スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(UNIX(R)用)

[目次][索引][前へ][次へ]

付録A オペランドで指定する内容

HiRDBシステム定義で定義する内容,及びそれに対応するオペランド名を示します。なお,次に示す定義のオペランドはここには記載していません。

<この節の構成>
(1) システム構成に関するオペランド
(2) 同時実行最大数に関するオペランド
(3) プロセスに関するオペランド
(4) 作業表に関するオペランド
(5) HiRDBの開始方法に関するオペランド
(6) 縮退起動に関するオペランド
(7) HiRDBの処理方式に関するオペランド
(8) 全面回復処理に関するオペランド
(9) トランザクション決着処理に関するオペランド
(10) SQLの最適化に関するオペランド
(11) 拡張SQLエラー情報出力機能に関するオペランド
(12) SQL予約語削除機能に関するオペランド
(13) SQLからのコマンド実行に関するオペランド
(14) SQLSTATEの細分化に関するオペランド
(15) 絞込み検索に関するオペランド
(16) システム監視に関するオペランド
(17) 排他制御に関するオペランド
(18) バッファに関するオペランド
(19) 共用メモリに関するオペランド
(20) RDエリアに関するオペランド
(21) グローバルバッファに関するオペランド
(22) インメモリデータ処理に関するオペランド
(23) 表又はインデクスの予約数に関するオペランド
(24) 参照制約及び検査制約に関するオペランド
(25) HiRDBファイルシステム領域に関するオペランド
(26) システムログファイルに関するオペランド
(27) シンクポイントダンプファイルに関するオペランド
(28) ステータスファイルに関するオペランド
(29) メッセージログファイルに関するオペランド
(30) 統計情報に関するオペランド
(31) RPCトレース情報に関するオペランド
(32) トラブルシュート情報に関するオペランド
(33) バックエンドサーバ接続保持機能に関するオペランド
(34) 再編成時期予測機能に関するオペランド
(35) セキュリティに関するオペランド
(36) 系切り替え機能に関するオペランド
(37) HiRDB Datareplicatorに関するオペランド
(38) JP1との連携に関するオペランド
(39) ディレクトリサーバ連携機能に関するオペランド
(40) リアルタイムSANレプリケーションに関するオペランド
(41) インナレプリカ機能に関するオペランド
(42) HiRDB External Data Access機能に関するオペランド
(43) OLTPに関するオペランド
(44) 分散データベースに関するオペランド
(45) 日付・時刻に関するオペランド
(46) メッセージの出力抑止機能に関するオペランド
(47) HiRDBシステム定義ファイルの共用化に関するオペランド
(48) クライアントグループに関するオペランド
(49) プラグインに関するオペランド
(50) バージョンアップに関するオペランド
(51) 通信処理に関するオペランド
(52) Javaに関するオペランド
(53) 外部Cストアドルーチンに関するオペランド
(54) SQL実行時間警告出力機能に関するオペランド
(55) ローカルバッファに関するオペランド
(56) 文字コードに関するオペランド
(57) ワークファイル出力先ディレクトリの変更に関するオペランド

(1) システム構成に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
HiRDB識別子を指定します。 pd_system_id
HiRDBのポート番号を指定します。 pd_name_port
マスタディレクトリ用RDエリアの先頭のHiRDBファイル名を指定します。 pd_master_file_name
ユニットをホストに割り当てる指定をします。 pdunit
サーバをホストに割り当てる指定をします。 pdstart
ユニット識別子を指定します。 pd_unit_id
標準ホスト名を指定します。 pd_hostname

(2) 同時実行最大数に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
最大同時接続数を指定します。 pd_max_users
1ユニット内で同時に起動するサーバプロセス数の最大数を指定します。 pd_max_server_process
1トランザクションで同時にアクセスできる表数の最大数を指定します。 pd_max_access_tables
ユティリティの同時実行最大数を変更します。 pd_utl_exec_mode
pdreclaimコマンド(-pオプション)の最大同時実行数を指定します。 pd_max_commit_write_reclaim_no

(3) プロセスに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
バックエンドサーバ当たりの最大起動プロセス数を指定します。 pd_max_bes_process
ディクショナリサーバ当たりの最大起動プロセス数を指定します。 pd_max_dic_process
あらかじめサーバ開始時から起動しておく常駐プロセス数を指定します。 pd_process_count
HiRDBの非常駐サーバプロセスの停止処理を行う間隔を分単位で指定します。この機能は,稼働中のサーバプロセス数が常駐プロセス数(pd_process_countオペランドの値)より多くなった場合に適用されます。 pd_server_cleanup_interval
サーバプロセスが使用するメモリサイズの上限値を指定します。使用メモリサイズがここで指定した値を超えた場合,そのサーバプロセスを終了させます。 pd_svr_castoff_size
HiRDBのプロセスがアクセスするファイル及びパイプの最大数を指定します。 pd_max_open_fds
非同期READ機能を使用する場合に,非同期READ処理に必要なプロセス数を指定します。HiRDB/パラレルサーバの場合は,1サーバ(バックエンドサーバ又はディクショナリサーバ)当たりのプロセス数を指定します。 pd_max_ard_process
デファードライト処理の並列WRITE機能を使用する場合,並列処理するプロセス数を指定します。 pd_dfw_awt_process

(4) 作業表に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
SQL実行時に,一時的に情報を格納する作業表を作成する場合のバッファの確保方式を指定します。 pd_work_buff_mode
SQL実行時に使用する作業表用バッファ長を指定します。 pd_work_buff_size
作業表用バッファが不足したとき,増分する作業表用バッファの上限値を指定します。 pd_work_buff_expand_limit
作業表用ファイル用のHiRDBファイルシステム領域の名称を指定します。 pdwork

(5) HiRDBの開始方法に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
HiRDBの開始方法を指定します。 pd_mode_conf
pdstartコマンドの完了待ち時間を指定します。 pd_system_complete_wait_time
HiRDBの開始準備処理の最大待ち時間を指定します。 pd_start_time_out
HiRDBの再開始処理に失敗したときの異常終了回数の上限を指定します。 pd_term_watch_count

