレコードの数です。

    Stored Children

    事前割り当てサブページに格納されている非ルートレコードの数

    事前割り当てサブページに格納されている非ルートレコードの数です。

    Page Change

    事前割り当てサブページの,ページのまたがり回数

    PRIORポインタが別ページのレコードを指す,事前割り当てサブページの非ルートレコードの数です。

    サブページに格納されている場合でも,ページ単位に解析を行います。

    Collection Degree

    Page

    事前割り当てサブページの,ページ内レコード集約度

    ↑PRIORポインタが同一ページのレコードを指す,事前割り当てサブページの非ルートレコードの数÷事前割り当てサブページの非ルートレコード数↑の値が表示されます。

    PRIORポインタが同一ページのレコードを指す,レコードの比率を表示します。

    サブページに格納されている場合でも,ページ単位に解析を行います。

    なお,次の条件をすべて満たす場合は,100%と見なされます。

    • 事前割り当てサブページの使用サブページ数が1以上の場合

    • 事前割り当てサブページの非ルートレコード数が0の場合

    Segment

    事前割り当てサブページの,セグメント内レコード集約度

    ↑PRIORポインタが同一セグメントのレコードを指す,事前割り当てサブページの非ルートレコードの数÷事前割り当てサブページの非ルートレコード数↑の値が表示されます。

    PRIORポインタが同一セグメントのレコードを指す,レコードの比率を表示します。

    なお,次の条件をすべて満たす場合は,100%と見なされます。

    • 事前割り当てサブページの使用サブページ数が1以上の場合

    • 事前割り当てサブページの非ルートレコード数が0の場合

    Del RowID

    事前割り当てサブページの,削除状態の管理行数

    事前割り当てサブページのレコード管理情報のうち,レコードの削除(ERASE)によって削除状態になっているレコード管理情報数です。

    注※

    pddbstコマンドの-dオプションおよび-zオプションを指定した場合に表示される情報です。

(3) DAT形式で解析結果を出力する場合

RDエリア単位の状態解析(論理的解析)のDAT形式での出力規則を次に示します。

RDエリア単位の状態解析(論理的解析)のDAT形式出力内容を次の表に示します。

表10‒6 RDエリア単位の状態解析(論理的解析)のDAT形式出力内容

項番

タイトルバー

内容

出力形式

最大長(単位:バイト)※1

出力条件

1

VERSION

HiRDBのバージョンです。

文字列(vv-rr)

5

2

INF_GET_TIME

情報取得が完了した年月日時刻です。出力対象の情報をすべて取得完了した日時です。DAT形式で出力される全行で同じ日時が出力されます。

文字列(yyyy/mm/dd hh:mm:ss)

19

3

RDAREA_NAME

解析対象のRDエリア名です。

文字列

30

4

SERVER

RDエリアがあるBES名です。

文字列

8

5

TOTAL_SEGMENT

RDエリア内の総セグメント数です。

数値

10

6

UNUSED_SEGMENT

RDエリア内の未割り当てセグメント数です。

数値

10

7

SEGMENT_SIZE

セグメント内ページ数です。

数値

10

8

PAGE_SIZE

ページサイズです。

数値

10

9

ORIGINAL_RDAREA_NAME

オリジナルRDエリア名です。

文字列

30

※2

10

GENERATION_NUMBER

RDエリアの世代番号です。

数値

2

※2

11

REPLICA_RDAREA_COUNT

レプリカRDエリア数です。

数値

2

※2

12

HOLD_STATUS(HISTORY1)

RDエリアの閉塞種別です。閉塞解除する1つ前の閉塞種別(閉塞中の場合は現在の閉塞種別)になります。

  • "CMD":HiRDBの障害検知によるコマンド閉塞

  • "FLT":障害閉塞

文字列

3

13

HOLD_CODE(HISTORY1)

RDエリアの閉塞要因コードです。閉塞解除する1つ前の閉塞要因コード(閉塞中の場合は現在の閉塞要因コード)になります。閉塞要因コードについては,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」の「データベース状態解析ユティリティ(pddbst)」の「RDエリア単位の状態解析(論理的解析)」を参照してください。

数値

5

14

HOLD_TIME(HISTORY1)

RDエリアの閉塞時刻です。閉塞解除する1つ前の閉塞時刻(閉塞中の場合は現在の閉塞時刻)になります。

文字列(yyyy/mm/dd hh:mm:ss)

19

15

HOLD_STATUS(HISTORY2)

RDエリアの閉塞種別です。History1の1つ前の閉塞種別になります。

  • "CMD":HiRDBの障害検知によるコマンド閉塞

  • "FLT":障害閉塞

文字列

3

16

HOLD_CODE(HISTORY2)

RDエリアの閉塞要因コードです。History1の1つ前の閉塞要因コードです。閉塞要因コードについては,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」の「データベース状態解析ユティリティ(pddbst)」の「RDエリア単位の状態解析(論理的解析)」を参照してください。

数値

5

17

HOLD_TIME(HISTORY2)

RDエリアの閉塞時刻です。History1の1つ前の閉塞時刻です。

文字列(yyyy/mm/dd hh:mm:ss)

19

18

INF_KIND

表示情報の種別です。

  • "RCD":RDエリアの解析(ルートレコード型の解析情報)

文字列

3

19

SDB_DATABASE_KIND

SDBデータベースの種別です。

文字列

3

20

ROOT_RECORD_NAME

ルートレコードのレコード型名です。

文字列

30

21

AUTH_ID

ルートレコード型の所有者の認可識別子です。

文字列

8

22

SUBPAGE_NUMBER

サブページ分割数です。

数値

2

23

SUBPAGE_SIZE

サブページサイズです。

数値

5

※3

24

USED_SEGMENT

使用セグメント数です。

数値

10

25

USED_SEGMENT_RATIO

使用セグメント率です。(単位:%)

数値

3

26

FULL_SEGMENT

満杯セグメント数です。

数値

10

27

FULL_SEGMENT_RATIO

満杯セグメント率です。(単位:%)

