7.15 注意事項
セキュリティ監査機能に関する注意事項を説明します。
なお,説明文中のSDBユティリティとは,次のユティリティの総称を意味しています。
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HiRDB/SD定義ユティリティ(pdsdbdef)
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HiRDB/SDデータベース作成ユティリティ(pdsdblod)
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HiRDB/SDデータベース再編成ユティリティ(pdsdbrog)
- 注意事項
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SDBユティリティの実行中に,pdaudbeginコマンド(監査証跡を取得開始するコマンド)を実行しても,実行中のSDBユティリティに対しては有効になりません。
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SDBユティリティの実行中に,定義系SQLのCREATE AUDIT文またはDROP AUDIT文を実行しても,実行中のSDBユティリティに対しては有効になりません。
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SDBユティリティの実行中に,pdaudendコマンド(監査証跡の取得をやめるコマンド)を実行した場合,SDBユティリティでエラーメッセージが出力され,監査証跡は取得されません。
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SDBユティリティ実行時のCONNECT権限チェックで,CONNECTエラーが発生した場合,すべての監査証跡が取得されません。このため,CONNECT関連セキュリティ機能の「連続認証失敗回数の制限」を使用することを推奨します。CONNECT関連セキュリティ機能については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム運用ガイド」の「CONNECT関連セキュリティ機能の運用」を参照してください。
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