スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
- 実行者 対象となる表に対してSELECT権限を持っているユーザが実行できます
最適化情報収集ユティリティは,コストベースの最適化のための最適化情報を取得し,ディクショナリ表へ登録するユティリティです。また,ディクショナリ表へ登録した最適化情報は削除できます。最適化情報収集ユティリティの機能を次に示します。
- 検索による最適化情報の収集
- 最適化情報パラメタファイルによる最適化情報の登録
- 最適化情報収集ユティリティを実行する場合の条件:
- 最適化情報収集ユティリティは,次の条件をすべて満たす場合に実行してください。
- コストベース最適化モードが2である※1
- 更新系業務を行わない※2
- 結合検索などの複雑な検索が多い
- 本番環境と同一データのテスト環境がある※3
- 注※1
- コストベース最適化モードが2でなくても,最適化情報収集レベルがlvl2であれば適用できます。
- 注※2
- 更新系業務を行っていても,最適化情報収集レベルがlvl1で,かつ表の行数が変化しない更新であれば適用できます。
- 注※3
- 本番環境と同一データのテスト環境がなくても,最適化情報パラメタファイルによる最適化情報の登録を行えば適用できます。
- <この節の構成>
- 16.1.1 検索による最適化情報の収集
- 16.1.2 最適化情報パラメタファイルによる最適化情報の登録
- 16.1.3 ユティリティの最大同時実行数
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