スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(UNIX(R)用)

[目次][索引][前へ][次へ]

2.2.1 システム構成に関するオペランド

1) pd_system_id = HiRDB識別子
〜<識別子>((4文字))
HiRDBサーバの識別子を指定します。このオペランドは省略できません。必ず指定してください。
次に示す場合は,システム間でHiRDB識別子が一意になるようにしてください。
  • 複数のHiRDB/シングルサーバを使用している場合
  • ユティリティ専用ユニットを使用している場合
《注意事項》
一度設定したHiRDB識別子を変更するには,データベース初期設定ユティリティで再度システムを構築し直す必要があります。したがって,後で変更が発生するような名称は避けてください。

 

2) pd_name_port = HiRDBのポート番号
〜<符号なし整数>((5001〜65535))《20000》
HiRDBのポート番号を指定します。
《注意事項》
HiRDBのポート番号の指定方法,及びほかのポート番号との重複に関する注意事項については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。
《ほかのオペランドとの関連》
このオペランドは,pdunitオペランドの-pオプションと関連があります。

 

3) pd_master_file_name = "マスタディレクトリ用RDエリアの先頭のHiRDBファイル名称"
〜<パス名>((167文字以内))
マスタディレクトリ用RDエリアを構成する先頭のHiRDBファイル名称を,絶対パス名で指定します。このオペランドは省略できません。必ず指定してください。
《注意事項》
  • ユティリティ専用ユニットの場合は,このオペランドを指定しないでください。
  • 一度設定したマスタディレクトリ用RDエリアの先頭のHiRDBファイル名称を変更するには,データベース初期設定ユティリティで再度システムを構築し直す必要があります。したがって,後で変更が発生するような名称は避けてください。