(6) 縮退起動に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
縮退起動をするかどうかを指定します。 pd_start_level
縮退起動開始の連絡待ち時間を設定します。 pd_reduced_check_time
HiRDBの開始時,障害などで開始しないユニットを指定します。 pd_start_skip_unit

(7) HiRDBの処理方式に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
データベースの更新内容をファイルに反映するタイミングを指定します。 pd_dbsync_point
次に示すRDエリアの更新内容をファイルに反映するタイミングを指定します。
  • マスタディレクトリ用RDエリア
  • データディレクトリ用RDエリア
  • データディクショナリ用RDエリア
  • データディクショナリLOB用RDエリア
  • レジストリ用RDエリア
  • レジストリLOB用RDエリア
pd_system_dbsync_point
シンクポイント取得処理中に更新バッファに対して参照要求が発生した場合,その更新バッファの内容をデータベースに書き込む処理は,参照要求をしたトランザクションを実行するサーバプロセスが代行します。この代行処理をスキップするかどうかを指定します。 pd_dbsync_altwrite_skip
演算中のエラー抑止をするかどうかを指定します。 pd_overflow_suppress
HiRDBのプロセスが異常終了したときに後処理をする後処理プロセスをHiRDBの開始時に起動しておくかどうかを指定します。 pd_process_terminator
HiRDBの開始時に起動する後処理プロセスの数を指定します。 pd_process_terminator_max
空白変換機能を使用する場合の空白変換レベルを指定します。 pd_space_level
DECIMAL型の符号正規化機能を使用するかどうかを指定します。 pd_dec_sign_normalize
演算結果が29けた以下のDECIMAL型となるとき,演算結果の精度の最大値を指定します。 pd_sql_dec_op_maxprec
UAPの多重実行時にHiRDBサーバプロセスで処理が競合すると,処理要求を一時的にキューイングすることがあります。このときのHiRDBの処理方式を指定します。 pd_server_entry_queue
スレッド間のロック獲得処理などで使用するスリープ(一定時間処理を待つこと)関数の種類を指定します。 pd_thdlock_sleep_func
スレッド間ロックの解放通知方式を指定します。 pd_thdlock_wakeup_lock
スレッド間ロックの解放調査を行う間隔をマイクロ秒単位で指定します。 pd_thdlock_pipe_retry_interval
スレッド間ロックのスリープ時間をマイクロ秒単位で指定します。 pd_thdlock_retry_time
スレッド間スピンロックのスピン回数を指定します。 pd_thdspnlk_spn_count
データベース検索時のページアクセス方式を指定します。 pd_pageaccess_mode
RDエリアの閉塞状態のチェック方式を指定します。 pd_cmdhold_precheck
RDエリア(マスタディレクトリ用RDエリアを除く)の入出力エラーが発生したときのHiRDBの処理を指定します。 pd_db_io_error_action
CONNECT失敗時にエラーの要因を隠すかどうかを指定します。 pd_connect_errmsg_hide
受信用ポートの生成時,ループバックアドレスでbind()するかどうかを指定します。 pd_rpc_bind_loopback_address
サーバプロセスの強制終了が発生した場合に,出力されるエラーメッセージを変更するかどうかを指定します。 pd_cancel_down_msgchange

(8) 全面回復処理に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
全面回復処理をするときの回復処理プロセス(REDOプロセス)数を指定します。HiRDB/パラレルサーバの場合は,1サーバ(ディクショナリサーバ又はバックエンドサーバ)当たりの回復処理プロセス(REDOプロセス)数になります。 pd_max_recover_process
全面回復処理で,シンクポイント以降に更新されたページをすべてデータベースに書き出すかを指定します。 pd_redo_allpage_put

(9) トランザクション決着処理に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
トランザクションがCOMMIT一相目未完了状態でユニットが異常終了した場合,ユニットの再開始時にこのトランザクションからブランチした未決着状態のトランザクションを自動決着するかどうかを指定します。 pd_trn_rerun_branch_auto_decide
ブランチしたトランザクションに自動決着指示を送信した場合,送信が何らかの原因で失敗したときに決着指示を再送するまでの時間を秒単位で指定します。 pd_trn_send_decision_intval_sec
ブランチしたトランザクションに自動決着指示を送信した場合,送信が何らかの原因で失敗したときに決着指示を再送するまでの時間を分単位で指定します。 pd_trn_send_decision_interval
ブランチしたトランザクションに自動決着指示を送信してから,決着完了の連絡が戻ってくるまでの待ち時間を指定します。 pd_trn_send_decision_retry_time
HiRDBサーバプロセス上で実行されるトランザクションの同期点処理で,トランザクションブランチ間で行う通信(プリペア,コミット指示,又は応答など)の受信待ち時間の最大値を指定します。 pd_trn_watch_time
HiRDB/パラレルサーバのコミットメント制御で一相コミットを使用するかどうかを指定します。 pd_trn_commit_optimize

(10) SQLの最適化に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
SQL最適化オプションを指定します。 pd_optimize_level
SQL拡張最適化オプションを指定します。 pd_additional_optimize_level
SQL拡張最適化オプションで「ハッシュジョイン,副問合せのハッシュ実行」を適用した場合のハッシング方式を指定します。 pd_hashjoin_hashing_mode
SQL拡張最適化オプションで「ハッシュジョイン,副問合せのハッシュ実行」を適用した場合のハッシュ表サイズを指定します。 pd_hash_table_size
作業表を使用するSQLを実行する場合,次に示すHiRDBの処理方式を指定します。
  • ANDの複数インデクス利用時の排他取得方式
  • 作業表用バッファ長の自動増分時のメッセージ出力
pd_work_table_option
バックエンドサーバの中からフロータブルサーバとして使用するサーバを指定ます。 pd_floatable_bes
バックエンドサーバをフロータブルサーバとして使用しないことを指定します。 pd_non_floatable_bes

(11) 拡張SQLエラー情報出力機能に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
拡張SQLエラー情報出力機能を使用するかどうかを指定します。 pd_uap_exerror_log_use
SQLエラーレポートファイルの格納ディレクトリを指定します。 pd_uap_exerror_log_dir
SQLエラーレポートファイルの最大サイズを指定します。 pd_uap_exerror_log_size
エラーログファイル及びSQLエラーレポートファイルに出力するパラメタ情報の最大データ長を指定します。 pd_uap_exerror_log_param_size

