スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(UNIX(R)用)
- 4) pd_term_watch_count = 連続異常終了回数の上限
- 〜<符号なし整数>((1〜3))
- HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)の再開始処理に失敗すると,HiRDBは異常終了し,再開始処理をリトライしようとします。このオペランドには,HiRDBの再開始処理に失敗したときの異常終了回数の上限を指定します。
- 再開始処理の失敗による異常終了回数(30分以内の異常終了回数)がこのオペランドの指定値に達した場合,KFPS00715-Eメッセージを出力して再開始処理のリトライを止めます。このとき,HiRDBはPAUSE状態になります。PAUSE状態になると,pdstartコマンドが実行できないため,HiRDBを再開始できません。
- PAUSE状態になっているかどうかは,pdls -d ustコマンドで確認できます。
- PAUSE状態を解除するには,KFPS00715-Eメッセージの付加情報に従って異常終了の原因を取り除いた後に,pdrpauseコマンドを実行してください。なお,HiRDB/パラレルサーバの場合は,PAUSE状態のユニットでpdrpauseコマンドを実行してください。
- 《指定値の目安》
- このオペランドに2又は3(デフォルト)を指定すると,HiRDBの再開始処理に失敗した場合,再開始処理をリトライします。例えば,3を指定した場合は,再開始処理を最大3回行います(再開始処理を最大2回リトライします)。
- このオペランドに1を指定すると,HiRDBの再開始処理に失敗した場合,再開始処理のリトライは行われません。再開始処理のリトライを行いたくない場合は,1を指定してください。
- 《注意事項》
- 系切り替え構成の場合,実行系と待機系の間で異常終了回数のカウントを引き継ぎません。
- 《オペランドの省略値》
- このオペランドを省略すると,システム共通定義の同じオペランドの指定値が有効となります。システム共通定義の同じオペランドも省略すると,3が仮定されます。
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