数値

3

28

SUM_SEGMENT

割り当てられているセグメント数の合計です。

数値

10

29

USED_PAGE

使用ページ数です。

数値

10

30

USED_PAGE_RATIO

使用ページ率です。(単位:%)

数値

3

31

FULL_PAGE

満杯ページ数です。

数値

10

32

FULL_PAGE_RATIO

満杯ページ率です。(単位:%)

数値

3

33

SUM_PAGE

割り当てられているセグメント中のページ数の合計です。

数値

10

34

USED_NORMAL_PAGE

通常のページの使用ページ数です。

数値

10

35

USED_NORMAL_PAGE_RATIO

通常のページの使用ページ率です。(単位:%)

数値

3

36

FULL_NORMAL_PAGE

通常のページの満杯ページ数です。

数値

10

37

FULL_NORMAL_PAGE_RATIO

通常のページの満杯ページ率です。(単位:%)

数値

3

38

OCCUPIED_NORMAL_PAGE

通常のページの,占有状態のページ数です。

数値

10

39

OCCUPIED_NORMAL_PAGE_RATIO

通常のページの,占有状態のページ率です。(単位:%)

数値

3

40

SUM_NORMAL_PAGE

割り当てられているセグメント中の通常のページ数の合計です。未使用ページは,通常のページと見なされます。

数値

10

41

USED_NORMAL_SUBPAGE

通常のサブページの使用サブページ数です。

数値

11

42

USED_NORMAL_SUBPAGE_RATIO

通常のサブページの使用サブページ率です。(単位:%)

数値

3

43

FULL_NORMAL_SUBPAGE

通常のサブページの満杯サブページ数です。

数値

11

44

FULL_NORMAL_SUBPAGE_RATIO

通常のサブページの満杯サブページ率です。(単位:%)

数値

3

45

OCCUPIED_NORMAL_SUBPAGE

通常のサブページの占有状態のサブページ数です。

数値

11

46

OCCUPIED_NORMAL_SUBPAGE_RATIO

通常のサブページの占有状態のサブページ率です。(単位:%)

数値

3

47

SUM_NORMAL_SUBPAGE

割り当てられているセグメント中の,通常のサブページ数の合計です。未使用サブページは,通常のサブページと見なされます。

数値

11

48

COLLECT_PREARRANGED_PAGE

再編成による解放可能な通常のページ数です。

データ格納済みの通常のページで,使用ページ数にカウントされているが,実際にはページ内の全レコードが削除されていて,使用率が0%になっている通常のページ数が表示されます。

数値

10

49

STORED_NORMAL_PAGE_FAMILY

事前ページ割り当て機能が適用されていないファミリの数です(サブページ分割機能を適用していない場合)。

数値

10

50

STORED_NORMAL_SUBPAGE_FAMILY

事前ページ割り当て機能が適用されていないファミリの数です(サブページ分割機能を適用している場合)。

数値

11

51

NORMAL_PAGE_CHILDREN

通常のページに格納されている非ルートレコードの数です。

数値

仮数16,

指数5

52

NORMAL_SUBPAGE_CHILDREN

通常のサブページに格納されている非ルートレコードの数です。

数値

仮数16,

指数5

53

NORMAL_PAGE_PAGECHANGE

通常のページに格納されている,PRIORポインタが別ページのレコードを指す非ルートレコードの数です。

数値

仮数16,

指数5

54

NORMAL_SUBPAGE_PAGECHANGE

通常のサブページに格納されている,PRIORポインタが別ページのレコードを指す非ルートレコードの数です。

数値

仮数16,

指数5

55

NORMAL_PAGE_SAME_PAGE_RECORD_RATIO

通常のページに格納されている,PRIORポインタが同一ページのレコードを指すレコードの比率です。

数値

3

56

NORMAL_SUBPAGE_SAME_PAGE_RECORD_RATIO

通常のサブページに格納されている,PRIORポインタが同一ページのレコードを指すレコードの比率です。

サブページに格納されている場合でも,ページ単位に解析を行います。

数値

3

57

NORMAL_PAGE_SAME_SEGMENT_RECORD_RATIO

通常のページに格納されている,PRIORポインタが同一セグメントのレコードを指すレコードの比率です。

数値

3

58

NORMAL_SUBPAGE_SAME_SEGMENT_RECORD_RATIO

通常のサブページに格納されている,PRIORポインタが同一セグメントのレコードを指すレコードの比率です。

数値

3

59

NORMAL_PAGE_DISUSE_VIRTUAL_ROOT_RECORD

通常のページに格納されている,子レコードを1件も管理していない仮想ルートレコードの数です。

数値

10

60

NORMAL_SUBPAGE_DISUSE_VIRTUAL_ROOT_RECORD

通常のサブページに格納されている,子レコードを1件も管理していない仮想ルートレコードの数です。

数値

11

61

NORMAL_PAGE_LOGICAL_CLEARED_RECORD

通常のページに格納されている,一括削除機能によって論理的に削除状態になっているレコードの数です。

数値

仮数16,

指数5

62

NORMAL_SUBPAGE_LOGICAL_CLEARED_RECORD

通常のサブページに格納されている,一括削除機能によって論理的に削除状態になっているレコードの数です。

数値

仮数16,

指数5

63

RATIO0_NORMAL_PAGE

使用率が0%の通常のページ数です。

数値

10

64

RATIO0_NORMAL_PAGE_RATIO

使用率が0%の通常のページの割合です。(単位:%)

小数点以下切り上げで比率を求めるため,RATIO0_NORMAL_PAGE_RATIO〜RATIO10_NORMAL_PAGE_RATIOの比率を合計したときに100%を超えることがあります。

数値

3

65

RATIO0_OCCUPIED_PAGE

使用率が0%の通常のページのうち,占有状態のページ数です。

数値

10

66

RATIO1_NORMAL_PAGE

使用率が1〜10%の通常のページ数です。

数値

10

67

RATIO1_NORMAL_PAGE_RATIO

使用率が1〜10%の通常のページの割合です。(単位:%)