(12) SQL予約語削除機能に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
SQL予約語削除機能を使用する場合,SQL予約語削除ファイルの名称を指定します。 pd_delete_reserved_word_file

(13) SQLからのコマンド実行に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
SQLのCALL COMMAND文でコマンド及びユティリティを実行できる認可識別子を指定します。 pd_sql_command_exec_users

(14) SQLSTATEの細分化に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
SQLSTATEの値を詳細に出力するかどうかを指定します。 pd_standard_sqlstate

(15) 絞込み検索に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
同時にリストを所有できるユーザの最大数を指定します。 pd_max_list_users
1ユーザ当たりのリスト作成数を指定します。 pd_max_list_count
リストの初期化(削除)時期を指定します。通常,HiRDBを開始(再開始を含む)するときにリストが初期化されます。このオペランドでリストの初期化時期を変更できます。 pd_list_initialize_timing
インデクスを用いた検索で,IN述語及び限定述語(=ANY(表副問合せ),=SOME(表副問合せ))を指定する場合,サーチ条件ATS又はRANGESを適用する絞り込み値の組み合わせ個数の上限を指定します。 pd_apply_search_ats_num

(16) システム監視に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
次に示すユティリティの実行時間を監視する場合,その監視時間を分単位で指定します。
  • データベース作成ユティリティ(pdloadコマンド)
  • データベース再編成ユティリティ(pdrorgコマンド)
このオペランドで指定した監視時間を超えてもユティリティが終了しない場合,実行中のユティリティを強制終了して,無応答原因を調査するための障害情報を出力します。
pd_utl_exec_time
HiRDBサーバプロセス上で実行されるSQLの最大実行時間を指定します。このオペランドで指定した時間を過ぎてもSQLの実行が完了しない場合は,そのSQLの実行を中断することがあります。 pd_watch_time
メッセージキュー中のメッセージが,このオペランドに指定した時間を過ぎても取り出されない場合,警告メッセージ(KFPS00888-W又はKFPS00889-E)を出力します(メッセージキュー監視機能)。 pd_queue_watch_time
pd_queue_watch_timeオペランドの値以上の時間,メッセージキューからメッセ−ジが取り出されない場合のHiRDBの処理を指定します。 pd_queue_watch_timeover_action
サーバプロセスの異常終了回数がこのオペランドに指定した値を超えた場合,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合は該当するユニット)を異常終了させます(プロセスの異常終了回数監視機能)。 pd_down_watch_proc
ほかのホストの稼働状況を監視するために問い合わせをする時間間隔を指定します。 pd_host_watch_interval
Windows対応のHiRDBクライアントからの要求に対する応答をサーバが返してから,次にHiRDBクライアントからの要求があるまでの,サーバ側の最大待ち時間を指定します。 pd_watch_pc_client_time
シンクポイントダンプの有効化処理が連続してスキップされるとき,そのスキップ回数(1トランザクション中のスキップ回数)の上限値を指定します。 pd_spd_syncpoint_skip_limit
デファードライト処理によってシンクポイントダンプの取得が遅れ,シンクポイントダンプの有効化処理がスキップされるとき,そのスキップ回数(1トランザクション中のスキップ回数)の上限値を指定します。 pd_dfw_syncpoint_skip_limit
リソースの使用率に関する警告メッセージを出力するかどうかを指定します。 pd_watch_resource
pd_max_usersオペランドで指定した最大同時接続数に対する警告メッセージを出力するかどうかを指定します。 pd_max_users_wrn_pnt
pd_max_access_tablesオペランドで指定した同時アクセス可能実表数に対する警告メッセージを出力するかどうかを指定します。 pd_max_access_tables_wrn_pnt
pd_max_rdarea_noオペランドで指定したRDエリアの最大数に対する警告メッセージを出力するかどうかを指定します。 pd_max_rdarea_no_wrn_pnt
pd_max_file_noオペランドで指定したRDエリアを構成するHiRDBファイルの最大数に対する警告メッセージを出力するかどうかを指定します。 pd_max_file_no_wrn_pnt
pdworkオペランドで指定した作業表用ファイル用のHiRDBファイルシステム領域の使用率に対する警告メッセージを出力するかどうかを指定します。 pdwork_wrn_pnt
pd_max_list_usersオペランドで指定したリスト作成ユーザ数に対する警告メッセージを出力するかどうかを指定します。 pd_max_list_users_wrn_pnt
pd_max_list_countオペランドで指定した1ユーザ当たりのリスト作成数に対する警告メッセージを出力するかどうかを指定します。 pd_max_list_count_wrn_pnt
サーバ内のリスト作成数に対する警告メッセージを出力するかどうかを指定します。 pd_rdarea_list_no_wrn_pnt

