スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)

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7.13.4 注意事項

  1. RDエリアのレプリカ定義後,レプリカRDエリアはクローズ,コマンド閉塞状態となっています。レプリカRDエリアを使用するためには,閉塞解除,オープン状態にする必要があります。このとき,レプリカHiRDBファイルシステム領域が必要になるため,閉塞解除,オープン状態にする前に,レプリカHiRDBファイルシステム領域の実体を用意してください。
  2. RDエリアのレプリカ定義後,レプリカRDエリアのレプリカステータスは,サブRDエリアとなっています。カレントRDエリアにするためには,閉塞解除,オープン状態にしてから,pddbchgコマンドでカレントRDエリアに切り替えてください。
  3. RDエリアのレプリカ定義後は,pdcopyでマスタディレクトリ用RDエリア及びデータディクショナリ用RDエリアのバックアップを取得してください。
  4. RDエリアのレプリカ定義後,レプリカRDエリアの利用権限はニュートラル(ディクショナリ表SQL_RDAREA_PRIVILEGESにレプリカRDエリアのデータがない状態)となります。
  5. 改竄防止表が格納されているRDエリアの場合,そのRDエリアのレプリカ定義はできません。
  6. インメモリRDエリアのレプリカ定義は作成できません。いったんインメモリ化を解除してからRDエリアのレプリカ定義を作成してください。
  7. レプリカ定義をするオリジナルRDエリアに順序数生成子がある場合はエラーとなります。