数値

3

68

RATIO1_OCCUPIED_PAGE

使用率が1〜10%の通常のページのうち,占有状態のページ数です。

数値

10

69

RATIO2_NORMAL_PAGE

使用率が11〜20%の通常のページ数です。

数値

10

70

RATIO2_NORMAL_PAGE_RATIO

使用率が11〜20%の通常のページの割合です。(単位:%)

数値

3

71

RATIO2_OCCUPIED_PAGE

使用率が11〜20%の通常のページのうち,占有状態のページ数です。

数値

10

72

RATIO3_NORMAL_PAGE

使用率が21〜30%の通常のページ数です。

数値

10

73

RATIO3_NORMAL_PAGE_RATIO

使用率が21〜30%の通常のページの割合です。(単位:%)

数値

3

74

RATIO3_OCCUPIED_PAGE

使用率が21〜30%の通常のページのうち,占有状態のページ数です。

数値

10

75

RATIO4_NORMAL_PAGE

使用率が31〜40%の通常のページ数です。

数値

10

76

RATIO4_NORMAL_PAGE_RATIO

使用率が31〜40%の通常のページの割合です。(単位:%)

数値

3

77

RATIO4_OCCUPIED_PAGE

使用率が31〜40%の通常のページのうち,占有状態のページ数です。

数値

10

78

RATIO5_NORMAL_PAGE

使用率が41〜50%の通常のページ数です。

数値

10

79

RATIO5_NORMAL_PAGE_RATIO

使用率が41〜50%の通常のページの割合です。(単位:%)

数値

3

80

RATIO5_OCCUPIED_PAGE

使用率が41〜50%の通常のページのうち,占有状態のページ数です。

数値

10

81

RATIO6_NORMAL_PAGE

使用率が51〜60%の通常のページ数です。

数値

10

82

RATIO6_NORMAL_PAGE_RATIO

使用率が51〜60%の通常のページの割合です。(単位:%)

数値

3

83

RATIO6_OCCUPIED_PAGE

使用率が51〜60%の通常のページのうち,占有状態のページ数です。

数値

10

84

RATIO7_NORMAL_PAGE

使用率が61〜70%の通常のページ数です。

数値

10

85

RATIO7_NORMAL_PAGE_RATIO

使用率が61〜70%の通常のページの割合です。(単位:%)

数値

3

86

RATIO7_OCCUPIED_PAGE

使用率が61〜70%の通常のページのうち,占有状態のページ数です。

数値

10

87

RATIO8_NORMAL_PAGE

使用率が71〜80%の通常のページ数です。

数値

10

88

RATIO8_NORMAL_PAGE_RATIO

使用率が71〜80%の通常のページの割合です。(単位:%)

数値

3

89

RATIO8_OCCUPIED_PAGE

使用率が71〜80%の通常のページのうち,占有状態のページ数です。

数値

10

90

RATIO9_NORMAL_PAGE

使用率が81〜90%の通常のページ数です。

数値

10

91

RATIO9_NORMAL_PAGE_RATIO

使用率が81〜90%の通常のページの割合です。(単位:%)

数値

3

92

RATIO9_OCCUPIED_PAGE

使用率が81〜90%の通常のページのうち,占有状態のページ数です。

数値

10

93

RATIO10_NORMAL_PAGE

使用率が91〜100%の通常のページ数です。

格納対象レコードが空き領域に収まらない場合,そのページは満杯ページとして設定されるため,満杯ページであっても,使用率が91〜100%にならないことがあります。

数値

10

94

RATIO10_NORMAL_PAGE_RATIO

使用率が91〜100%の通常のページの割合です。(単位:%)

数値

3

95

RATIO10_OCCUPIED_PAGE

使用率が91〜100%の通常のページのうち,占有状態のページ数です。

数値

10

96

TOTAL_NORMAL_PAGE

通常のページの,使用率別の使用ページ数の合計です。

数値

10

97

TOTAL_OCCUPIED_PAGE

通常のページの,使用率別の占有状態のページ数の合計です。

数値

10

98

RATIO0_NORMAL_SUBPAGE

使用率が0%の通常のサブページ数です。

数値

11

99

RATIO0_NORMAL_SUBPAGE_RATIO

使用率が0%の通常のサブページの割合です。(単位:%)

小数点以下切り上げで比率を求めるため,RATIO0_NORMAL_SUBPAGE_RATIO〜RATIO10_NORMAL_SUBPAGE_RATIOの比率を合計したときに100%を超えることがあります。