(17) 排他制御に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
デッドロック情報を出力するかどうかを指定します。 pd_lck_deadlock_info
排他要求が待ち状態になってから解除されるまでの待ち時間を指定します。 pd_lck_wait_timeout
HiRDBが排他の解除を検知する方法を指定します。 pd_lck_release_detect
HiRDBが排他管理用領域を参照するとき,そのインターバル時間を指定します。 pd_lck_release_detect_interval
pd_lck_release_detect_intervalオペランドで指定した排他解除検知インターバル時間の単位をミリ秒からマイクロ秒に変更します。 pd_lck_release_interval_unit
WITHOUT LOCK NOWAIT指定の検索を実行したときの処理方式を指定します。 pd_nowait_scan_option
排他待ちユーザ数警告メッセージの出力契機を指定します。 pd_lck_queue_limit
デッドロックの優先順位を制御するかどうかを指定します。 pd_deadlock_priority_use
コマンドのデッドロックプライオリティ値を指定します。 pd_command_deadlock_priority
インデクスキー値の排他資源の作成方法を指定します。 pd_key_resource_type
サーバ当たりの排他制御用プールの大きさを指定します。 pd_lck_pool_size
フロントエンドサーバの排他制御用プールの大きさを指定します。 pd_fes_lck_pool_size
排他制御の分散をする場合,サーバ当たりの排他制御用プールの分割数を指定します。 pd_lck_pool_partition
排他制御の分散をする場合,フロントエンドサーバの排他制御用プールの分割数を指定します。 pd_fes_lck_pool_partition
トランザクションを越えて保持する表,RDエリア,インナレプリカ構成管理,及びレプリカグループ構成管理の排他資源数を指定します。 pd_lck_until_disconnect_cnt
UNTIL DISCONNECT指定のLOCK文を実行しない表に対してホールダブルカーソルを使用する場合に,そのホールダブルカーソルのトランザクション当たりの最大同時オープン数を指定します。 pd_max_open_holdable_cursors
排他制御用プールで使用するハッシュテーブルのエントリ数を指定します。 pd_lck_hash_entry
B-treeインデクスの排他制御方式を指定します(インデクスキー値無排他を実施するかどうかを指定します)。 pd_indexlock_mode
コミットしていない削除データの排他待ち制御方式を指定します。 pd_lock_uncommited_delete_data
デッドロックの発生を監視するかどうかを指定します。 pd_lck_deadlock_check
デッドロックの発生を監視する間隔を指定します。 pd_lck_deadlock_check_interval
シンクポイント時に発生するグローバルバッファへの排他を解除する間隔を指定します。 pd_dbsync_lck_release_count

(18) バッファに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
SQLオブジェクトを置くバッファの大きさを指定します。 pd_sql_object_cache_size
表定義情報用バッファ,ビュー解析情報用バッファ,ユーザ定義型情報用バッファ,及びルーチン定義情報用バッファの管理領域をHiRDB開始時に一括して確保するか,又はトランザクション開始時に確保するかを指定します。 pd_def_buf_control_area_assign
1スレッドが使用するスタックサイズの最大値を指定します。 pd_thread_max_stack_size
表定義情報を置くバッファの大きさを指定します。 pd_table_def_cache_size
ユーザ権限情報を置くバッファの大きさを指定します。 pd_auth_cache_size
ビュー解析情報を置くバッファの大きさを指定します。 pd_view_def_cache_size
表別名定義情報を置くバッファの大きさを指定します。 pd_alias_cache_size
ユーザ定義型情報を置くバッファの大きさを指定します。 pd_type_def_cache_size
ルーチン定義情報を置くバッファの大きさを指定します。 pd_routine_def_cache_size
レジストリ情報を置くバッファの大きさを指定します。 pd_registry_cache_size

(19) 共用メモリに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
HiRDBが使用する共用メモリを固定するかどうかを指定します。 pd_shmpool_attribute
グローバルバッファが使用する共用メモリを実メモリ上に固定するかどうかを指定します。 pd_dbbuff_attribute
シングルサーバが使用する共用メモリの大きさを指定します。 pd_sds_shmpool_size
ディクショナリサーバが使用する共用メモリの大きさを指定します。 pd_dic_shmpool_size
バックエンドサーバが使用する共用メモリの大きさを指定します。 pd_bes_shmpool_size
グローバルバッファ用の共用メモリセグメントの大きさの上限値を指定します。 SHMMAX

(20) RDエリアに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
RDエリアの最大数を指定します。 pd_max_rdarea_no
RDエリアを構成するHiRDBファイルの最大数を指定します。 pd_max_file_no
RDエリアのセグメント使用率通知メッセージ(KFPH00211-I,又はKFPA12300-I),又は増分するHiRDBファイルの領域使用率通知メッセージ(KFPH22037-W)の出力契機を指定します。 pd_rdarea_warning_point
RDエリアのセグメント使用率通知メッセージ(KFPH00211-I,又はKFPA12300-I)を出力するかどうかを指定します。 pd_rdarea_warning_point_msgout
RDエリアの自動増分機能を適用している場合,増分領域を初期化するか否かを指定します。 pd_rdarea_expand_format
RDエリアの自動増分機能を適用している場合,自動的にRDエリアの容量を拡張する自動増分契機を指定します。 pd_rdarea_extension_timing
RDエリアのオープン属性のDEFER属性,又はSCHEDULE属性を使用するかどうかを指定します。 pd_rdarea_open_attribute
_use
RDエリアのオープン契機の標準値を指定します。 pd_rdarea_open_attribute
共用RDエリアを使用するかどうかを指定します。 pd_shared_rdarea_use
RDエリアへのアクセス時にファイルアクセスエラーが発生した場合の動作を指定します。 pd_db_access_error_action

(21) グローバルバッファに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
グローバルバッファのLRU管理方式を指定します。 pd_dbbuff_lru_option
UAPがアクセスするバイナリデータに対してグローバルバッファのLRU管理を行うかどうかを指定します。 pd_dbbuff_binary_data_lru
グローバルバッファを動的変更するかどうかを指定します。 pd_dbbuff_modify
グローバルバッファの排他解除の検知方式を指定します。 pd_dbbuff_lock_release_detect
グローバルバッファの排他獲得待ち処理中のスピン回数を指定します。 pd_dbbuff_lock_spn_count
グローバルバッファの排他獲得待ち処理中のインターバル時間を指定します。 pd_dbbuff_lock_interval
グローバルバッファの占有状態の調査する間隔を指定します。 pd_dbbuff_wait_interval
pd_dbbuff_lock_intervalオペランドで指定した排他獲得待ち処理中のインターバル時間,及びpd_dbbuff_wait_intervalオペランドで指定したグローバルバッファの占有状態の調査間隔の単位をミリ秒からマイクロ秒に変更します。 pd_dbbuff_interval_unit
グローバルバッファの占有状態調査のスピンループ回数上限値を指定します。 pd_dbbuff_wait_spn_count
デファードライトトリガのトリガ契機を更新バッファ比率で指定します。 pd_dbbuff_rate_updpage
DBバッファ制御情報トレースの取得レベルを指定します pd_dbbuff_trace_level
グローバルバッファに割り当てるRDエリアを定義します。 pdbuffer
動的追加用グローバルバッファ数の上限値を指定します。 pd_max_add_dbbuff_no
動的追加用共用メモリセグメント数の上限値を指定します。 pd_max_add_dbbuff_shm_no

