スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(UNIX(R)用)

[目次][索引][前へ][次へ]

6.2.18 シンクポイントダンプファイルの構成に関するオペランド

64) pdlogadfg -d spd -g ファイルグループ名〔ONL〕
シンクポイントダンプファイルのファイルグループを指定します。このオペランドは省略できません。必ず指定してください。ここで指定したファイルグループに対して,pdlogadpfオペランドでシンクポイントダンプファイルを割り当てます。
必ずpdlogadfgオペランド,pdlogadpfオペランドの順で指定してください。この順で指定しないとエラーになります。
-g ファイルグループ名:〜<識別子>((1〜8文字))
ファイルグループ名を指定します。ファイルグループ名はサーバ内で一意になるようにしてください。
ONL:
このファイルグループをHiRDBの稼働時に使用できる状態(オープン状態)にする場合に指定します。ONLを指定したファイルグループは2〜30個指定できます。
《オペランドの規則》
このオペランドは2〜60個指定できます。

 

65) pdlogadpf -d spd -g ファイルグループ名 -a "シンクポイントダンプファイル名" 〔-b "シンクポイントダンプファイル名"〕
ファイルグループを構成するシンクポイントダンプファイルを指定します。このオペランドは省略できません。必ず指定してください。一つのファイルグループに対してこのオペランドを一つ指定します。
必ずpdlogadfgオペランド,pdlogadpfオペランドの順で指定してください。この順で指定しないとエラーになります。
-g ファイルグループ名:〜<識別子>((1〜8文字))
pdlogadfgオペランドで指定したファイルグループ名を指定します。ファイルグループ名はユニット内で一意になるようにしてください。
-a "シンクポイントダンプファイル名":〜<パス名>((167文字以内))
ファイルグループを構成するシンクポイントダンプファイルの名称を絶対パス名で指定します。pdloginitコマンドで初期設定したシンクポイントダンプファイルの名称を指定してください。なお,シンクポイントダンプファイル名はユニット内で一意になるようにしてください。
-b "シンクポイントダンプファイル名":〜<パス名>((167文字以内))
シンクポイントダンプファイルを二重化(pd_spd_dual = Yを指定)する場合に,B系のシンクポイントダンプファイル名を絶対パス名で指定します。pd_spd_dual = Yの指定がない場合は,シンクポイントダンプファイル名を指定しても無効になります。
pdloginitコマンドで初期設定したシンクポイントダンプファイルの名称を指定してください。なお,シンクポイントダンプファイル名はユニット内で一意になるようにしてください。

 

66) pdlogadfg -d ssp -g ファイルグループ名〔ONL〕
このオペランドは,ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用している場合に指定します。ログ適用サイトで使用する副シンクポイントダンプファイルのファイルグループを指定します。ここで指定したファイルグループに対して,pdlogadpfオペランドで副シンクポイントダンプファイルを割り当てます。
必ずpdlogadfgオペランド,pdlogadpfオペランドの順で指定してください。この順で指定しないとエラーになります。
-g ファイルグループ名:〜<識別子>((1〜8文字))
ファイルグループ名を指定します。対応する正シンクポイントダンプファイルのファイルグループ名と同じ名称にしてください。
ONL:
このファイルグループをHiRDBの稼働時に使用できる状態(オープン状態)にする場合に指定します。ONLを指定したファイルグループは2〜30個指定できます。
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用している場合,システムログ適用化後に初めてログ適用サイトとしてHiRDBを開始すると,業務サイトから引き継ぐ必要のあるファイルグループはONLの指定の有無に関係なく,シングルサーバの開始と同時に使用できるようになります。
《前提条件》
  • 前提プラットフォームについては,マニュアル「HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照してください。
  • pd_rise_useオペランドにYを指定し,かつpd_rise_pairvolume_combinationオペランドにsyssyncを指定している必要があります。
《オペランドの規則》
このオペランドは2〜60個指定できます。
《注意事項》
pdlogadfg -d spdオペランドで指定したすべてのファイルグループに対して,pdlogadfg -d sspオペランドを指定してください。

 

67) pdlogadpf -d ssp -g ファイルグループ名 -a "副シンクポイントダンプファイル名" 〔-b "副シンクポイントダンプファイル名"〕
ファイルグループを構成する副シンクポイントダンプファイルを指定します。一つのファイルグループに対してこのオペランドを一つ指定します。
必ずpdlogadfgオペランド,pdlogadpfオペランドの順で指定してください。この順で指定しないとエラーになります。
-g ファイルグループ名:〜<識別子>((1〜8文字))
pdlogadfgオペランドで指定したファイルグループ名を指定します。対応する正シンクポイントダンプファイルのファイルグループ名と同じ名称にしてください。
-a "副シンクポイントダンプファイル名":〜<パス名>((167文字以内))
ファイルグループを構成する副シンクポイントダンプファイルの名称を絶対パス名で指定します。システムログ適用化で作成した副シンクポイントダンプファイルの名称を指定してください。なお,副シンクポイントダンプファイル名はユニット内で一意になるようにしてください。
-b "副シンクポイントダンプファイル名":〜<パス名>((167文字以内))
副シンクポイントダンプファイルを二重化(pd_spd_dualオペランドにYを指定)する場合に,B系の副シンクポイントダンプファイル名を絶対パス名で指定します。pd_spd_dualオペランドにYを指定しない場合は,-bオプションに副シンクポイントダンプファイル名を指定しても無効になります。システムログ適用化で作成した副シンクポイントダンプファイルの名称を指定してください。なお,副シンクポイントダンプファイル名はユニット内で一意になるようにしてください。
《前提条件》
  • 前提プラットフォームについては,マニュアル「HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照してください。
  • pd_rise_useオペランドにYを指定し,かつpd_rise_pairvolume_combinationオペランドにsyssyncを指定している必要があります。
《注意事項》
pdlogadfg -d sspオペランドで指定したすべてのファイルグループに対して,pdlogadpf -d sspオペランドを指定してください。