数値

3

100

RATIO0_OCCUPIED_SUBPAGE

使用率が0%の通常のサブページのうち,占有状態のサブページ数です。

数値

11

101

RATIO1_NORMAL_SUBPAGE

使用率が1〜10%の通常のサブページ数です。

数値

11

102

RATIO1_NORMAL_SUBPAGE_RATIO

使用率が1〜10%の通常のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

103

RATIO1_OCCUPIED_SUBPAGE

使用率が1〜10%の通常のサブページのうち,占有状態のサブページ数です。

数値

11

104

RATIO2_NORMAL_SUBPAGE

使用率が11〜20%の通常のサブページ数です。

数値

11

105

RATIO2_NORMAL_SUBPAGE_RATIO

使用率が11〜20%の通常のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

106

RATIO2_OCCUPIED_SUBPAGE

使用率が11〜20%の通常のサブページのうち,占有状態のサブページ数です。

数値

11

107

RATIO3_NORMAL_SUBPAGE

使用率が21〜30%の通常のサブページ数です。

数値

11

108

RATIO3_NORMAL_SUBPAGE_RATIO

使用率が21〜30%の通常のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

109

RATIO3_OCCUPIED_SUBPAGE

使用率が21〜30%の通常のサブページのうち,占有状態のサブページ数です。

数値

11

110

RATIO4_NORMAL_SUBPAGE

使用率が31〜40%の通常のサブページ数です。

数値

11

111

RATIO4_NORMAL_SUBPAGE_RATIO

使用率21〜30%の通常のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

112

RATIO4_OCCUPIED_SUBPAGE

使用率が31〜40%の通常のサブページのうち,占有状態のサブページ数です。

数値

11

113

RATIO5_NORMAL_SUBPAGE

使用率が41〜50%の通常のサブページ数です。

数値

11

114

RATIO5_NORMAL_SUBPAGE_RATIO

使用率が41〜50%の通常のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

115

RATIO5_OCCUPIED_SUBPAGE

使用率が41〜50%の通常のサブページのうち,占有状態のサブページ数です。

数値

11

116

RATIO6_NORMAL_SUBPAGE

使用率が51〜60%の通常のサブページ数です。

数値

11

117

RATIO6_NORMAL_SUBPAGE_RATIO

使用率が51〜60%の通常のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

118

RATIO6_OCCUPIED_SUBPAGE

使用率が51〜60%の通常のサブページのうち,占有状態のサブページ数です。

数値

11

119

RATIO7_NORMAL_SUBPAGE

使用率が61〜70%の通常のサブページ数です。

数値

11

120

RATIO7_NORMAL_SUBPAGE_RATIO

使用率が61〜70%の通常のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

121

RATIO7_OCCUPIED_SUBPAGE

使用率が61〜70%の通常のサブページのうち,占有状態のサブページ数です。

数値

11

122

RATIO8_NORMAL_SUBPAGE

使用率が71〜80%の通常のサブページ数です。

数値

11

123

RATIO8_NORMAL_SUBPAGE_RATIO

使用率が71〜80%の通常のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

124

RATIO8_OCCUPIED_SUBPAGE

使用率が71〜80%の通常のサブページのうち,占有状態のサブページ数です。

数値

11

125

RATIO9_NORMAL_SUBPAGE

使用率が81〜90%の通常のサブページ数です。

数値

11

126

RATIO9_NORMAL_SUBPAGE_RATIO

使用率が81〜90%の通常のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

127

RATIO9_OCCUPIED_SUBPAGE

使用率が81〜90%の通常のサブページのうち,占有状態のサブページ数です。

数値

11

128

RATIO10_NORMAL_SUBPAGE

使用率が91〜100%の通常のサブページ数です。

格納対象レコードが空き領域に収まらない場合,そのサブページは満杯サブページとして設定されるため,満杯サブページであっても,使用率が91〜100%にならないことがあります。

数値

11

129

RATIO10_NORMAL_SUBPAGE_RATIO

使用率が91〜100%の通常のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

130

RATIO10_OCCUPIED_SUBPAGE

使用率が91〜100%の通常のサブページのうち,占有状態のサブページ数です。

数値

11

131

TOTAL_NORMAL_SUBPAGE

通常のサブページの,使用率別の使用サブページ数の合計です。

数値

11

132

TOTAL_OCCUPIED_SUBPAGE

通常のサブページの,使用率別の占有状態のサブページ数の合計です。

数値

11

133

NORMAL_PAGE_DEL_ROWID

通常のページの,レコードの削除状態の管理行数です。

数値

仮数16,

指数5

134

NORMAL_SUBPAGE_DEL_ROWID

通常のサブページの,レコードの削除状態の管理行数です。

数値

仮数16,

指数5

135

USE0_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページを使用していない通常のページ数です。※4

数値

10

136

USE1_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページのうち,1サブページを使用している通常のページ数です。※4

数値

10

137

USE2_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページのうち,2サブページを使用している通常のページ数です。※4

数値

10

138

USE3_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページのうち,3サブページを使用している通常のページ数です。※4

数値

10

139

USE4_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページのうち,4サブページを使用している通常のページ数です。※4

数値

10

140

USE5_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページのうち,5サブページを使用している通常のページ数です。※4

数値

10

141

USE6_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページのうち,6サブページを使用している通常のページ数です。※4

数値

10

142

USE7_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページのうち,7サブページを使用している通常のページ数です。※4

数値

10

143

USE8_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページのうち,8サブページを使用している通常のページ数です。※4

数値

10

144

USE9_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページのうち,9サブページを使用している通常のページ数です。※4

数値

10

145

USE10_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページのうち,10サブページを使用している通常のページ数です。※4

数値

10

146

USE11_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページのうち,11サブページを使用している通常のページ数です。※4

数値

10

147

USE12_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページのうち,12サブページを使用している通常のページ数です。※4

数値

10

148

USE13_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページのうち,13サブページを使用している通常のページ数です。※4

数値

10

149

USE14_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページのうち,14サブページを使用している通常のページ数です。※4

数値

10

150

USE15_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページのうち,15サブページを使用している通常のページ数です。※4

数値

10

151

USE16_SUBPAGE_PER_NORMAL_PAGE

ページ内のサブページのうち,16サブページを使用している通常のページ数です。※4

数値

10

152

TOTAL_NORMAL_PAGE_HAVING_SUBPAGE

サブページを持つ通常のページの,使用ページの合計です。

数値

10

153

USED_RESERVED_PAGE

事前割り当てページの使用ページ数です。

数値

10

154

USED_RESERVED_PAGE_RATIO

事前割り当てページの使用ページ率です。(単位:%)

数値

3

155

FULL_RESERVED_PAGE

事前割り当てページの満杯ページ数です。

数値

10

156

FULL_RESERVED_PAGE_RATIO

事前割り当てページの満杯ページ率です。(単位:%)

数値

3

157

USED_RESERVED_SUBPAGE

事前割り当てサブページの使用サブページ数です。

数値

11

158

USED_RESERVED_SUBPAGE_RATIO

事前割り当てサブページの使用サブページ率です。(単位:%)

数値

3

159

FULL_RESERVED_SUBPAGE

事前割り当てサブページの満杯サブページ数です。

数値

11

160

FULL_RESERVED_SUBPAGE_RATIO

事前割り当てサブページの満杯サブページ率です。(単位:%)