(22) インメモリデータ処理に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
インメモリRDエリアの最大数を指定します。 pd_max_resident_rdarea_no
インメモリデータバッファが使用する共用メモリセグメントの最大数を指定します。 pd_max_resident_rdarea_shm_no

(23) 表又はインデクスの予約数に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
表予約数の最低保証値を指定します。 pd_assurance_table_no
インデクス予約数の最低保証値を指定します。 pd_assurance_index_no

(24) 参照制約及び検査制約に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
参照制約及び検査制約で,制約名の定義を制約定義の前後どちらにするかを指定します。 pd_constraint_name
参照制約及び検査制約使用時に指定します。 pd_check_pending

(25) HiRDBファイルシステム領域に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
ラージファイルを使用するかどうかを指定します。 pd_large_file_use

(26) システムログファイルに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
システムログファイルを二重化するかどうかを指定します。 pd_log_dual
システムログの並列出力機能を使用するかどうかを指定します。 pd_log_dual_write_method
システムログファイルの空き率が警告値未満になったときのHiRDBの処理方式を指定します(システムログファイルの空き容量監視機能)。 pd_log_remain_space_check
システムログの自動ログアンロード機能を使用する場合に,アンロードログファイルの出力先ディレクトリ名又は出力先HiRDBファイルシステム領域名を絶対パス名で指定します。 pd_log_auto_unload_path
システムログファイルの片系運転をするかどうかを指定します。 pd_log_singleoperation
オープンされたファイルがすべてスワップできない状態の場合,予約ファイルを使用するかどうかを指定します。 pd_log_rerun_reserved_file
_open
再開始時にシステムログファイルをスワップするかどうかを指定します。 pd_log_rerun_swap
システムログファイルのスワップが完了するまでの待ち時間を指定します。 pd_log_swap_timeout
システムログファイルをスワップ先にできる状態にする条件から,アンロード済み状態であることを除くかどうかを指定します。アンロード済み状態であることを除くと,データベースの回復にシステムログを使用しないときの運用となります。 pd_log_unload_check
システムログの入出力に使用するバッファの大きさを指定します。 pd_log_max_data_size
システムログの出力に使用するバッファの面数を指定します。 pd_log_write_buff_count
システムログファイルのレコード長を指定します。 pd_log_rec_leng
ロールバック用ログ入力バッファ面数を指定します。 pd_log_rollback_buff_count
一つのシステムログファイルが拡張契機1回当たりに拡張するサイズ,及び拡張できるファイルサイズの上限を指定します。 pd_log_auto_expand_size
システムログファイルを構成するファイルグループの名称を指定します。 pdlogadfg -d sys
ファイルグループに割り当てるシステムログファイルの名称を指定します。 pdlogadpf -d sys

(27) シンクポイントダンプファイルに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
シンクポイントダンプファイルを二重化するかどうかを指定します。 pd_spd_dual
シンクポイントダンプが有効化されたときにメッセージを出力するかどうかを指定します。 pd_spd_assurance_msg
有効保証世代数を指定します。 pd_spd_assurance_count
縮退運転機能を使用するかどうかを指定します。 pd_spd_reduced_mode
予約ファイルを自動的にオープンするかどうかを指定します。 pd_spd_reserved_file_auto
_open
シンクポイントダンプの入出力に使用するバッファの大きさを指定します。 pd_spd_max_data_size
シンクポイントダンプを取得する間隔を指定します。 pd_log_sdinterval
シンクポイントダンプファイルを構成するグループ名を指定します。 pdlogadfg -d spd
ファイルグループに割り当てるシンクポイントダンプファイルを指定します。 pdlogadpf -d spd
副シンクポイントダンプファイルを構成するグループ名を指定します。 pdlogadfg -d ssp
ファイルグループに割り当てる副シンクポイントダンプファイルを指定します。 pdlogadpf -d ssp

(28) ステータスファイルに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
ユニット用ステータスファイル名を指定します。 pd_syssts_file_name_1〜7
ユニット用副ステータスファイル名を指定します。 pd_syssts_subfile_name_1〜7
ユニット開始時にステータスファイルに障害がある場合の処置を指定します。 pd_syssts_initial_error
ユニット用ステータスファイルの片系運転をするかどうかを指定します。 pd_syssts_singleoperation
現用として使用するユニット用ステータスファイル名を指定します。 pd_syssts_last_active_file
再開始時に,前回の稼働時に正常だったユニット用ステータスファイルの系を指定します。 pd_syssts_last_active_side
現用として使用するユニット用副ステータスファイル名を指定します。 pd_syssts_last_active_subfile
再開始時に,前回の稼働時に正常だったユニット用副ステータスファイルの系を指定します。 pd_syssts_last_active_side_sub
サーバ用ステータスファイル名を指定します。 pd_sts_file_name_1〜7
サーバ用副ステータスファイル名を指定します。 pd_sts_subfile_name_1〜7
サーバ開始時にステータスファイルの障害がある場合の処置を指定します。 pd_sts_initial_error
サーバ用ステータスファイルの片系運転をするかどうかを指定します。 pd_sts_singleoperation
現用として使用するサーバ用ステータスファイル名を指定します。 pd_sts_last_active_file
再開始時に,前回の稼働時の正常だったサーバ用ステータスファイルの系を指定します。 pd_sts_last_active_side
現用として使用するサーバ用副ステータスファイル名を指定します。 pd_sts_last_active_subfile
再開始時に,前回の稼働時の正常だったサーバ用副ステータスファイルの系を指定します。 pd_sts_last_active_side_sub

(29) メッセージログファイルに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
メッセージログの出力先ユニットを指定します。 pd_mlg_msg_log_unit
メッセージログファイルの最大容量を指定します。 pd_mlg_file_size

(30) 統計情報に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
HiRDBの開始時から統計情報を取得するかどうかを指定します。 pd_statistics
統計ログファイルの最大容量を指定します。 pd_stj_file_size
統計ログバッファの大きさを指定します。 pd_stj_buff_size
HiRDBの開始時から統計情報を取得する場合に指定します。 pdstbegin
HiRDBの開始時からCONNECT及びDISCONNECTに関する履歴情報を取得する場合に指定します。 pdhibegin

