スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)

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12.2 使用例

pdpgbfonの使用例を例1〜例5に示します。

<この節の構成>
(1) HiRDB/シングルサーバの場合
(2) HiRDB/パラレルサーバの場合

(1) HiRDB/シングルサーバの場合

例1:

表(TBL1)のデータページをグローバルバッファに読み込みます。表,及びインデクスは次のように定義されているものとします。
  • 表定義
  CREATE FIX TABLE TBL1(C1 INTEGER,C2 CHAR(10),C3 DEC(15))
      IN ((USER01) C1>0,(USER02))
  • インデクス定義
CREATE INDEX IDX01 ON TBL1(C1) IN ((USER01),(USER02))
CREATE INDEX IDX02 ON TBL1(C3) IN USER03

[概要]
[図データ]

●pdpgbfonのコマンド
 
 pdpgbfon -k table -t TBL1
 

[説明]
-k table:表のデータページを読み込む場合に指定します。
-t TBL1:読み込み対象となる表を指定します。
 

例2:

表(TBL1)のインデクスページをグローバルバッファに読み込みます。表,及びインデクスは次のように定義されているものとします。
  • 表定義
  CREATE FIX TABLE TBL1(C1 INTEGER,C2 CHAR(10),C3 DEC(15))
      IN ((USER01) C1>0,(USER02))
  • インデクス定義
CREATE INDEX IDX01 ON TBL1(C1) IN ((USER01),(USER02))
CREATE INDEX IDX02 ON TBL1(C3) IN USER03

[概要]
[図データ]

●pdpgbfonのコマンド
 
 pdpgbfon -k index -t TBL1
 

[説明]
-k index:表のインデクスページを読み込む場合に指定します。
-t TBL1:読み込み対象となる表を指定します。

(2) HiRDB/パラレルサーバの場合

例3:

表(TBL1)のデータページをグローバルバッファに読み込みます。表,及びインデクスは次のように定義されているものとします。
  • 表定義
  CREATE FIX TABLE TBL1(C1 INTEGER,C2 CHAR(10),C3 DEC(15))
      IN ((USER11) C1>0,(USER21))
  • インデクス定義
CREATE INDEX IDX01 ON TBL1(C1) IN ((USER12),(USER22))
CREATE INDEX IDX02 ON TBL1(C3) IN ((USER13),(USER23))

[概要]
[図データ]

●pdpgbfonのコマンド
 
 pdpgbfon -k table -t TBL1
 

[説明]
-k table:表のデータページを読み込む場合に指定します。
-t TBL1:読み込み対象となる表を指定します。
 

例4:

表(TBL1)のインデクスページを,インデクス単位でグローバルバッファに読み込みます。表,及びインデクスは次のように定義されているものとします。
  • 表定義
  CREATE FIX TABLE TBL1(C1 INTEGER,C2 CHAR(10),C3 DEC(15))
      IN ((USER11) C1>0,(USER21))
  • インデクス定義
CREATE INDEX IDX01 ON TBL1(C1) IN ((USER12),(USER22))
CREATE INDEX IDX02 ON TBL1(C3) IN ((USER13),(USER23))

[概要]
[図データ]

●pdpgbfonのコマンド
 
 pdpgbfon -k index -t TBL1 control_file
 

[説明]
-k index:表のインデクスページを読み込む場合に指定します。
-t TBL1:読み込み対象となる表を指定します。
control_file:制御情報ファイル

●制御情報ファイル(control_file)の内容
 
 idxname name=IDX01    [1]
 

[説明]
  1. グローバルバッファへの読み込み対象となるインデクス名を指定します。
 

例5:

表(TBL1)のインデクスページを,RDエリア単位でグローバルバッファに読み込みます。表,及びインデクスは次のように定義されているものとします。
  • 表定義
  CREATE FIX TABLE TBL1(C1 INTEGER,C2 CHAR(10),C3 DEC(15))
      IN ((USER11) C1>0,(USER21))
  • インデクス定義
CREATE INDEX IDX01 ON TBL1(C1) IN ((USER12),(USER22))
CREATE INDEX IDX02 ON TBL1(C3) IN ((USER13),(USER23))

[概要]
[図データ]

●pdpgbfonのコマンド
 
 pdpgbfon -k index -t TBL1 control_file
 

[説明]
-k index:表のインデクスページを読み込む場合に指定します。
-t TBL1:読み込み対象となる表を指定します。
control_file:制御情報ファイル

●制御情報ファイル(control_file)の内容
 
 idxname name=IDX01 rdarea=USER12    [1]
 

[説明]
  1. グローバルバッファへの読み込み対象となるインデクス名,及びRDエリア名を指定します。