数値

3

161

SUM_RESERVED_PAGE

割り当てられているセグメント中の,事前割り当てページの合計です。

数値

10

162

SUM_RESERVED_SUBPAGE

割り当てられているセグメント中の,事前割り当てサブページの合計です。

数値

11

163

RESERVED_PAGE_FAMILY

事前ページ割り当て機能が適用されているファミリの数です(サブページ分割機能を適用していない場合)。

数値

10

164

RESERVED_SUBPAGE_FAMILY

事前ページ割り当て機能が適用されているファミリの数です(サブページ分割機能を適用している場合)。

数値

11

165

RESERVED_PAGE_CHILDREN

事前割り当てページに格納されている非ルートレコードの数です。

数値

仮数16,

指数5

166

RESERVED_SUBPAGE_CHILDREN

事前割り当てサブページに格納されている非ルートレコードの数です。

数値

仮数16,

指数5

167

NONCONTINUOUS_RESERVED_PAGES

非連続に割り当てられている事前割り当てページ数です。

数値

10

168

NONCONTINUOUS_RESERVED_SUBPAGES

非連続に割り当てられている事前割り当てサブページ数です。

数値

11

169

RESERVED_PAGE_PAGECHANGE

事前割り当てページに格納されている非ルートレコードのうち,PRIORポインタが別ページのレコードを指す非ルートレコードの数です。

数値

仮数16,

指数5

170

RESERVED_SUBPAGE_PAGECHANGE

事前割り当てサブページに格納されているレコードのうち,PRIORポインタが別ページのレコードを指すレコードの数です。

サブページに格納されている場合でも,ページ単位に解析を行います。

数値

仮数16,

指数5

171

RESERVED_PAGE_SAME_PAGE_RECORD_RATIO

事前割り当てページに格納されているレコードのうち,PRIORポインタが同一ページのレコードを指すレコードの比率です。

数値

3

172

RESERVED_SUBPAGE_SAME_PAGE_RECORD_RATIO

事前割り当てサブページに格納されているレコードのうち,PRIORポインタが同一ページのレコードを指すレコードの比率です。

サブページに格納されている場合でも,ページ単位に解析を行います。

数値

3

173

RESERVED_PAGE_SAME_SEGMENT_RECORD_RATIO

事前割り当てページに格納されているレコードのうち,PRIORポインタが同一セグメントのレコードを指すレコードの比率です。

数値

3

174

RESERVED_SUBPAGE_SAME_SEGMENT_RECORD_RATIO

事前割り当てサブページに格納されているレコードのうち,PRIORポインタが同一セグメントのレコードを指すレコードの比率です。

数値

3

175

RATIO0_RESERVED_PAGE

事前割り当てページで,使用率が0%のページ数です。

数値

10

176

RATIO0_RESERVED_PAGE_RATIO

事前割り当てページで,使用率が0%のページの割合です。(単位:%)

小数点以下切り上げで比率を求めるため,RATIO0_RESERVED_PAGE_RATIO〜RATIO10_RESERVED_PAGE_RATIOの比率を合計したときに100%を超えることがあります。

数値

3

177

RATIO1_RESERVED_PAGE

事前割り当てページで,使用率が1〜10%のページ数です。

数値

10

178

RATIO1_RESERVED_PAGE_RATIO

事前割り当てページで,使用率が1〜10%のページの割合です。(単位:%)

数値

3

179

RATIO2_RESERVED_PAGE

事前割り当てページで,使用率が11〜20%のページ数です。

数値

10

180

RATIO2_RESERVED_PAGE_RATIO

事前割り当てページで,使用率が11〜20%のページの割合です。(単位:%)

数値

3

181

RATIO3_RESERVED_PAGE

事前割り当てページで,使用率が21〜30%のページ数です。

数値

10

182

RATIO3_RESERVED_PAGE_RATIO

事前割り当てページで,使用率が21〜30%のページの割合です。(単位:%)

数値

3

183

RATIO4_RESERVED_PAGE

事前割り当てページで,使用率が31〜40%のページ数です。

数値

10

184

RATIO4_RESERVED_PAGE_RATIO

事前割り当てページで,使用率が31〜40%のページの割合です。(単位:%)

数値

3

185

RATIO5_RESERVED_PAGE

事前割り当てページで,使用率が41〜50%のページ数です。

数値

10

186

RATIO5_RESERVED_PAGE_RATIO

事前割り当てページで,使用率が41〜50%のページの割合です。(単位:%)

数値

3

187

RATIO6_RESERVED_PAGE

事前割り当てページで,使用率が51〜60%のページ数です。

数値

10

188

RATIO6_RESERVED_PAGE_RATIO

事前割り当てページで,使用率が51〜60%のページの割合です。(単位:%)

数値

3

189

RATIO7_RESERVED_PAGE

事前割り当てページで,使用率が61〜70%のページ数です。

数値

10

190

RATIO7_RESERVED_PAGE_RATIO

事前割り当てページで,使用率が61〜70%のページの割合です。(単位:%)

数値

3

191

RATIO8_RESERVED_PAGE

事前割り当てページで,使用率が71〜80%のページ数です。

数値

10

192

RATIO8_RESERVED_PAGE_RATIO

事前割り当てページで,使用率が71〜80%のページの割合です。(単位:%)

数値

3

193

RATIO9_RESERVED_PAGE

事前割り当てページで,使用率が81〜90%のページ数です。

数値

10

194

RATIO9_RESERVED_PAGE_RATIO

事前割り当てページで,使用率が81〜90%のページの割合です。(単位:%)

数値

3

195

RATIO10_RESERVED_PAGE

事前割り当てページで,使用率が91〜100%のページ数です。

数値

10

196

RATIO10_RESERVED_PAGE_RATIO

事前割り当てページで,使用率が91〜100%のページの割合です。(単位:%)

格納対象レコードが空き領域に収まらない場合,そのページは満杯ページとして設定されるため,満杯ページであっても,使用率が91〜100%にならないことがあります。

数値

3

197

TOTAL_RESERVED_PAGE

事前割り当てページの,使用率別の使用ページ数の合計です。

数値

10

198

RATIO0_RESERVED_SUBPAGE

事前割り当てサブページで,使用率が0%のサブページ数です。

数値

11

199

RATIO0_RESERVED_SUBPAGE_RATIO

事前割り当てサブページで,使用率が0%のサブページの割合です。(単位:%)