(31) RPCトレース情報に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
RPCトレース情報を取得するかどうかを指定します。 pd_rpc_trace
RPCトレース情報を取得するファイル名を指定します。 pd_rpc_trace_name
RPCトレース情報を取得するファイルの容量を指定します。 pd_rpc_trace_size

(32) トラブルシュート情報に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
トラブルシュート情報を出力するかどうかを指定します。 pd_cancel_dump
トランザクションの実行中にクライアントの最大待ち時間(クライアント環境定義のPDCWAITTIMEオペランドの値)を超えた場合にトラブルシュート情報を出力するかどうかを指定します。 pd_client_waittime_over_abort
トランザクションの実行中にクライアントの最大待ち時間(クライアント環境定義のPDCWAITTIMEオペランドの値)を超えた場合に出力される共用メモリダンプの出力対象ユニットを制限するかどうかを指定します。 pd_clt_waittime_over_dump_level
トラブルシュート情報の再出力を抑止する時間を指定します。 pd_dump_suppress_watch_time
HiRDBプロセスの異常終了,又はHiRDB(ユニット)が異常終了したときに取得するトラブルシュート情報中に,ネットワーク情報を取得するかどうかを指定します。 pd_debug_info_netstat
HiRDBが出力したトラブルシュート情報ファイル($PDDIR/spool下のファイル),及び作業用一時ファイル($PDDIR/tmp下のファイル)の削除間隔を指定します。 pd_spool_cleanup_interval
pd_spool_cleanup_intervalオペランドの削除対象となるファイルを指定します。 pd_spool_cleanup_interval_level
HiRDBが出力したトラブルシュート情報ファイル($PDDIR/spool下のファイル)をHiRDB開始時に削除するかどうかを指定します。 pd_spool_cleanup
pd_spool_cleanupオペランドの削除対象となるトラブルシュート情報ファイルを指定します。 pd_spool_cleanup_level
モジュールトレース格納最大数を指定します。 pd_module_trace_max
モジュールトレース出力時刻取得方法を指定します。 pd_module_trace_timer_level
通信トレース格納最大数を指定します。 pd_pth_trace_max

(33) バックエンドサーバ接続保持機能に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
バックエンドサーバ接続保持機能を使用するかどうかを指定します。 pd_bes_connection_hold
バックエンドサーバ接続保持時間を指定します。 pd_bes_conn_hold_trn_interval

(34) 再編成時期予測機能に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
再編成時期予測機能を使用するかどうかを指定します。 pd_rorg_predict

(35) セキュリティに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)の開始時から監査証跡を取得するかどうかを指定します。 pd_audit
監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域名を絶対パス名で指定します。 pd_aud_file_name
1監査証跡ファイルの最大容量をメガバイト単位で指定します。 pd_aud_max_generation_size
監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域内に作成する監査証跡ファイルの最大数(世代数)を指定します。 pd_aud_max_generation_num
スワップ先にできる監査証跡ファイルがない場合のHiRDBの処理方式を指定します。 pd_aud_no_standby_file_opr
監査証跡を非同期に出力する場合に使用するバッファ長をバイト単位で指定します。 pd_aud_async_buff_size
監査証跡を非同期に出力する場合に使用するバッファの面数を指定します。 pd_aud_async_buff_count
監査証跡を非同期に出力する場合に使用するバッファがすべて使用されているとき,未使用のバッファが確保できるまでバッファを監視する処理のリトライ間隔を指定します。 pd_aud_async_buff_retry_intvl
セキュリティ監査機能を使用する場合に監査証跡に出力するSQL文のサイズをバイト単位で指定します。 pd_aud_sql_source_size
セキュリティ監査機能を使用する場合に監査証跡に出力するSQLデータのサイズをバイト単位で指定します。 pd_aud_sql_data_size
スワップ先にできない監査証跡ファイル数が警告値以上になったとき,警告メッセージを出力します。このオペランドには警告値を,pd_aud_max_generation_numオペランドに指定した監査証跡ファイルの最大数に対する比率で指定します。 pd_aud_file_wrn_pnt
監査証跡表の自動データロード機能を使用するかどうかを指定します。 pd_aud_auto_loading
監査証跡表の自動データロード機能で動作させるデータベース作成ユティリティ(pdload)の環境情報を定義します。 pdaudload
セキュリティ監査機能の情報を置くバッファの大きさを指定します。 pd_audit_def_buffer_size
HiRDBサーバを構成するネットワークで使用している全ホスト名を指定します。 pd_security_host_group

(36) 系切り替え機能に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
系切り替え機能を使用するかどうかの指定をします。 pd_ha
系切り替え機能を使用する場合にIPアドレスを引き継ぐかどうかを指定します。 pd_ha_ipaddr_inherit
特定のユニットだけ系切り替えしない場合に指定します。 pd_ha_unit
HiRDBの再開始に失敗したときに実行するコマンドを絶対パス名で指定します。 pd_ha_restart_failure
系切り替え機能の運用をモニタモードで行うか,又はサーバモードで行うかを指定します。 pd_ha_acttype
ユーザサーバホットスタンバイを使用するかどうかを指定します。 pd_ha_server_process_standby
高速系切り替え機能,1:1スタンバイレス型系切り替え機能,又は影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用するかどうかを指定します。 pd_ha_agent
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合,ユニット内で同時に実行系として稼働できるゲストBES数の最大値を指定します。 pd_ha_max_act_guest_servers
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合,ユニット内の最大起動ユーザサーバプロセス数を指定します。 pd_ha_max_server_process
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合,ゲストBES受け入れ後のユニット内のホストBESとゲストBESの常駐プロセス数の合計値を指定します。 pd_ha_process_count
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合,ユニットを開始するときに,実行系サーバのリソースが活性化されるまでの最大待ち時間を指定します。 pd_ha_resource_act_wait_time
トランザクションキューイング機能を使用するかどうかを指定します。また,系の切り替え中に最大同時接続数(pd_max_usersオペランドの値)を超えた場合の処理を指定します。 pd_ha_transaction
トランザクションキューイング機能を使用する場合のトランザクションのキューイング待ち時間を指定します。 pd_ha_trn_queuing_wait_time
系切り替えが発生してから待機系ユニットが再開始するまでの間で,トランザクションの開始要求のリトライ処理時間の上限を指定します。 pd_ha_trn_restart_retry_time
系切り替え時のHiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)の内部停止処理がサーバ障害監視時間を超えた場合に,HiRDBの内部停止処理を待たないで系を切り替えるかどうかを指定します。 pd_ha_switch_timeout
サーバモードの系切り替え機能を使用する場合に,切り替え対象のすべてのサーバプロセスが終了するまで,系切り替え処理を待ち合わせるかどうかを指定します。 pd_ha_prc_cleanup_check
系切り替えをサーバモードで運用している場合,実行系での強制停止処理時にユニットが異常終了したときに系切り替えを抑止するかどうかを指定します。 pd_deter_restart_on_stop_fail
システムマネジャユニットの系が切り替わる時に,ほかのユニットの開始を待ち合わせるかどうか指定します。 pd_ha_mgr_rerun
HAグループを定義します。 pdhagroup
ユニットの識別子を指定します。 pdunit
HiRDBを構成するサーバをどのサーバマシンで実行するか,各サーバマシンをどのように使用するかを指定します。 pdstart
現用系の標準ホスト名を指定します。 pd_hostname

