スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(UNIX(R)用)

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2.2.55 メッセージの出力抑止機能に関するオペランド

243) pdmlgput -s 出力有無
    {-c ALL | 〔-l メッセージの重要度〕 -m メッセージID〔,メッセージID〕…}
HiRDBがsyslogfileに出力するメッセージに対して,次に示す指定ができます。
  • 全メッセージを出力抑止する
  • 出力対象とするメッセージを指定する
  • 指定したメッセージの重要度表示を変更して出力する
-s 出力有無
メッセージの出力,又は出力抑止を指定します。
Y:メッセージを出力します。
N:メッセージの出力を抑止します。
syslogfileへのメッセージ出力抑止については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
-c ALL
このオプションは,HiRDBがsyslogfileに出力するすべてのメッセージを出力抑止する場合に指定します。
このオプションを指定する場合は,-sオプションにNを指定します。
-l メッセージの重要度
出力されるメッセージの変更後の重要度を指定します。
このオプションを指定する場合は,-sオプションにYを指定します。
E:エラーメッセージ
W:警告メッセージ
Q:応答待ちメッセージ
I:インフォメーションメッセージ
syslogfileに出力するメッセージの重要度の変更については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
-m メッセージID〔,メッセージID〕…
出力,又は出力抑止をするメッセージIDを指定します。ただし,メッセージIDのハイフン(-)以降の重要度は記述しません(KFPS01820-Eの場合にはKFPS01820を指定します)。
このオプションに,元からsyslogfileに出力されないメッセージIDを指定しても,指定しない場合と同じです。
《オペランドの規則》
  • このオペランドは,複数行指定できます。
  • ALL指定,及びメッセージID指定によって,同一メッセージに対する制御行が複数存在する場合は,後から指定した行が有効となります。
《ほかのオペランドとの関連》
  • pd_mlg_file_size:メッセージの出力抑止をする場合,メッセージログファイルの最大容量を指定します。
  • pd_mlg_msg_log_unit:メッセージを出力する場合,メッセージログの出力先(システムマネジャユニット,又はメッセージ出力元のユニット)を指定します。