小数点以下切り上げで比率を求めるため,RATIO0_RESERVED_SUBPAGE_RATIO〜RATIO10_RESERVED_SUBPAGE_RATIOの比率を合計したときに100%を超えることがあります。

数値

3

200

RATIO1_RESERVED_SUBPAGE

事前割り当てサブページで,使用率が1〜10%のサブページ数です。

数値

11

201

RATIO1_RESERVED_SUBPAGE_RATIO

事前割り当てサブページで,使用率が1〜10%のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

202

RATIO2_RESERVED_SUBPAGE

事前割り当てサブページで,使用率が11〜20%のサブページ数です。

数値

11

203

RATIO2_RESERVED_SUBPAGE_RATIO

事前割り当てサブページで,使用率が11〜20%のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

204

RATIO3_RESERVED_SUBPAGE

事前割り当てサブページで,使用率が21〜30%のサブページ数です。

数値

11

205

RATIO3_RESERVED_SUBPAGE_RATIO

事前割り当てサブページで,使用率が21〜30%のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

206

RATIO4_RESERVED_SUBPAGE

事前割り当てサブページで,使用率が31〜40%のサブページ数です。

数値

11

207

RATIO4_RESERVED_SUBPAGE_RATIO

事前割り当てサブページで,使用率が31〜40%のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

208

RATIO5_RESERVED_SUBPAGE

事前割り当てサブページで,使用率が41〜50%のサブページ数です。

数値

11

209

RATIO5_RESERVED_SUBPAGE_RATIO

事前割り当てサブページで,使用率が41〜50%のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

210

RATIO6_RESERVED_SUBPAGE

事前割り当てサブページで,使用率が51〜60%のサブページ数です。

数値

11

211

RATIO6_RESERVED_SUBPAGE_RATIO

事前割り当てサブページで,使用率が51〜60%のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

212

RATIO7_RESERVED_SUBPAGE

事前割り当てサブページで,使用率が61〜70%のサブページ数です。

数値

11

213

RATIO7_RESERVED_SUBPAGE_RATIO

事前割り当てサブページで,使用率が61〜70%のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

214

RATIO8_RESERVED_SUBPAGE

事前割り当てサブページで,使用率が71〜80%のサブページ数です。

数値

11

215

RATIO8_RESERVED_SUBPAGE_RATIO

事前割り当てサブページで,使用率が71〜80%のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

216

RATIO9_RESERVED_SUBPAGE

事前割り当てサブページで,使用率が81〜90%のサブページ数です。

数値

11

217

RATIO9_RESERVED_SUBPAGE_RATIO

事前割り当てサブページで,使用率が81〜90%のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

218

RATIO10_RESERVED_SUBPAGE

事前割り当てサブページで,使用率が91〜100%のサブページ数です。

格納対象レコードが空き領域に収まらない場合,そのサブページは満杯サブページとして設定されるため,満杯サブページであっても,使用率が91〜100%にならないことがあります。

数値

11

219

RATIO10_RESERVED_SUBPAGE_RATIO

事前割り当てサブページで,使用率が91〜100%のサブページの割合です。(単位:%)

数値

3

220

TOTAL_RESERVED_SUBPAGE

事前割り当てサブページの,使用率別の使用サブページ数の合計です。

数値

11

221

RESERVED_PAGE_DEL_ROWID

事前割り当てページの,レコードの削除状態の管理行数です。

数値

仮数16,

指数5

222

RESERVED_SUBPAGE_DEL_ROWID

事前割り当てサブページの,レコードの削除状態の管理行数です。

数値

仮数16,

指数5

(凡例)

◎:pddbstコマンドの-dオプションの指定に関係なく出力されます。

○:pddbstコマンドの-dオプションを指定した場合に出力されます。

△:pddbstコマンドの-dオプションおよび-zオプションを指定した場合に出力されます。

  • 出力データがない場合は空要素となります。

  • 単位が%の項目については,小数点以下切り上げとなります。

注※1

出力形式が文字列の場合," "で囲んで表示します。最大長の値には," "を含みません。

注※2

HiRDB Staticizer Optionがインストールされていない場合,空要素が出力されます。

注※3

サブページ分割を適用していない場合は,0が出力されます。

注※4
  • 事前割り当てサブページがあるページについては,同一ページ内に事前割り当てサブページと通常のサブページの,使用サブページが混在しているページを解析対象にします。

  • ルートレコード型に定義されているサブページ分割数以降は,0が表示されます。

(4) 解析結果の分析

(a) ページの割り当て状態による分析

解析結果に出力された総未使用ページ比率が,SDBデータベースの定義時に指定したセグメント内の空きページ比率とかい離している場合は,SDBデータベースのデータが次のどちらかの状態であると考えられます。

  • レコードを繰り返し格納したため,未使用ページが少なくなっている。

  • データの削除を繰り返したため,空きページが多くなっている。

このような場合は,必要に応じてルートレコード型が格納されているRDエリアを拡張したあとに,SDBデータベースを再編成することで,ページの割り当て状態の乱れを修正できます。

(b) 詳細情報による分析

RDエリア単位の状態解析(論理的解析)の解析結果から,次の表のように分析できます。

表10‒7 RDエリア単位(論理的解析)の解析結果による分析

項番

出力項目

分析内容

1

通常のページの使用比率別ページ数(Normal Page informationのUsed Page Ratio)

  • 使用率が低いページが多い場合

    使用率が低いページから,占有状態のページ数を除外し,この値がPCTFREEオペランドの指定値とかい離しているかどうかを確認してください。かい離している場合は,データの削除や更新によって,一度割り当てられた領域が未解放のまま,空き領域として残っています。再使用できない状態になっているため,SDBデータベースの再編成が必要です。

2

通常のサブページの使用比率別サブページ数(Normal SubPage informationのUsed SubPage Ratio)

  • 使用率が低いサブページが多い場合

    使用率が低いサブページから,占有状態のサブページ数を除外し,この値がPCTFREEオペランドの指定値とかい離しているかどうかを確認してください。かい離している場合は,データの削除や更新によって,一度割り当てられた領域が未解放のまま,空き領域として残っています。再使用できない状態になっているため,SDBデータベースの再編成が必要です。