(37) HiRDB Datareplicatorに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
HiRDB Datareplicator連携機能をHiRDB開始時から使用するかどうかを指定します。 pd_rpl_init_start
HiRDB Datareplicator連携機能を使用する場合に,トランザクションを反映する単位を指定します。 pd_rpl_reflect_mode
HiRDB Datareplicator連携機能を使用しているときに,HiRDB Datareplicatorでのシステムログの抽出が完了していないため,すべてのシステムログファイルがスワップ先にできない状態でスワップ要求が発生した場合の処理方法を指定します。 pd_log_rpl_no_standby_file
_opr
HiRDB Datareplicator連携機能を使用する場合,抽出側HiRDB Datareplicator運用ディレクトリ名を指定します。 pd_rpl_hdepath
HiRDB Datareplicator連携機能を使用する場合の,抽出側HiRDBで実行する機能を指定します。 pd_rpl_func_control

(38) JP1との連携に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
HiRDBのイベントをJP1に登録するかどうかを指定します。 pd_jp1_use
JP1に通知するHiRDBのイベントの種類を指定します。 pd_jp1_event_level
JP1にメッセージ出力イベントを通知するかどうかを指定します。 pd_jp1_event_msg_out

(39) ディレクトリサーバ連携機能に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
ディレクトリサーバ連携機能を使用する場合に指定します。 pd_directory_server

(40) リアルタイムSANレプリケーションに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
リアルタイムSANレプリケーションを使用するかどうかを指定します。 pd_rise_use
リアルタイムSANレプリケーションの処理方式を選択します。 pd_rise_pairvolume_combination
リアルタイムSANレプリケーションの処理方式にハイブリッド方式を選択している場合,メインサイトとリモートサイト間で同期をとり,データの整合性を維持するかどうか指定します。 pd_rise_disaster_mode
リアルタイムSANレプリケーションの処理方式に全同期方式又はハイブリッド方式を選択している場合に,障害が発生して,リモートサイトにあるボリュームへデータの同期コピーに失敗した場合の動作を指定します。 pd_rise_fence_level
HiRDBが使用するペア論理ボリュームを定義したRAID Managerのインスタンス番号を設定します。 HORCMINST

(41) インナレプリカ機能に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
インナレプリカグループの最大数を指定します。 pd_inner_replica_control
インナレプリカ機能を使用するとき,UAPとコマンドを同時実行させるかどうかを指定します。 pd_inner_replica_lock_shift
LVM(論理ボリューム・マネジャ)のミラー機能を使用してレプリカRDエリアの運用をするかどうかを指定します。 pd_lv_mirror_use
追い付き反映処理をするときに使用するプロセス数を指定します。 pd_max_reflect_process_count
追い付き反映処理が完了したシステムログファイルの状態を変更するかどうかを指定します。 pd_log_org_reflected_logpoint
全システムログファイルがオンライン再編成上書き禁止状態の場合に,システムログファイルのスワップが発生したときのHiRDBの処理を指定します。 pd_log_org_no_standby_file_opr

(42) HiRDB External Data Access機能に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名又は定義名
接続する外部サーバの最大数を指定します。 pd_max_foreign_server
外部サーバのクライアントライブラリのパス名を指定します。 pd_foreign_server_libpath
Hub最適化情報定義を適用する外部サーバを指定します。 pdhubopt
HiRDB External Data Access機能の実行環境を定義します。 外部サーバ情報定義
入力された問合せの各構文を外部サーバで実行するかどうかを定義します。また,コスト式計算に必要なパラメタの値を定義します。 Hub最適化情報定義

(43) OLTPに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
OLTP環境下のUAPで,ホールダブルカーソル機能を使用するかどうかを指定します。 pd_oltp_holdcr

(44) 分散データベースに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
自ノードのRDノード名称を指定します。 pd_node_name

(45) 日付・時刻に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
うるう秒を使用するかどうかを指定します。 pd_leap_second
タイムゾーンを指定します。 TZ

(46) メッセージの出力抑止機能に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
HiRDBがsyslogfileに出力するメッセージに対して,出力,出力抑止の制御又は優先度の変更をします。 pdmlgput

(47) HiRDBシステム定義ファイルの共用化に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
HiRDBシステム定義ファイルの共用化をするとき,共用ディレクトリ名を指定します。 PDCONFPATH

(48) クライアントグループに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
クライアントグループの接続枠保証機能を使用する場合に,接続保証ユーザ数を指定します。 pdcltgrp

(49) プラグインに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
使用するプラグインの名称を指定します。 pdplugin
プラグインが使用する共用メモリの大きさを指定します。 pdplgprm
プラグインインデクスの遅延一括作成をするときに,インデクス情報ファイルを作成するディレクトリを指定します。 pd_plugin_ixmk_dir

