スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
クラスタキー及びクラスタリングデータページの格納状態の乱れ具合が分かるため,再編成をするかどうかの判断ができます。
クラスタキー及びクラスタリングデータページの格納状態解析で表示される解析結果を次に示します。
pddbst VV-RR(Object Option) ** Index Status Analysis ** 2001/08/22 16:44:01 [1]
Index Name : (CLUSTER0000131198) [2]
Auth Id : MANUAL [3]
Table Name : TBL06 [4]
***** Cluster Key Analysis *****
RD Area Count : 1/ 1 [5]
--------------------------------------------------------------------------------
RD Area Name : USER_RDAREA_4 Server : BES01 [6]
Original RD Area Name : USER_RDAREA_4 [24]
Generation Number : 0[25] Replica RD Area Count : 0[26]
Segment Size: 5 Pages Page Size : 4096 [7]
Index Level : 1 [8]
Total Repetitional
Key Count 100 [9] 0 [10]
Row Count 100 [11] 0 [12]
Total Disordered
Segment 0 [13] 0( 0.0%) [14]
Page 0 [15] 0( 0.0%) [16]
***** Clustering Table Analysis *****
RD Area Count : 1/ 1 [17]
--------------------------------------------------------------------------------
RD Area Name : USER_RDAREA_4 Server : BES01 [18]
Original RD Area Name : USER_RDAREA_4
Generation Number : 0 Replica RD Area Count : 0
Segment Size: 5 Pages Page Size : 4096 [19]
Total Disordered
Segment 0 [20] 0( 0.0%) [21]
Page 0 [22] 0( 0.0%) [23]
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インデクスキーの状態解析及びクラスタリング状態解析の結果と対策を,表15-7に示します。
なお,行の削除はクラスタリングデータ状態解析結果の不正率に反映されないので,表に対する操作が削除中心の場合は,次に示す処理を実行して,再編成するかどうか判断する必要があります。
2の場合の不当な空きエリア長を次に示します。
(表の現在の使用中ページ数※1−表の格納ページ数※2)×ページサイズ (単位:バイト) |
注※1 表単位の状態解析の結果から算出してください。
注※2 マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照して,算出してください。
表15-7 インデクスキーの状態解析及びクラスタリング状態解析の結果と対策
| 対象 | 解析結果 | 意味・対策 |
|---|---|---|
| クラスタキー | インデクス中の格納キー数に比べて行数が多いです。 | キーの重複率が高くなっているので,インデクスを使用した検索性能に影響があります。 インデクス定義の列構成を見直してください。 |
| 重複キー構造※1で格納されているキーがあります。 | 重複度の高いキーがある(又は過去にあった)ので,インデクスを使用した検索性能に影響があります。 インデクス定義の列構成を見直してください(過去にあった場合は,pdrorgでインデクスを再編成すると,重複キー構造はなくなります)。※2 |
|
| 格納順序不正率が高いです。 | キーの格納順序が乱れているため,検索性能に影響があります。 pdrorgでインデクスを再編成してください。なお,データページの格納順序も乱れている場合は,表を再編成するとインデクスも再編成されます。 |
|
| クラスタリングデータページ | 格納順序不正率が高いです。 | データページの格納順序が乱れているため,クラスタキー順アクセス性能に影響があります。 pdrorgで表を再編成してください。 |
| 格納位置変更回数>表単位の状態解析結果の使用セグメント数,又は格納位置変更回数>ページ数−1となっています。 |
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