3

事前割り当てページの使用比率別ページ数(Reserved Page informationのUsed Page Ratio)

  • 使用率0%の使用ページ数が少ない場合

    使用率0%のページとは,レコードが格納されていないページのことです。このページ数が少ない場合は,事前割り当てページとしてレコードを格納できる残りのページ数が少なくなっています。割り当て済みの事前割り当てページにレコードを格納できなくなると,追加で事前割り当てページを割り当てることができます。ただし,これが多発すると,非連続のページにファミリ内のレコードが分散して配置されるため,出力項目「非連続に割り当てられた事前割り当て(サブ)ページ数」の分析内容に示す対策が必要です。

4

事前割り当てサブページの使用比率別サブページ数(Reserved SubPage informationのUsed SubPage Ratio)

  • 使用率0%の使用サブページ数が少ない場合

    使用率0%のサブページとは,レコードが格納されていないサブページのことです。このサブページ数が少ない場合は,事前割り当てサブページとしてレコードを格納できる残りのサブページ数が少なくなっています。割り当て済みの事前割り当てサブページにレコードを格納できなくなると,追加で事前割り当てサブページを割り当てることができます。ただし,これが多発すると,非連続のページにファミリ内のレコードが分散して配置されるため,出力項目「非連続に割り当てられた事前割り当て(サブ)ページ数」の分析内容に示す対策が必要です。

5

使用サブページ数ごとのページ数(Normal SubPage informationのUsed SubPage Count per Page)

  • 使用サブページが少ないページが多い場合

    使用ページ数に対して未使用サブページが多く存在しているため,それが性能低下の原因となっています。SDBデータベースの再編成が必要です。

6

再編成による解放可能なページ数(Normal Page informationまたはNormal SubPage informationのCollect Prearranged Page)

  • 再編成による解放可能なページ数が多い場合

    データの削除によって,一度割り当てられた領域が未解放のまま空きページとして残っています。それが性能低下の原因となっています。再編成による解放可能ページ数の,通常のページ数の合計に対する比率が30%以上の場合は,SDBデータベースの再編成が必要です。

7

削除状態の管理行数(各informationのDel RowID)

  • 削除済みレコードの管理情報数が多い場合

    データの削除によって,レコードの管理情報が未使用状態のままページに残っています。それが性能低下の原因となっています。同一(サブ)ページ種別での削除済みレコードの管理情報の,総レコードの管理行数に対する比率が,30%以上の場合は,SDBデータベースの再編成が必要です。

ページ種別:

通常のページ,通常のサブページ,事前割り当てページ,および事前割り当てサブページを表す種別のことです。

管理行数:

ファミリ格納件数,非ルートレコード格納件数,および削除済みレコードの管理情報数の合計です。

8

レコード集約度(各informationのCollection Degree)

見積もり値と比較した結果,次のどちらかの状態になっている場合は,SDBデータベースの再編成が必要です。見積もり値の見積もり方法については,「(5) レコードの集約度の見積もり方法」を参照してください。

  • ページまたがり回数が多い,またはページ内のレコード集約度が低い場合

    親子近傍配置に乱れが発生しているため,レコード間ポインタをたどる際に,ページまたがりが多く発生しています。それが性能低下の原因となっています。SDBデータベースの再編成を実行して,レコードを配置し直す必要があります。

  • セグメント内のレコード集約度が低い場合

    親子近傍配置に乱れが発生したため,レコード間ポインタをたどる際に,セグメントまたがりが多く発生しています。それが性能低下の原因となっています。SDBデータベースの再編成を実行して,レコードを配置し直す必要があります。

9

非連続に割り当てられている事前割り当て(サブ)ページ数(Reserved Page informationのNonContinuous Reserved PagesまたはReserved SubPage informationのNonContinuous Reserved SubPages)

  • 非連続に割り当てられた事前割り当て(サブ)ページ数が多い場合

    データベースの初期作成後の運用によって,割り当てられた事前割り当て(サブ)ページが非連続になっています。それが性能低下の原因となっています。SDBデータベースの再編成を実行して,事前割り当て(サブ)ページが連続領域に割り当てられるようにしてください。

10

子レコードを1件も管理していない仮想ルートレコードの数(Normal Page informationまたはNormal SubPage informationのVirtual Root Record(disuse))

  • 子レコードを1件も持たない仮想ルートレコードが多い場合

    レコードの削除(ERASE)または一括削除によって,子レコードがすべて削除された仮想ルートレコードによる不要な領域が増加しています。SDBデータベースの再編成を実行して,その仮想ルートレコードを解放する必要があります。ただし,その後,レコードを格納する際に,この領域が再利用されることがあるため,今後の運用予定を考慮し,SDBデータベースを再編成するかどうかを判断する必要があります。

11

論理的に削除状態になっている非ルートレコードの数(Normal Page informationまたはNormal SubPage informationのLogical Cleared Record)

  • 論理的に削除状態になっている非ルートレコードの件数が多い場合

    一括削除によって論理的に削除状態になっている非ルートレコードによる領域が増加しています。SDBデータベースの再編成を実行して,その領域を解放する必要があります。ただし,その後,レコードを格納する際に,この領域が再利用されることがあるため,今後の運用予定を考慮し,SDBデータベースを再編成するかどうかを判断する必要があります。

レコード格納用RDエリアの状態解析結果と対策を次の表に示します。

表10‒8 レコード格納用RDエリアの状態解析結果と対策

RDエリア内の状態

対策

ページ

空きページ

多い

SDBデータベースを定義したときのセグメント内の空きページ比率が大き過ぎます。または,レコードの削除によって,空きページができています。SDBデータベースの再編成が必要です。

少ない

RDエリア内に空きセグメントが少ない場合は,RDエリアの拡張が必要です。

サブページ分割機能適用時,または事前ページ割り当て機能適用時には,pddbstコマンドの実行時に-dオプションを指定して,詳細情報を解析することを推奨します。

(5) レコードの集約度の見積もり方法

レコードの集約度について,データベース状態解析ユティリティ(pddbst)による解析結果(実態値)と,見積もった値を比較した結果,両方の値にかい離がある場合,基本的にはSDBデータベースの再編成の効果が見込めます。そのため,解析結果の値と比較するために,事前に見積もりの値を算出しておく必要があります。