(50) バージョンアップに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
HiRDBをバージョンアップするときに実行するpdvrupコマンドを自動起動するかどうかを指定します。 pd_auto_vrup
HiRDBシステム定義のオペランドの省略値をHiRDB Version 6以前のままにするかどうかを指定します。 pd_sysdef_default_option

(51) 通信処理に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
スケジューラプロセスのポート番号を指定します。 pd_service_port
ユニット間のシステムサーバと通信する場合のアドレス解決方法を指定します。 pd_name_fixed_port_lookup
pd_name_fixed_port_lookupオペランドにYを指定した場合に,スケジューラプロセスのポート番号を指定します。 pd_scd_port
pd_name_fixed_port_lookupオペランドにYを指定した場合に,トランザクションサーバプロセスのポート番号を指定します。 pd_trn_port
pd_name_fixed_port_lookupオペランドにYを指定した場合に,メッセージログサーバプロセスのポート番号を指定します。 pd_mlg_port
pd_name_fixed_port_lookupオペランドにYを指定した場合に,ユニット監視プロセスのポート番号を指定します。 pd_alv_port
HiRDBサーバからHiRDBクライアントへの通信時に使用するネットワークを指定します。 pd_change_clt_ipaddr
HiRDBが通信処理で使用するポート番号の範囲を指定します。 pd_registered_port
pd_registered_portオペランドで範囲指定したポート番号と/etc/servicesに登録されたポート番号との重複チェックをするかどうかを指定します。 pd_registered_port_check
HiRDB予約ポート機能の対象範囲を指定します。 pd_registered_port_level
プロセス間通信の送信リトライ処理の連続繰り返し回数を指定します。 pd_ipc_send_retrycount
プロセス間通信の送信リトライ処理のスリープ時間を指定します。 pd_ipc_send_retrysleeptime
サーバ間の送信処理が終了するまでの送信処理のリトライ回数を指定します。 pd_ipc_send_count
サーバ間の受信処理が終了するまでの受信処理のリトライ回数を指定します。 pd_ipc_recv_count
HiRDBサーバ間通信(ユニット間の通信)で,コネクション確立をノンブロックモードで行うかどうかを指定します。 pd_ipc_conn_nblock
HiRDBのサーバ間通信(ユニット間の通信)におけるノンブロックモードでのコネクション確立処理のリトライ時間と,コネクションの確立監視時間を指定します。 pd_ipc_conn_nblock_time
データ送信時に行うコネクション確立処理のリトライ間隔を指定します。 pd_ipc_conn_interval
データ送信時に行うコネクション確立処理のリトライ回数を指定します。 pd_ipc_conn_count
サーバのユニット間通信(TCP INETドメイン)で使用する送受信バッファの最大値を指定します。 pd_ipc_inet_bufsize
サーバのユニット内通信(TCP UNIXドメイン)で使用する送受信バッファの最大値を指定します。 pd_ipc_unix_bufsize
HiRDBサーバがあるホスト以外のホスト上から接続したHiRDBクライアントとの通信(TCP INETドメイン)で使用する送受信バッファの最大値を指定します。 pd_tcp_inet_bufsize
HiRDBサーバがあるホスト上から接続したHiRDB Version 4.0の04-02以前のHiRDBクライアントとの通信(TCP UNIXドメイン)で使用する送受信バッファの最大値を指定します。 pd_tcp_unix_bufsize
ユティリティのプロセスが使用する通信用バッファ1面のサイズを指定します。 pd_utl_buff_size
ユティリティがファイルに1回当たりにアクセスするときのデータサイズを指定します。 pd_utl_file_buff_size
HiRDBサーバ間で検索結果のデータ転送をする場合の通信用バッファ1面のサイズを指定します。 pd_sql_send_buff_size
AIX版の場合に,即時ACKを適用するかどうかを指定します。 pd_ipc_tcp_nodelayack
HiRDBクライアントとの通信で,コネクション確立をノンブロックモードで行うかどうかを指定します。 pd_ipc_clt_conn_nblock
HiRDBクライアントとの通信におけるノンブロックモードでのコネクションの確立監視時間を指定します。 pd_ipc_clt_conn_nblock_time

(52) Javaに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
Java仮想マシンの起動オプションを指定します。 pd_java_option
外部Javaルーチンが使用するスタック領域長を指定します。 pd_java_routine_stack_size
Javaストアドプロシジャ又はJavaストアドファンクションで使用するJARファイルを格納するディレクトリ名を指定します。 pd_java_archive_directory
Java仮想マシンが使用するクラスパスを指定します。 pd_java_classpath
Java Runtime Environmentのルートディレクトリを絶対パス名で指定します。 pd_java_runtimepath
Java仮想マシンのライブラリが格納されているディレクトリを,Java Runtime Environmentのルートディレクトリへの相対パス名で指定します。 pd_java_libpath
Java仮想マシンでの標準出力又は標準エラー出力の出力先をファイルにする場合,そのファイル名を指定します。 pd_java_stdout_file

(53) 外部Cストアドルーチンに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
外部Cストアドルーチンで使用するCライブラリファイルを格納するディレクトリを指定します。 pd_c_library_directory

(54) SQL実行時間警告出力機能に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
SQL実行時間警告情報を出力する条件を指定します。 pd_cwaittime_wrn_pnt
SQL実行時間警告情報ファイルの出力先ディレクトリを指定します。 pd_cwaittime_report_dir
SQL実行時間警告情報ファイルの最大容量を指定します。 pd_cwaittime_report_size

(55) ローカルバッファに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
ローカルバッファを使用してアクセスするRDエリア又はインデクスがほかのユーザに使用されている場合のUAPの動作を指定します。 pd_uap_wait
UAPが使用するローカルバッファを定義します。 pdlbuffer

(56) 文字コードに関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
1文字を表現する最大バイト数を指定します。 pd_substr_length

(57) ワークファイル出力先ディレクトリの変更に関するオペランド

オペランドの内容 オペランド名
HiRDBが出力するワークファイルの出力先ディレクトリ名を指定します。 pd_tmp_directory