スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(UNIX(R)用)
付録C.5 1サーバ当たりのUNTIL DISCONNECT指定の排他表とRDエリア数の総和(pd_lck_until_disconnect_cnt)の見積もり式
1サーバ当たりのUNTIL DISCONNECT指定排他の表とRDエリアの総和(pd_lck_until_disconnect_cnt)の見積もり式を次に示します。なお,計算式はサーバで異なります。
- 〈計算式〉
サーバの種類 |
計算式 |
シングルサーバ |
(a+b+c+d+o+p+q)×2+{2×(f+g+i+1)+(g×h)}×e |
ディクショナリサーバ |
(a+b+c+d)×2+{2×(f+g+i+1)+(g×h)}×e |
バックエンドサーバ |
(a+b+c+d+o+p+q+r+s)×2+{2×(f+g+i+1)+(g×h)}×e |
- a:同時実行するUNTIL DISCONNECT指定のLOCK TABLE文で指定する表の数
- b:同時実行するUNTIL DISCONNECT指定のLOCK TABLE文で指定する表を格納するRDエリア数
- c:1
- インナレプリカ構成管理数です。インナレプリカ機能を使用する場合に加算します。
- d:同時実行するUNTIL DISCONNECT指定のLOCK TABLE文で指定する表を格納するRDエリア数
- レプリカグループ構成管理数です。インナレプリカ機能を使用する場合に加算します。
- e:同時実行するユティリティの数
- f:同時実行するユティリティの処理対象表を格納するLOB用RDエリアの数
- g:同時実行するユティリティの処理対象インデクスを格納するRDエリアの数
- h:同時実行するユティリティの処理対象インデクスの数
- i:同時実行するユティリティの処理対象表を格納するRDエリアの数
- o:同時に使用するデータ用ローカルバッファが割り当てられた表の格納RDエリアの総数
- データ用ローカルバッファを使用する場合に加算します。
- p:同時に使用するインデクス用ローカルバッファが割り当てられたインデクスの格納RDエリアの総数
- インデクス用ローカルバッファを使用する場合に加算します。
- q:同時に使用するインデクス用ローカルバッファが割り当てられたインデクスの対象の表の総数
- インデクス用ローカルバッファを使用する場合に加算します。
- r:同時実行するIN EXCLUSIVE MODE指定のLOCK文で指定する共用表格納RDエリアの総数
- 共用RDエリアを使用する場合に加算します。
- s:同時実行するIN EXCLUSIVE MODE指定のLOCK文で指定する共用表に定義されているすべての共用インデクス格納RDエリアの総数
- 共用RDエリアを使用する場合に加算します。
- 注 ここでいうユティリティとは次に示すユティリティのことです。
- データベース作成ユティリティ
- データベース再編成ユティリティ
- 空きページ解放ユティリティ
- グローバルバッファ常駐化ユティリティ
- リバランスユティリティ(占有モード)
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