なお,事前割り当て(サブ)ページと通常(サブ)ページでは,再編成契機を判断する基準が異なるため,各項目をそれぞれ見積もってください。レコードの集約度の見積もり方法を以降で説明します。

(a) 使用中ページ数,使用中サブページ数

(b) ページの跨り回数

レコード間ポインタを辿って検索を行う際,なるべくページ替わりが発生しない方がアクセス性能が良くなります。したがって,1ファミリに着目した場合,最も理想的なページ跨り回数は,「当該ファミリによる使用ページ数−1」になります。

[図データ]

ただし,見積もり時には,単純に「使用中ページ数−1」とするのではなく,次の理由によって,ファミリ間のページ替わり回数分を考慮する必要があります。

  • 1RDエリアに対して複数のファミリを格納することができる。

  • ページおよびサブページを異なるファミリで共有しない。

  • 異なるファミリ間はポインタによって接続されない。

■サブページ分割を適用していない場合
  • 事前割り当てページ

    ページ跨り回数の見積もり=

       (レコードが格納されている事前割り当てページ数−1)

       −(事前割り当てページを使用しているファミリ数−1)

  • 通常ページ

    ページ跨り回数の見積もり=

       (通常ページの使用ページ数−1)

       −(事前割り当てページを使用していないファミリ数−1)

注※ ファミリ間のページ替わり回数です。

[図データ]

■サブページ分割を適用している場合

サブページ分割の適用時には,異なるファミリを同一ページ(異なるサブページ)に格納することがあるため,ファミリ替わりのタイミングとして次の2つのパターンがあります。

  1. ページ内の全サブページを使い切った上でファミリが切り替わる。

  2. ページの途中でファミリが切り替わる。

    [図データ]

サブページ分割を適用していないときのように,ファミリの切り替わりとページの切り替わりが必ずしも一致しないため,見積もり式を共通化することはできません。そのため,サブページ分割の適用時には,平均ファミリサイズ(平均的なファミリが使用するページまたはサブページ数)を基に,ページ跨り発生比率を求めた上で,当該比率と使用中ページ数からページ跨り回数を見積もってください。

なお,平均ファミリサイズの単位は,サブページ分割を適用していないときはページとなり,サブページ分割を適用しているときはサブページとなります。

平均ファミリサイズ(平均的なファミリが使用するページまたはサブページ数)の見積もり方法については,「3.5.5(4) 平均的なファミリが使用するページ数またはサブページ数の算出」を参照してください。

  • 事前割り当てサブページ

    ページ跨り回数の見積もり=

      (レコードが格納されている事前割り当てサブページ数÷サブページ分割数)

      ×ページ跨り発生比率

    ページ跨り発生比率=(A−1)÷A

     A=↑B÷サブページ分割数↑

     B=最小公倍数(事前割り当てサブページを使用するファミリの平均ファミリサイズ,サブページ分割数)

    注※ ページ跨り(ファミリ替わり≠ページ替わり)が,Aページごとに「A−1」回発生します。

  • 通常サブページ

    ページ跨り回数の見積もり=

      (通常サブページの使用サブページ数÷サブページ分割数)

      ×ページ跨り発生比率

    ページ跨り発生比率=(C−1)÷C

     C=↑D÷サブページ分割数↑

     D=最小公倍数(事前割り当てサブページを使用しないファミリの平均ファミリサイズ,サブページ分割数)

    注※ ページ跨り(ファミリ替わり≠ページ替わり)が,Cページごとに「C−1」回発生します。

計算例を次に示します。

(例)
  • データベース状態解析ユティリティによる解析結果

    使用中ページ数:100

  • 事前準備による見積もり結果

    サブページ分割数:7

    平均ファミリサイズ:3サブページ

  • ページ跨り回数の見積もり

    α=↑最小公倍数(平均ファミリサイズ,サブページ分割数)÷サブページ分割数↑

    =↑21÷7↑

    =3

    ページ跨り発生比率=(α−1)÷α

    =(3−1)÷3

    =2÷3

したがって,平均ファミリサイズのファミリを順次格納していくと,3ページ当たり,ページ跨りが2回発生します。

ページ跨り回数の見積もり=(100×2)÷3=66

[図データ]

なお,次のケースでは,実際のページ跨り回数との間で誤差が発生することがあります。

  • SDBデータベースの実際の格納状況で,各ファミリのサイズに幅がある場合

  • 各ファミリに割り当てた事前割り当てサブページ数に幅がある場合

(c) ページ内のレコード集約度

PRIORポインタが同一ページのレコードを指しているレコードの比率を表す「ページ内のレコード集約度」は,「(b) ページの跨り回数」の見積もり結果を利用することによって見積もることができます。

なお,この見積もり式では,すべてのレコードを対象としてレコード集約度を見積もるため,ページ切り替えオプションに'O'や'C'を指定したレコードが多い場合,SDBデータベースを設計したときのとおりに格納されたとしても,見積もり結果の値が低くなることがあります。

ページ内のレコード集約度の見積もり=

  PRIORポインタが同一ページのレコードを指しているレコード数

  ÷格納レコードの合計数

PRIORポインタが同一ページのレコードを指しているレコード数

   =格納レコードの合計数−ページの跨り回数

(d) セグメント内のレコード集約度

レコード間ポインタを辿って検索を行う際,なるべくセグメント替わりが発生しない方がアクセス性能が良くなります。そのため,SDBデータベースの設計時にセグメントサイズを「平均的なファミリの使用ページ数」と同じにすることを推奨しています。

したがって,最も理想的なセグメント内のレコード集約度は100%になります。

[図データ]

ただし,前述のとおり,セグメントサイズは平均なファミリの使用ページ数を基に設計するため,各ファミリの使用ページ数に幅がある場合,セグメント内のレコード集約度が必ずしも100%にならないことがあります。