スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)

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7.15.4 注意事項

  1. RDエリアの統合後,レプリカRDエリアの定義は削除されます。また,オリジナルRDエリアの統合前のHiRDBファイルは削除されます。
  2. RDエリアの統合後は,オリジナルRDエリアの構成HiRDBファイルのHiRDBファイルシステム領域の世代情報を削除してください。
  3. RDエリアの統合後,pdcopyで対象RDエリア,マスタディレクトリ用RDエリア,及びデータディクショナリ用RDエリアのバックアップを取得してください。
  4. レプリカRDエリアに被参照表,参照表,又は検査制約表が格納されている場合,レプリカRDエリア及び参照関係にある表を格納するRDエリアに検査保留状態の表がない状態でRDエリアを統合します。検査保留状態の表がある場合は,pdconstckで整合性チェックをして,検査保留状態を解除してください。
  5. 参照表又は検査制約表を格納しているRDエリアで,オリジナルRDエリアの表情報だけが検査保留状態の場合,RDエリアの統合によってRDエリアの表情報は非検査保留状態になりますが,ディクショナリ表中の検査保留状態は解除されません。ディクショナリ表の検査保留状態が解除されなかった場合は,pdconstckで整合性チェックをして,ディクショナリ表の検査保留状態を解除してください。
  6. インメモリRDエリアは統合できません。いったんインメモリ化を解除してからRDエリアを統合してください。