スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(UNIX(R)用)

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11.2.5 システム監視に関するオペランド

14) PDCWAITTIME 〔HiRDB External Data Access Adapterで使用するHiRDBクライアントの最大待ち時間1〕〔,HiRDB External Data Access Adapterで使用するHiRDBクライアントの最大待ち時間2〕
このオペランドの機能は,クライアント環境定義のPDCWAITTIMEオペランドと同じです。PDCWAITTIMEオペランドについては,マニュアル「HiRDB Version 8 XDM/RD E2接続機能」を参照してください。
このオペランドに最大待ち時間1を指定しても無効になります。必ず最大待ち時間2だけを指定してください。このオペランドを省略した場合は,最大待ち時間2の省略値(600)が仮定されます。
HiRDB External Data Access Adapterで使用するHiRDBクライアントの最大待ち時間1:
〜〈符号あり整数〉((−65534〜0))《0》(単位:秒)
クライアント環境定義のPDCWAITTIMEオペランドの値に対して減らす秒数を指定します。HiRDB External Data Access Adapterで使用するHiRDBクライアントが,外部サーバに処理要求をしてから応答があるまでの最大待ち時間がこのオペランドの指定で決まります。
《オペランドの指定方法》
最大待ち時間は次のようになります。
最大待ち時間=クライアント環境定義のPDCWAITTIMEオペランドの値+このオペランドの値
例えば,クライアント環境定義のPDCWAITTIMEオペランドの値が100で,このオペランドに−10を指定した場合,最大待ち時間は100−10=90秒になります。
《オペランドの規則》
  • クライアント環境定義のPDCWAITTIMEオペランドに0を指定した場合,このオペランドの指定は無効になります。
  • クライアント環境定義のPDCWAITTIMEオペランドとこのオペランドとの合計値が正になるようにこのオペランドを指定してください。
  • クライアント環境定義のPDCWAITTIMEオペランドの値とこのオペランドで指定した値の合計が0以下になる場合,最大待ち時間には1が仮定されます。
HiRDB External Data Access Adapterで使用するHiRDBクライアントの最大待ち時間2:
〜<符号なし整数>((0〜65535))《600》(単位:秒)
HiRDB External Data Access Adapterで使用するHiRDBクライアントが,外部サーバ(XDM/RD E2)に処理要求をしてから応答があるまでの最大待ち時間を秒単位で指定します。最大待ち時間2に0を指定した場合,HiRDB External Data Access Adapterで使用するHiRDBクライアントは外部サーバからの応答があるまで待ち続けます。
《オペランドの指定方法》
最大待ち時間2を指定する場合はコンマの指定を忘れないでください。指定形式を次に示します。
PDCWAITTIME ,1200